キェルケゴール 生の苦悩に向き合う哲学

キェルケゴール
生の苦悩に向き合う哲学

鈴木祐丞 著

キリスト教国家デンマークに生まれ、いまなお哲学史にその名を刻むセーレン・キェルケゴール。母や兄弟との死別、厳格な父との葛藤、放蕩、婚約者との破局――。不憫な日々を過ごした青年は、孤独と憂愁の淵で深くへりくだる。その愚直な信仰と思索のあいだに立ち上がった〈実存哲学〉とはいかなる企てだったのか。『死に至る病』『不安の概念』などの代表作のみならず、残された膨大な日記や手紙を読み解き、〝神に仕えるスパイ〟という使命を生きた人間キェルケゴールの実像に迫る。

2024年1月20日