
羅振玉自伝
集蓼編その他
羅振玉 著/深澤一幸 著
王国維の師・羅振玉は幅広い学殖を備え、晩年は日本が建国した満洲国の要職に就いた。特異で複雑な学者の唯一の自伝。中国と日本を行き来して、深く交流した記録三篇を付す。
羅振玉 著/深澤一幸 著
王国維の師・羅振玉は幅広い学殖を備え、晩年は日本が建国した満洲国の要職に就いた。特異で複雑な学者の唯一の自伝。中国と日本を行き来して、深く交流した記録三篇を付す。
ガイト・ガズダーノフ 著/望月恒子 訳
パリの亡命文壇でナボコフと並び称されるも、ソ連解体前後の再評価まで、長らく忘れられていた作家ガズダーノフの代表作二篇。20世紀を中心に、ロシア語で書かれた異形の作品を紹介するシリーズ〈ロシア語文学のミノタウロスたち〉第一巻。
細川重男 著
「鎌倉殿の13人」の 仁義なき 血みどろ抗争は終わっていなかった! 鎌倉幕府No.1北条氏とNo.2三浦氏で争われた宝治合戦(1247年)。北条氏が勝利し得宗独裁体制が確立される。鎌倉時代の大転換点となった戦いを解説編150頁&小説編200頁で徹底解説。
ザッハー・マゾッホ 著/許光俊 訳
保養地で出会った美しい女性ヴァンダと理想の男女関係を築こうとする夢見がちな青年ゼヴェリン。女王と奴隷の支配関係を望み、その残酷な振る舞いに身をゆだねていくが、嗜虐行為はだんだんとエスカレートしていき……。
L・ザッヘル=マゾッホ 著/種村季弘 訳
サディズムと並び称されるマゾヒズムの語源を生みだしたザッヘル=マゾッホの代表作。東欧カルパチアとフィレンツェを舞台に、毛皮の似合う美しい貴婦人と青年の苦悩の快楽を幻想的に描いた傑作長編。
チョン・セラン 著/すんみ 訳
やさしい心を持つハナは、つき合って11年になるキョンミンに振り回されてばかり。この夏休みだってハナを置いて、流星群を見にカナダへひとりで出かけてしまう。そしてカナダで隕石落下事故が起こり音信不通に。心配をよそに無事帰国したキョンミンだが、どうも様子がおかしい。いつもとは違ってハナを思いやり、言葉づかいだってやさしい。嫌いだったナスも食べている。ついには……口から青いビームを出しはじめて……。
ジーン・リース 著/西崎憲 編訳/安藤しを、磯田沙円子、樫尾千穂、加藤靖、小平慧、笹原桃子、沢山英理子、獅子麻衣子 訳
カリブ海生まれのジーン・リースは、ヨーロッパでは居場所を見出せない、疎外された人であった。しかも女性である。自身の波乱に富んだ人生を下敷きにした、モデル、老女、放浪者などの主人公たちは、困窮、飲酒、刑務所暮らし、戦争と数々の困難を生きる。だが彼女らはけっして下を向かない。慣習と怠惰と固定観念をあざ笑うように、したたかに生きる。
モラヴィア 著/関口英子 訳
官能的な寓話「薔薇とハナムグリ」、眠り続けるモグラの怪物の夢に操られる島民の混乱を描く「夢に生きる島」。ほかに「ワニ」「疫病」「蛸の言い分」など、シュールで風刺のきいた世界が堪能できる20世紀を代表する作家モラヴィアの傑作短篇15作。「読まねば恥辱」級の面白さ!
キム・エラン 著/古川綾子 訳
タクシー運転手のヨンデは、車内で、中国語のテープを聴いている。数ヶ国語を話せた、死んだ妻が吹き込んでくれたものだ。何をしても長続きせず、「家族の恥」と周囲に疎まれ、三十六歳で逃げるように上京した彼は、中国の地方から出稼ぎに来ていた親切な女ミンファと出会い、結婚し、貧しいながらも肩を寄せ合うように暮らしていた。だが、やがて彼女はがんを患って……
ジャネット・ウィンターソン 著/木原善彦 訳
1816年、レマン湖畔。バイロン卿の別荘では、5人の男女がそれぞれ怪奇譚を披露することになる。そこで子を亡くしたばかりのメアリー・シェリーは、生命の禁忌に触れる怪物を夢想しはじめた。いっぽう現代の英国。若きトランスジェンダーの医師ライ・シェリーは、人体冷凍保存施設で出会った気鋭の人工知能研究者ヴィクター・スタインと関係を持つ。しかし謎多き彼は、秘密裏に危うい研究を進めていて……。繰り返される人類の見果てぬ夢が叶う日はくるのか? 混沌と狂騒の時代におくる、最も危険なラブストーリー。