今日の配本(24/12/19)

美しいをさがす旅にでよう[増補新版]

田中真知 著

かつて、エジプトの扇風機の羽は金色が主流だったという。黄金色に輝く羽から送られる風はどんな心地だったのだろうか。慣れない目にはやや刺激的に映るその家電の色合いは現地で長く生活する人にとっては当たりまえで、扇風機の羽はそうじゃなきゃと思われていたのかもしれない。この本は、こんな世界中の「ちがい」をさがしもとめ、私たちがなじんでいるものとは異なるカタチを楽しむための一冊。人はどんなときに美しいと感じ、なにを美しいと捉えてきたのか。また、時代や地域によってその基準は変わるものなのか。

平和の遺伝子
日本を衰退させる「空気」の正体

池田信夫 著

著者の「空気」をめぐる研究はコロナ禍を受けてさらに大きく展開していく。本書『平和の遺伝子』では、進化心理学や歴史学の最新動向を思い切って取り入れ、定住社会への移行に焦点を当てている。とりわけ縄文時代に注目し、そこに「国家に抗する社会」、日本型デモクラシーの原型を見出す。グローバル化の進展で定住社会に楔が打たれ、ユーラシア大陸を中心に勢力図が一変しつつある昨今、日本社会はどこに向かうのか? 『「空気」の構造』以来、十数年の思索の結論! 渾身の書き下ろし。

今日の配本(24/12/16)

中国語の入門[音声DL版]

山下輝彦 著

1984年に刊行、2016年に改訂された本書は、刊行以来40年、多くの方に使用されてきました。巷のやさしい入門書に比べ、だいぶ硬派な印象ですが、基本に忠実に、文法項目を一つずつ解説し、徐々に複雑な表現が身につくよう工夫されています。【厳選された例文+コンパクトな解説】というシンプルな構成は、文法を一通り学んだあとで知識を整理したい人にもおすすめ。各課のQRコードから音声を再生できるようになり、さらに使いやすくなりました。

お久しぶりの?

ノーベル賞各賞の授賞式です。新聞やテレビでは被団協をメインで扱っているのは致し方ないことですが、あたしの働く業界ではやはり文学賞がメインです。

そういうタイミングですので、ずいぶんと久しぶりに朝日新聞のサンヤツ広告を、今朝の朝刊に出しました。一面下の一番右端です。著者の中には、この位置に自著の広告が載るのを楽しみにしている人がいるとか、いないとか、そんな噂を聞いたことがあります。

というわけで、朝日新聞を購読している方、あるいは職場や図書館などで朝日新聞を閲覧できる方、是非とも本日の朝日新聞一面下をご覧ください。

そして、同じことを考えているお仲間の出版社がお隣に広告を出していました。晶文社さんのハン・ガン作品『ギリシャ語の時間』の広告です。ハン・ガンの邦訳を出しているところとなると、あとはクオンさん、河出書房新社さんくらいですかね。授賞式を受け、年末年始の読書にハン・ガン作品は如何でしょうか?