ファストフード or ジャンクフード?

このところ、テレビのCMで見かける、マクドナルドの新商品「チョコポテト」。

わが家の、七十をとうに過ぎている母が食べてみたいというので、祝日の本日、おやつ代わりに買ってみました。ポテトは普通のマックフライポテト。そのままでも食べられる程度に塩味が付いています。

上にかかっているチョコソースは自分でかけるように小さな容器に入っています。持ち帰りだったからそうだったのでしょうか? もしかしてお店で食べると、既にかかった状態で出てくるのでしょうか? 未確認です。

チョコが付いてしまうので、マックフライポテトのように手づかみで食べるというのは躊躇われます。ですからパンケーキなどのメニューに付いてくるような、プラスチックのフォークが付いてきます。これで刺して食べるわけです。でも、全部に満遍なくチョコをかけるのは至難の業。と思いましたが、チョコに食べ飽きたら、ほとんどチョコのかかっていない、しょっぱいポテトを食べるとちょうどよい口直しになります。

で、これだけではなんなので、こちらも! 「名前募集中バーガー」です。

一層目はベーコンとポテト、二層目はお肉とオニオンソースとチーズ、がそれぞれ挟まっています。味はどうかと言いますと、ポテトが意外とゴロゴロしていて、なおかつ味が薄いので、そこが物足りないです。ベーコンの塩味が全然効いてこないので、味付けのないポテトを食べている感じです。この主張が強いので、ハンバーグやオニオンソースなどの味がほとんど感じられませんでした。

さて、以上のようなことを踏まえてあたしなら、「ポテト言ったらバターでしょ、バターが足りないぞ! バーガー」と命名したいところでした。

視た!

建国記念日で祝日。今朝も5時半から起きてるのですが……

建国記念日と言えば神武天皇。でも、いまどきの人は神武天皇なんて知らないようですね。かつては神武東遷って覚えさせられたんじゃなかったでしたっけ? って、あたしは何時代の人なんでしょう?

ただ個人的な興味で、中学生のころ、歴代天皇を覚えたことがあります。戦前はやはり暗記させられたそうですね。そんな話を中学の時に年配の先生から聞かされて、よし、自分でも覚えてみるか、と思ったわけです。結局、神武天皇から第五十代の桓武天皇までしか覚えられませんでしたけど……(汗)

で、朝からドラマを視ていました。テレビ東京の「初恋トライアングル」です。乃木坂46のあたしの推しメン、若月佑美が出ているということで視たのですが、期待以上に面白かったです。

ストーリーは公式サイトなどを見ていただくとして、若月も含めた主人公たちがカラオケで「太陽ノック」を歌っているシーン。歌っているのはヒロインの木南晴夏と若月ですが、まあ、若月は持ち歌になるのでノリノリで歌っていましたね。ほぼ独唱状態。これ、明らかに乃木坂ファンへのサービスシーンです。

ここ以外、若月の演技はよかったのではないでしょうか? 舞台経験も豊富なので、と言うと、舞台とテレビドラマはまるで違うと言われてしまいますが、それでも演技という面ではハラハラせずに視ていられました。意外と重要な役回りではありましたが、若月なしでもストーリーは成立しそうだったので、もうちょっと脚本をひねってもよかったのではないか、と若月ファンとしては思ってしまうわけです。

さて、本日はこの後、夕方からNHK-BSで乃木坂46の紅白スペシャルの放送です。

やはり雑貨か?

書籍が売れないと言われて久しいです。

が、書籍自体は『火花』のお陰もあって売り上げはなんとか、深刻なのは雑誌のようです。

で、このところの流行はセレクト型の書店。雑貨を置いてみたり、カフェを併設したり、本の並べ方もこれまでのようなジャンル別というよりは、ジャンルはジャンルなのですが、これまでのようなジャンル分けではなく、より読者目線と言いますか、店主のこだわり、興味の赴くままの並べ方が多く見られます。

こういった書店もアリだとは思いますが、個人的には店の大きさは問わず、これまでのようなオーソドックスな書店がまずはあって、それにプラスしてのセレクト型書店だと思っています。日本中の書店が全部セレクト型になったら使いにくくてしょうがありません。セレクト型はその店のコンセプトに自分の興味が合わないと、全く使えない書店でしかありませんから。

さて、文句ばかり言ってないで、もしお前が書店をやってみたらどうするんだ、と自分なりに考えてみました。資金繰りだとか本の調達だとか、そういったことはわかりません。単純に本を並べて売る、というだけなのですが……

とりあえず、小さなコンビニ的なお店をイメージ。駅にあるキオスクみたいな感じ。お菓子や飲み物、文具なども並んでいて、別な一角に雑誌や文庫が並んでいるような小さなお店。こういうお店、雑誌はともかく、並んでいる文庫も岩波や中公、新潮、角川といったものではなく、どちらかという実用書系の出版社の文庫が多い印象があります。たとえば、この文庫の棚に並べるのをすべてUブックスにしてみたらどうだろうか、そんな夢想、というか妄想です。

もしかすると、最初のうちは、あるいはじわじわと、一部業界人には噂が広まって、業界内の媒体では取り上げられるかもしれない。業界人の個人ブログやツイッターなどではつぶやいてはくれそうです。首都圏や関西圏に行けば大型店も多く、Uブックスがしっかり揃っている書店も多いですが、そうでない地区では「Uブックスって何?」状態でしょうから、都会でも郊外の沿線駅前あたりなら珍しがってくれるかもしれません。

でも、売れるか?

難しいでしょうね。毎月、数冊売れる程度はあるかもしれないけど、それじゃ商売にならないのは素人にだってわかります。かといって、売れるもの、売れている物を並べたら、それはセレクトショップではなく、どこにでもある金太郎飴書店です。自分自身こだわりも何もあったものではありません。

となると、やはりこんな書店は続けられないのか?

鍵はお菓子やドリンクといった雑貨にあるのでしょうか? こちらがそれなりに売れてくれれば本が売れなくてもお店としてはなんとかやっていけるかもしれません。お菓子やドリンクなどの粗利がどれくらいかは知りませんが、本よりはよいでしょうし、本よりは売れるでしょう。そっちを売って売って売りまくって、なんとか書籍部門の赤字をペイする、それしかなさそうです。

ということは、結局、この数年やたらと出店しているカフェ併設の書店チェーンと同じことですね。曰く、本が売れなくてもカフェの儲けでやっていける、本で儲けようとは思っていない、ということ。

これでは本屋をやりたいのか、わかりません。好きな本を並べるには、好きかどうかに関係なく、お店を維持していけるような商材を置かざるを得ない、そんな結論に行き着いた夢想、否、妄想でした。