ぽんしゅ三昧?

「日本酒」と書けばよいのでしょうが、こういう場合、「本酒」「ぽん酒」「ポン酒」、どう表記したらそれっぽく見えるのでしょう? ちょっと悩んでしまいましたので、とりあえずタイトルは平仮名にしましたが……

まずはこの日本酒です。秋田の新政酒造の亜麻猫というお酒です。

まだいただいておりませんが、「新政」は先日の秋田旅行の折、宴会でいただき、とても美味しかったのを覚えております。で、別にあたしは猫好きではありませんが、面白いネーミングとラベルなので、このお酒をチョイスしてみた次第。

ところで、新政のお酒ってアマゾンでも帰るのですね。どういうルートで仕入れているのでしょうか?

続きましては、京都の招徳酒造の日本酒です。ここのお酒は既に何回も購入していますし、いくつも呑んでいますが、この季節ごとのボトルがかわいくて、このたび秋ボトルが発売になったので早速購入してみました。

こちらもまだいただいておりませんので、月の美しい夜に賞味したいと思っています。

そして、上の写真が四季のボトルです。左から冬、春、夏と来て、とうとう一番右の秋にたどりつきました(汗)。

招徳酒造は、この季節ボトルのお酒以外にもいろいろ出していますので、伏見の酒が好みの方は是非どうぞ。梅酒などもあります。

エディンバラ

新刊『ミス・ブロウディの青春』を読んでいます。同書は近々、河出書房新社から『ブロディ先生の青春』というタイトルで新訳も出るそうです。同時期に定評ある旧訳が復刊されたり、新訳が出版されたり、やはり名作なのでしょう。

 

そして名作だからこそ、過去に映画化もされたのだと思います。

この予告編を見ると、いま読んでいる小説の世界がよく描かれているなあと感じます。是非ともWOWOWかスカパー!のどこかのチャンネルで再放送してほしいものです。

ところで、作品の舞台となっているエディンバラ、スコットランドの都市であることは知識として知っていますが、どんな感じのところかまるで知りません。ググってみれば、情報は写真も含めいろいろ出てきますし、英語は苦手ですが、観光ガイドのサイトもたくさんありますので、なんとなく街の雰囲気はつかめるかな、という気がします。

しかし、やはり地図を描けないと、せっかくの作品も魅力が十分に味わえないのではないでしょうか? そこで自分なりに地図を作ってみました。今後も読み進めながら、上掲の地図に情報を加えていきたいと思います。

それにしても『死を忘れるな』では70歳以上の人しか出てこない作品を書いたかと思ったら、こんどはうら若き乙女たちの物語。スパークという作家はすごいものですね。

もはや動物パニックではない!

録っておいた『メガ・シャークVSメカ・シャーク』を視聴。

干ばつ対策として氷山の塊をエジプトのアレクサンドリア港へ向けて曳航中の貨物船。港を前にした地中海で氷山が溶けてきたのか亀裂が走り、なかなか閉じ込められていた巨大なサメが出現し、人びとを襲い始めます。そのあまりの巨大さと破壊力は、尾びれで叩いた貨物船だったか建物の一部が飛んでいって、スフィンクスの頭を壊してしまうほど。いや、このシーンは単なるギャグでしょう?

その後巨大ザメは地中海を荒らし回った後大西洋へ。世界中で海洋が封鎖され、世界経済にも深刻な影響が出ます。巨大ザメのジャンプ力は半端なものではなく、上空を飛ぶ飛行機も襲われるほどの跳躍。海だけではなく、空も飛行制限がされる始末。一刻も早くサメを退治しないと世界経済どころか人類の生活もめちゃめちゃになりそうな感じです。

さて、米軍も必死の戦いを試みるものの、と書きたいところですが、あまりにもあっさりやられてばかりで、いったい何をやっているのか。で、対抗策はサメ型巨大潜水艦で戦いを挑もうという作戦。蘇った巨大ザメは太古の時代に産卵場だった、現在のシドニーへ向かっているとわかり、そこで交尾する相手が見つからなければ凶暴化するという古生物(?)学者の説を利用し、サメ型潜水艦と闘わせようというもの。

なんでずーっと氷山にと事故られていたのに蘇ることができたのか、なんで米軍はサメ型の潜水艦なんかを開発していたのか、サメ型潜水艦が他の米軍の艦船に比べてそれほど高性能なのか、突っ込んだらきりがない映画です。更にはサメ型潜水艦に搭載される人工知能ネロとか、その潜水艦を操作する夫婦の愛情、その夫婦にはかつて幼い娘を病気で亡くしたという暗い過去があり、なんてB級なストーリーを織り込み、巨大サメ退治に向かっていきます。

シドニーの街は中途半端なパニックになります。途中、母親とはぐれた女の子を助けるのですが、この女の子がとにかく意味もわからず言うことを聞かずに勝手な行動を取ります。こんな娘、助ける必要があるのかと思えるほどです。あのシーン、何のためにあったのでしょうか?

