本日で研修旅行も最終日。高松市内の書店を訪問しました。
その間、昼食の後、少し時間があったので駆け足で、高松が誇る名園、栗林公園を見学しました。本当に駆け足で、園内のほんの一部だけを見たに過ぎませんが、とても素敵な庭園でした。さすが徳川御三家に連なる高松藩です。園内の赤壁が、中国好きにはちょっと心打たれましたね。機会があれば改めてゆっくりと再訪したいものです。
そして明日から水曜までの5日間、あたしは関西ツアーです。
研修旅行で広島から道後温泉へとやって来ました。もちろん羽田から飛行機で飛び立ち、広島市内の書店を訪問した後、高速船で松山へと渡ったわけです。広島はこの5、6年のうちに数回来ていますが、松山は本当に久しぶりです。
今を遡ること三十数年前、あたしが小学校6年の時のこと。当時、松山に住んでいた親戚を訪ねて家族4人で旅行に行ったのが、後にも先にも唯一のあたしの松山体験です。その旅行は、大晦日に当時大流行のブルートレインで東京を発ち、翌朝早く広島着、そのまま船に乗り換えて松山へ向かうという行程でした。ブルートレインの名称は忘れましたが、たぶんあさかぜだったと思います。船は今回ほど高速のものではなかったと思いますが、それほど時間がかかったような記憶もありません。
松山港には親戚のおじさんが迎えに出てくれていて、おじさんの車で家に向かいましたが、その家がどのあたりにあったのか、幼い記憶ですから全く覚えていません。数日の松山滞在で道後温泉や松山城、石手寺などを見て回り、砥部焼の色付け体験などもしたのを覚えています。あと、道後温泉街に「トルコ」というネオン看板が乱立していたのは鮮明に覚えていますが、当時のあたしは国の名前のトルコしか知らない状態でした。
そんな松山を久しぶりに再訪したわけですが、夕方についてホテルへ直行したので、どんな街なのか、まだわかりません。
講談社の学術文庫でこんな本が出ていました。
『モンテーニュ よく生き、よく死ぬために』です。内容紹介には
モンテーニュの生涯をたどりながら『エセー』の重要なくだりを引用しつつ考察し、またモンテーニュの生涯に戻っていく。
とありますので、『エセー』抄と言ったら失礼かも知れませんが、いわゆる「エセーを読む」「エセーから生きるヒントをもらう」といった類いの本でしょう。
だとすると思い出されるのがこの本です。
あたしの勤務先の『寝るまえ5分のモンテーニュ 「エセー」入門』です。こちらはフランスでベストセラーになった「エセー」抄です。もともとは毎日一つずつエセーから文章を引いて解説を加えるという、フランスの人気ラジオ番組だったそうです。
さて、このモンテーニュ本、いや、エセー本。どちらも値段は手頃ですし、軽薄な自己啓発本では飽き足らない方、長く世の東西で読み継がれてきた古典から、生きるとはどういうことか、改めて見つめ直すためのヒントを探してみませんか?