本日のオススメは『月 人との豊かなかかわりの歴史』です

今日、10月1日は中秋の名月、十五夜ですね。

ということで、本日は『月 人との豊かなかかわりの歴史』をお薦めいたします。

月に関する本は、写真集をはじめ多くあると思いますが、こういった文化史的な書籍は少ないのではないでしょうか? 今日みたいな日には、是非とも本書を手に取っていただきたいものです。

書店員の皆さん、図書館員の皆さん、在庫をお持ちであれば、ちょっと面陳していただけませんか?

そうそう、月と言えば、寒山寺ですね!

ファクスの処理をどうしたらよいのでしょうか?

朝出社すると勤務先の複合機にファクスがたくさん届いています。

複合機なのでパソコンのプリンター(カラー)でもあり、ファクシミリでもあり、スキャナーとしても使える機種です。なので相当酷使していると思います。

そんな複合機の機能の一つに、届いたファクスをクラウド上にアップロードする機能があり、これまでは使うことのなかった機能ですが、在宅ワークが始まった春先から使うようになりました。

自宅からクラウドへアクセスし、複合機に届いたファクスを確認できるのは非常に便利です。ファイル名は文字の羅列ですから、一覧表示だとどこから届いたファクスなのかはわかりませんが、届いたファクスを一枚一枚確認する作業という意味では同じことなので、それほど苦にはなりません。

担当の書店からのファクスで、返事をしなければならないものとか、自宅からでも確認できるのは便利ですし、いかにもテレワークをしている実感が持てる瞬間でもあります。注文のファクスとか返品了解のファクスとか、本当なら自宅から処理してしまいたいところです。

いや、やろうと思えばできないこともないのですが、問題がいくつかあります。

注文ファクスの場合、出社している人が在宅ワーク中の人の分も処理するのがルールとなっています。これはどの職場でも同じようなものでしょう。となると、あたしが自宅から処理してしまうと、二重処理(二重発注・二重受注)のようなことになってしまい、かえって出社している人の手間を増やしてしまう可能性があります。

クラウドで確認できると同時に、ファクスは紙で出力もされていますので、これはどうしても避けられない事態です。紙の出力を止めるということも可能ですが、そうなると誰がすべてのファクスを確認するのでしょう? 見落としだって起きかねません。全員が在宅ワークになって、ファックスは紙で出力しないとなれば、それに合わせたルールができるのでしょうけど、あたしの勤務先のように在宅が3分の1くらい、残りは出社という体制ですと、なかなか難しいところです。

本日は没後160年

本日、9月21日は、ショーペンハウアーの没後160年になります。

学生時代に図書館で蔵書目録を調べるときは「ショーペンハウアー」以外に、「ショウペンハウアー」「ショウペンハウエル」と言った呼び方、読み方でも検索しないといけなかったのを思い出します。最近のネットですと、「ショーペンハウアー」だけで検索しても他の二つの検索結果まで表示してくれるものが多いので非常に助かります。

そんなショーペンハウアー、あたしも勤務先から刊行されている全集、ずいぶん前に購入しておりまして、ご覧のようにわが書架の一画に鎮座しております。輸送ケースのまま置いてあり、全集の上には線装本、右側と左側には中国古典が並んでいるところなど、いかにもあたしの書架という感じが濃厚に現われています(汗)。

年とって、退職したら、のんびりと読むとしますかね……(笑)

本日は没後35年

本日、9月19日はイタロ・カルヴィーノの没後35年にあたります。

あたしの勤務先からは『冬の夜ひとりの旅人が』、そして《我々の祖先》三部作の『不在の騎士』『木のぼり男爵』が刊行されています。《我々の祖先》三部作の三つめ、『まっぷたつの子爵』は新訳で10月下旬刊行予定です。旧訳は「岩波文庫」から出ています。

その他にも、カルヴィーノは各社から翻訳が出ていますので、ご興味がある方はぜひ本屋で探してみてください。

新しい生活スタイルや仕事スタイル?

9月になりました。

考えてみると、もう半年近く書店営業に行っていません。他の出版社はどうなのでしょう? 都心部の大型店などは顔を出している出版社もあるみたいですが、全体的にはかつてのような沿線をこまめに回って歩くような営業は影を潜めているようです。

それが出版社の売り上げにどういう影響を及ぼしているのか、営業スタイルは今後どうなるのか、ということも気になりますし、真剣に考え、取り組まなければいけない課題ではありますが、それよりも気になるのは書店の現場です。やはり読者や、その読者と直接接する書店がどうしたいか、どうして欲しいかによって出版社の営業も変わってくると思うので。

単純に考えると、出版社の営業がぱったり来なくなって、書店の方は営業マンとの商談・雑談に取られていた時間が解放されるので、棚のメンテやお客様対応に十分な時間が取れるようになったのではないかと思います。「アポも取らずに突然忙しいときにやって来て……」と言われることの多い出版社営業がほとんど来なくなったのですから、書店現場としては万々歳なのではないでしょうか?