さて最終的にメカシャーク(サメ型潜水艦)がどうやってメガシャークを倒すのか。サメは短波などを感知すると怒りモードになって襲ってくるという特性を生かし、メカシャークに搭載されている魚雷のそばで音波を出します。そこをめがけてメガシャークが襲ってきて、大きな口でがぶりと噛みつくと、そのまま魚雷が爆発し、メガ、メカ共に木っ端微塵。メガシャークの動きが速く、米軍のミサイルもメカシャークの魚雷もすべてよけられてしまったので、魚雷を撃つのではなく魚雷に噛みつかせて爆破するとは、ある意味、よく考えた退治法ですが……

それにしても、アメリカってあれほどすばらしい映画を作っているのに、その一方でこんな映画も作っているとは。懐の深さを感じます。

 

完売御礼!即増刷

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牽強付会、じゃないよね?

今日は9月11日。

そう、あの日です。

日本人には、その後に起こった「3.11」の方が衝撃が強く、同じ「11日」でも「9.11」は遠い過去のこと、歴史の彼方のような気がしないでもありません。

でも、たぶん国際的に見ると、やはり「9.11」の方が深刻な影響をその後の世界に及ぼしていると思われるので、その都度振り返るべき、省みるべき事件だと思います。そんな時に、まず読むべきはこちらではないでしょうか?

『倒壊する巨塔-アルカイダと「9・11」への道()』です。ビン・ラディンがどういう人物だったのか、その背景などが実に興味深く描かれています。

ただ、「9.11」だけを見ていてはいけないのでしょう。そこに至るまでの過程にも目を向けなければ、「非道なテロとそれに立ち向かう正義の国・アメリカ」という一面的な図式に陥ってしまうと思います。なので、こんな本も併せ読んでほしいところです。

 

『アフガン諜報戦争-CIAの見えざる闘い ソ連侵攻から9.11前夜まで()』です。さらに遡ると、ソ連のアフガン侵攻や東西冷戦、あるいはイラン・イラク戦争にアメリカの中東政策など広げだしたらきりがなくなるでしょうが、それだけ複雑な要因が絡み合って起こった事件だったとも言えます。

そして、「9.11」後の世界を考えたときに、やはり大きな衝撃を与えたのはヨーロッパでのテロの連鎖です。

 

シャルリ・エブド事件を考える』や『テロリズム-歴史・類型・対策法』などが参考になるのではないでしょうか?

そうそう、あたしが中学の時から聴いている沢田聖子さんにこんな曲があります!

うらめしや~

本日は先々週土曜日の休日出勤(=棚卸し)の代休を取りました。それにしても雨が鬱陶しいですね。

でも、そんな雨の中、行ってきましたよ! どこへって? ここです、ここ。

わかりますか? 東京藝術大学美術館で開催中の「うらめしや~、冥途のみやげ」展です。13日で会期も終了というこの時期になってから出かけたのは、暑い真夏を避けたというのもありますが、それよりもなによりも今回の目玉である上村松園の「焔」を見たいがためです。この作品の展示期間が会期も最終盤、9月1日から13日までだったので、それまで見に行くのを控えていたのです。そして本日ようやく行ってきたというわけです。

幽霊の絵ばかり見てきたわけですが、よかったです。このくらい涼しくなってしまうと、ゾクゾクという感じを味わうまでもありませんが、幽霊の美しさ、ある種のエロチシズムは十二分に堪能できました。いくつか醜い形相の幽霊も描かれていますが、基本的に女性の幽霊は美しく、儚げで、むしろ守ってあげたくなるタイプの女性が多いです。特に、上の写真の右側、チケットにも描かれている鰭崎英朋「蚊帳の前の幽霊」など美しさの極致だと思いましたがいかがでしょう?

さて、今回買ってしまったのは上の写真のようにクリアファイル二つ、英朋と松園のデザインものです。それとやはり「焔」のマグネット。実は英朋の一筆箋もあったのですが、この「蚊帳の前の幽霊」は表紙だけ、一筆箋の一枚一枚には印刷されていないので、「それじゃあ意味ないよ」というわけで買いませんでした。

老師追想

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2015年9月10日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

牽強付会2?

イギリスのエリザベス女王の在位が記録更新したというニュース。それほど大きくはありませんが、多くの新聞、テレビでも取り上げていました。やはり皇室を戴く日本としては関心を持ってしまうニュースなのでしょうね。

ところで、そんなエリザベス女王を主人公としたこちらの小説、とても面白いです。

やんごとなき読者』といいます。タイトルにもある「やんごとなき読者」というのがエリザベス女王のこと。ひょんなことから読書に目覚めてしまったエリザベス女王。読書にどんどんのめり込んでいくことから周囲の人を巻き込んだ騒動に発展します。本を読むことの面白さや意味、そこから得られるものを教えてくれる小説です。この機会に是非! もちろん実際に起こったことではありません、フィクションです。

