今日の配本(25/09/10)

イーゼルの丘から
終戦80年「無言館」の明日

窪島誠一郎 著

福島原発が遠く霞む浪江町の小高い丘に、約百脚のイーゼルが海に向かって立ち並ぶ……。そんな夢を実現させようとする著者の執念を著したのが本書であるが、これは一体何なのか。

今日の配本(25/09/08)

ニューエクスプレスプラス ビルマ語[音声DL版]

加藤昌彦 著

アジアの深奥、ミャンマーで使われているビルマ語。本書ではまず発音を学んでから文字に入るので、あの丸くて魅力的な文字を把握しやすい作りになっています。会話や解説で口語文法の重要事項をしっかり押さえ、知っておきたい語彙は「単語力アップ」で補完。巻末に簡単なスピーチやメッセージ、短い読みものなども収録しました。付録では代表的な助動詞や文語体にも触れており、この一冊をきちんと仕上げればかなりのレベルまで行けます。音声はダウンロードでお聴きいただけます。

ニューエクスプレスプラス ラオス語[音声DL版]

鈴木玲子 著

日本の本州ほどの面積に大河メコンを抱くラオス。古い寺院の点在する首都ビエンチャン、世界遺産の古都ルアンパバーンなど、観光で訪れる人も多くなりました。ゆったり時間が流れる憩いの国で話されるラオス語は、やわらかな丸みを帯びたラオス文字で書かれ、声調を持つ言葉です。この本では文字と発音から始め、会話文にもとづいて文法を学んでいきます。最後は短めの読みものにも挑戦。ビアラオを飲みながらラオス語で語り合いませんか。音声はダウンロードでお聴きいただけます。

ニューエクスプレスプラス エジプトアラビア語[音声DL版]

長渡陽一 著

書き言葉として、また公的な会話で使用されるアラビア語が「アル・フスハー」である一方、エジプトにおける家庭や会社、役所の窓口などの日常の場面では「アル・アーンミーヤ」と呼ばれる話し言葉が使用されます。両者には発音や文法にいくつか違いがあり、語彙も3 割ほど異なります。アラビア文字が初めてでも、全編に付されたカナ発音表記を頼りに声に出して読んでみて、美しい響きに親しみましょう。現地の人々との交流に欠かせない「会話+文法」を学んで、いざエジプトの街へ!

モニュメンツメン

土曜、日曜は新聞各紙で本の紹介、いわゆる書評が載る日です。ただ今日の朝日新聞に、あたしの勤務先の刊行物は載っていませんでした。

その代わりと言ってはなんですが、こんな記事が載っていました。ナチスが略奪した美術品が発見されたという、戦後80年に相応しいニュースです。

これで思い出したのが、現在は品切れになってしまいましたが、かつて刊行した『ナチ略奪美術品を救え 特殊部隊「モニュメンツ・メン」の戦争』です。この記事には載っていませんが、モニュメンツメンはいまも活動しているのでしょうか。そんなことが気になりました。

それにしても、まだまだ元の持ち主に戻っていない美術品ってあるのでしょうね。もちろんナチスとは限らず、どさくさに紛れて盗みを働いた連中もいたでしょうが、そうなると見つけ出すのは非常に困難ではないでしょうか。

桜の森の満開の下

タイトルがカッコイイ作品ってどんなのがある? 営業に行った時に店頭で聞かれたのは何ヶ月前のことでしょうか。タイトルがカッコイイ小説を集めたフェアをこんどやるんだ、と教えてもらいました。

タイトルがカッコイイと言っても、それは人によって感じ方が違うし、完全な主観の問題です。だからある意味、何でもアリと言ったらアリなのかも知れません。もちろん内容と装丁と相俟ってタイトルが格好よく見える、感じられるものもあると思います。

そんなこんなでどんな本を選ぶかな、と思っていたら、いよいよそのフェアが始まるということを聞きました。冊子もできたということなので一部いただきました。それが右の画像です。フェアのタイトルは「タイトル魂」です。

表紙をめくると「開催の辞」が載っています。なんと559作品が集められているようです。もちろん(自画自賛?)、あたしの勤務先の刊行物も何点か選ばれております。順当に選ばれたものもあれば、へぇー、こんなのを選んでくれたのかとちょっと驚かされたものもあります。

たぶんこの週末からスタートだと思いますので、ご興味がおありの方は新宿東口へ足をお運びください。ちなみに、あたしは読んだことはないのですが(汗)、昔から坂口安吾の「桜の森の満開の下」というタイトルに惹かれます。桜が好きだからかもしれませんし、西行の辞世「願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」が好きだからなのかもしれません。

どれくらい効果があるものなのか

販促グッズは、各社が趣向を凝らしていろいろ作っているようです。お金をかければ、それなりのものが作れるのはもちろんですが、手作りでも手作りなりのものが作れます。

ということで、久しぶりに作ってみました。久しぶりということは、以前にも作ったことがありまして、もう何年前になるでしょう。

で、作ったものが最初の画像です。何だかわかりますでしょうか。簡単ですね。缶バッヂです。こういうのを好きな図柄で自作できるキットがあるのです。

最初の画像でわかった方には余計なことかもしれませんが、売行き好調の『本と歩く人』の缶バッヂです。表紙カバーの図柄をバッヂにしたものです。

手作りなので、ちょっと画像がずれてしまっているバッヂもありますが、これも手作り感が感じられてよいのではないでしょうか。製作キットが15個入りでしたので、ひとまず15個作ってみました。

少し前に15個作ったのですが、なかなか評判でしたので追加で製作したわけです。ものすごーく数に限りがありますので、書店員さんがエプロンに付けていたら、なかなか貴重な邂逅だと思います。

ただ、これが本の売り上げにどれくらい効果をもたらすものなのか。読者プレゼントではないですからね。

本店で開催中です

少し前にこのダイアリーでご紹介した、久美堂玉川学園店の三社祭(柏書房、筑摩書房との三社合同フェア)ですが、少し前から町田駅前の本店へ移動して開催中です。

というわけで、同店を訪問してきました。このフェアは一階のレジ前という一等地どころか、特等地で開催されています。

お話を聞いたところでは既に補充をした銘柄もあるとのこと。玉川学園店とはまた異なる客層だそうで、売れ方にどういう違いが出るのか愉しみでもあります。

そして、この三社祭の裏側では、いやこちらが表なのでしょうか、まあ、どちらでもお店のいちばんよい場所であることに変わりはありません。

そこでやっているのは、ご覧のとおり、集英社新書の全点フェアです。横の方でちっちゃく岩波文庫のフェアも同時開催です。

この場所での文庫、新書の全点フェアをいろいろと見てきましたが、集英社新書は初めてではないかと思います。間違っていたらごめんなさい。集英社新書も興味深いタイトルが多いシリーズですよね。

2025年8月のご案内

2025年8月に送信した注文書をご案内いたします。

   

8月もまずは「今月のおすすめ本」です。そして日本経済新聞で紹介され注文が伸びている『革命と内戦のロシア』のご案内です。次に今年も劇団四季の公演が始まった『カモメに飛ぶことを教えた猫』、10月に本多劇場での公演「私を探さないで」が予定されている『十三の物語』をご案内しました。

  

月の後半は「今月のおすすめ本[語学書]」のご案内からスタートです。またロングセラーとなっている「現代史アーカイヴス」の『アメリカを変えた夏1927年』、そして紹介などがないのに版を重ねて4刷となった『本と歩く人』をご案内いたしました。