新宿のブックファーストでフェア「この思いを、あの人に届けたい~ストーリーに乗せて、思いを贈る~」

ブックファースト新宿店でこんなフェアが始まりました。

題して「この思いを、あの人に届けたい~ストーリーに乗せて、思いを贈る~」です。同店のウェブサイトによりますと

誰かに伝えたい思いがある、でも言葉ではうまく伝えられないことってありませんか。そんなとき、ストーリーを通して、その思いを伝えてはいかがでしょうか。私たちが、気持にぴったり沿うような本をお選びいたします。

とありまして、いろいろな書籍が選ばれています。興味深く見ていたら、あたしの勤務先の本も選んでいただいておりました、それも4点も!

まずは「恋人とけんかした○○に」として『ブエノスアイレス事件』が入選。

ついで『ぼくのともだち』が「友人とけんかした○○に」として。

さらに『ライ麦畑でつかまえて』が「進級する○○に」として入選。

最後に『中二階』が「毎日眠そうにしている○○に」として選ばれました。

こうやって、よく見る本に何かちょっとしたひねりを加えて、新しい視点からスポットをあてていただくのは、出版社にとってもとても嬉しいことです。

弊社の本もご一緒に!~集英社『親を送る』~

書店営業の途次、店頭でこんな本を目睹。

 

集英社の『親を送る』です。著者は『さいごの色街 飛田』の井上理津子さん。本書は、集英社のサイトによりますと

別れは突然やってきた。79歳の母と84歳の父を、義姉と女2人、迷いながら見送った半年間の物語。『さいごの色街 飛田』の著者が書き綴った「いい年の大人の、親との別れ」のドキュメント。

とありますから、両親を看取った話ですね。となると、あたしの勤務先の『父を見送る』と併売うってつけではないでしょうか?

 

同書も

デビュー以来、鋭利な筆致で話題作を書き続ける台湾のベストセラー作家・龍應台が綴る、やさしさと情愛にあふれた家族の物語。母の老い、息子たちの巣立ち、そして父との別れ――「わたし」はそれをただ見送り、見守ることしかできない。

とウェブサイトにはありますから、父を看取った話なのです。ただし、老いた母は作品中では健在ですが、痴呆が進んでいます。母と二人暮らしのあたしとしては、父を見送るよりも母の介護の方が胸に応えます。そして、その流れで行けば『ペコロスの母に会いに行く』と併売するのもアリなのではないでしょうか?

あたしはそう思います。

弊社の本もご一緒に!~法政『フランスという坩堝』~

先日の日本経済新聞の書評で、法政大学出版局の『フランスという坩堝』という本が取り上げられました。叢書・ウニベルシタスの一冊です。

ふーん、それがどうしたの? フランスと聞くと反応しちゃうの? と言われると、はい、その通り、と答えざるを得ませんが、今回はそれだけではありません。同書のはサブタイトルに「一九世紀から二〇世紀の移民史」とあります。タイトルだけだとちょっとわかりにくい感じがしますが、この副題を見れば本書の内容がわかると思います。そして、それが予想できたなら、あたしの勤務先から出ているこの本が思い浮かぶのではないでしょうか?

パリ移民映画』です。

こちらのサブタイトルは「都市空間を読む 1970年代から現在」ですから、前者よりはかなり焦点を絞ったものになっていますが、フランスにおける移民をテーマとしているところは同じです。合わせ鏡のように両者を互いに参照させながら読むとよいのではないかと、門外漢であるあたしでも思うのです。