そんなイギリスの上流階級の暮らしについては、今も相変わらず売れ続けている『おだまり、ローズ 子爵夫人付きメイドの回想』、そして『執事とメイドの裏表 イギリス文化における使用人のイメージ』などがお薦めです。

 

さて、話は変わって勤務先のTwitterに載った以下の記事。

やはりサルは人気です。昨日のダイアリーでも取り上げた『サル その歴史・文化・生態』がじわじわと売れてきています。電話やファクスでの客注や追加注文が伸びています。そんなサル関連書にまた一つ新刊が加わったようです。

 

中公叢書の『「サル学」の系譜 人とチンパンジーの50年』です。実は前者は「原猿と類人猿を除いたサル」について書かれたものですので、代表的な類人猿であるチンパンジーを扱う後者を併せ読むことで、サル全般について人との関わりが理解できるようになるのではないでしょうか?

牽強付会?

こんな舞台があるそうです。

再びこの地を踏まず~異説・野口英世物語~

新宿のサザンシアターで11月6日からのようです。サイトを見ますと「彼を取り巻く人々との交流、原点とも言える故郷猪苗代の原風景と母の面影、せめぎ合いの中で唯一の拠り所となった妻の存在」なんて書いてあります。野口英世の母がキーパーソンの一人なんですね! となると、これでしょう?

野口英世の母シカ』です。野口英世の母親はそれなりに有名で、実は児童書では何冊か本も出ているのです。でも、さすがにこの舞台を見に行くような大人が読むにはちょっと躊躇われるでしょう。そこで、本書なら大人が手を伸ばしても恥ずかしくない一冊です。舞台鑑賞前、あるいは鑑賞後に是非どうぞ!

さて、先日町田を営業していまして、駅前のマルイの中に「猿カフェ」という店があることに気づきました。別に入ったわけではなく、あくまで看板などで「へぇー、こんな名前の喫茶店があるんだ」と思っただけです。ネコやイヌ好きが集まる猫カフェ、犬カフェ、あるいは猛禽類好きが集まるフクロウカフェなどは聞いたことがありますが、もしかしてこちらは猿好きが集まるカフェなのでしょうか?

ネットを検索してみますと、別に猿とは関係なく、単にJR系の喫茶店のようですね。町田以外にも店舗はいくつもあるようです。しかし、この名前なのですから、レジで販売してくれないでしょうか? 何をって? もちろん『サル その歴史・文化・生態』を、です。

もちろん、他社のサルの図鑑や写真集なども併売した方がよいと思いますが、とりあえずあたしの立場としては自分の勤務先の本を推薦するに留めておきます(汗)。

そう言えば、町田と言えばサルカフェも入っているマルイの中に「ソリッド&リキッド」というセレクト系の書店があります。しばしば面白いフェアをやっているのですが、最近は「ビブリオセラピー第二弾」というフェアをやっていました。「90の症状への処方箋となるような本を選び、特製の袋と効能書きを付けて展開」とありますので、「あたしならどれだろう?」と思って眺め始めたのですが、数冊で一つ一つ見ていくのに飽きてしまいました(爆)。

こういう飽きっぽい人向けにはどういう処方がされるのでしょうか?

重陽の命日

今日、9月9日は重陽の節句。なんてこと、いまの日本人で覚えている人、意識している人はどのくらいいるのでしょうか? 9は陽、6が陰ということも古代中国思想を学んでないとわからないでしょうし……

でも、あたしにとって9月9日は命日です。

ああ、そうだね、毛沢東の命日だよね、ナンシーは中国史を学んでいたから、やはり毛沢東の命日が気になるんでしょ?

と思ったあなた、違います。確かに今日は毛沢東の命日ではありますが、あたしにとっては父親の命日なのです。はい、父親です。紛れもなく実の父のことです。ちょうど19年前の今日、朝ですが、亡くなりました。61歳でした。

その日も今日のように雨で、だから残暑は少し和らいで、でも少し湿度の高い日でした。月曜の朝だったので、あたしはいつもどおり出勤しました。会社でその日の仕事を始めて少したったころ自宅の母から電話がかかってきて、病院から緊急の連絡が入ったから早く帰ってきなさい、とのこと。取るものとりあえず、急ぎ帰宅し、すぐに病院へ向かいました。自宅からは車で、空いていれば15分もあれば着けるのですが、雨とまだ朝のラッシュ時間帯だったので西武線の踏切が閉まっている時間が長く、もう少し時間がかかってしまいました。

病院へ着くと、既に父は事切れておりました。あたしに連絡をしてすぐに病院へ来た母も死に目には間に合わなかったそうです。父は家族に看取られることもないまま亡くなりました。

朝の早い段階で、チューブで入れていた栄養が逆流して誤嚥性肺炎を引き起こしていたらしいので、その時点で自宅に連絡をもらえれば、たとえ本人の意識はないにせよ、死に際に間に合ったのではないかという憾みは残っていますが、今さら言ってもしょうがない、と諦めました。でも誤嚥性肺炎なんて、苦しかっただろうな、とは思います。死に顔が非常に穏やかだったのだけが救いです。