早く寝ると、早く目が覚めるものよね……

昨日は一日体がだるかったです。

疲れと言うよりは、風邪の引き始めなのかもしれません。

が、たぶん、体力とか肉体的なものではなく、もっと精神的なものが原因なのではないかと思っています。いや、ほぼそうだと確信しています。

だって、あまりにもショッキングなことがあって、だから精神的にものすごくダメージを受けていて、ちょっとやそっとじゃ立ち直れないのではないか、という感じなんです。

とりあえず仕事はしていますし、会社にも行っていますし、人の面前では元気に振る舞っていますが、どんよりとした気怠さ、肩にずっしりとのしかかる重さ、すべて気分的なもの、精神的なものだとわかっているのです。

でも、吹っ切れない……

で、そんなわけなので、昨日は早々に床に入りました。8時すぎには布団に入り、いつものように読書です。でも8時半前には眠くなって寝てしまいました。

小学生か、という突っ込みは置いておき、そんな時間に寝てしまったので、今朝は3時前に目が覚めました。6時間から7時間程度の睡眠時間ですから、決して寝過ぎということもなければ。寝不足ということもない睡眠時間でしょう。

さすがにすぐには寝床からでたりはしませんでしたが、3時半すぎには、もう完全に起きるモードになっていて、4時前に布団から出ました。そんなわけで、今度は逆に今日の昼間に眠くなりました。例によって、体のだるさは継続中です。

風邪ではなく、気分的、精神的なものなので、寝てても悶々、起きても悶々。

こういう状態が長引くと、本当に風邪を引いてしまうのでしょう。なんとか吹っ切らなければ!

須賀敦子は永遠?

書店でこんな本を見かけました。

集英社から出た『新しい須賀敦子』です。須賀敦子さんの新発見・未発表著作というのではなく、あくまで「須賀敦子を読み解く」というタイプの本です。それにしても須賀さんの人気は衰えませんね。一定のインターバルをおいてこの手の「須賀敦子もの」が必ず出版されます。そして、そのたびにブームになって関連書が売れるようになります。

となると、これではないでしょうか?

  

 

コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』『トリエステの坂道』『ユルスナールの靴』『ミラノ霧の風景』という白水Uブックスの「須賀敦子コレクション」です。須賀さんの著作は他社からも刊行されていますが、お陰様で、このコレクションも根強い人気で、よく売れています。新書判という大きさが手頃なのでしょうか?