一方、営業マンからいろいろと貴重な情報をもらっていたのがなくなってしまって(減ってしまって)困っているという書店員はどれくらいいるのでしょう? ネット全盛の時代、営業マンが持ってくるような情報は簡単にネットから手に入れることが出来るでしょうし、更に広範な情報が手に入ると思います。「書店でパソコンの前に座っている時間なんてないよ」という意見もあるでしょうけど、それこそ営業マンとの会話の時間がなくなったぶん、その時間をネットでの情報収集に使えば営業マンと話をする以上の情報を得ることができるようになったのではないでしょうか。

とまあ、書店現場に足を運んでいないと、そんな妄想というか想像が頭の中に浮かんできます。この半年、皆無とは言えないまでも、以前と比べればほとんどなくなったと言える出版社の訪問営業、その影響がどんな風に現われているのか、誰かレポートしてくれないでしょうか?

今日の一冊?

今日は9月1日、防災の日です。

関東大震災の日を防災の日にしたということは知っていますが、いまの日本人の中で関東大震災を体験している人ってどれくらいいるのでしょう? ちょっと興味があります。

さて、そんな今日という日にお勧めするのは『大正大震災 忘却された断層』です。

本書は、人口に膾炙している「関東大震災」ではなく、あえて「大正大震災」というタイトルにしているところがミソです。こんな日に読んでみては如何でしょう?

まもなく第二巻、刊行です

第一巻の刊行から少し時間が空いてしまいましたが、『日本新劇全史』第二巻、まもなく刊行です。

月末、28日から出荷ですので、店頭に並ぶのは来月初めになるでしょうか? 楽しみに待っていてくださった方、あと少しです。もう少々お待ちくださいませ。

今日は……独立記念日!

必ずしも祝日・休日になっていないだけで、毎日毎日何かしらの記念日になっているようです。

本日、8月24日は「ラグビーの日」なのだそうです。ラグビーが誕生したのが1823年の今日なのだそうです。このあたりの史実、事実、どの程度確かなのかわかりませんが、そういうことになっているそうです。

というわけで、ご紹介したいのは『ラグビーの世界史 楕円球をめぐる二百年』です。

やや大部な本ではありますが、折からの日本におけるラグビー人気の高まり、そしてこれだけの類書が存在しないということも相俟って、お値段はそこそこするのですが版を重ねるヒット商品となりました。ラグビー人気は着実に裾野を広げているようですので、本書はこれからも着実に売り上げを伸ばしていくことでしょう。

さて、ラグビーからはかなり遠いですが、今日はまたウクライナの独立記念日なのだそうです。

ウクライナと聞いてもどこにあるのかよくわからないという日本人も多いと思います。世界白地図を見せられてウクライナの場所を指さしなさいと言われて、どれだけの人が正解できるでしょう?

とはいえ、ウクライナ語の語学書、日本ではそこそこ刊行されていまして、まずは基本中の基本、最初に手に取るならこれ、『ニューエクスプレスプラス ウクライナ語』です。

そして先頃刊行されたのが『つばさ君のウクライナ語』です。ロシア語との違いを意識したウクライナ語の語学書です。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

9月入学とか不協和音とか

ローマ帝国の崩壊』の新装版です。

どっちが新装版なのか、って。それは右側です。左側が旧版になります。「新装版」というときに、あまり装丁を変えずに出す場合もあれば、ガラッと変えてしまう場合もあります。その時々、本の性格や旧版の売れ方などから決めるわけですが、今回は少し変えてみて、という感じでしょうか。

ローマ帝国の本ですから、別にあたしの勤務先に限らず、他社の本を見回してみても、なんとなく似たようなテイストになってしまうのは致し方ないところでしょうし、逆にそうであるからこそローマ帝国ファンがしっかり見つけてくれるというメリットもあります。ただ、出版社側の在庫管理の見地からですと、パッと見て違いがすぐにわかるようでないと、旧版と新版を取り違えてしまう恐れがあるので、装丁はわかりやすく買えて欲しいところです。

さて、話は変わって、今朝の朝日新聞の社説です。大学の9月入学に関する論説が載っていました。

9月入学は、コロナ禍が始まって多くの学校が休校措置を執るようになった春先に一度議論が起こりましたが、その後は小中学校の授業も再開し、なんとなく尻すぼみの感があります。しかし、大学に関しては前期はすべてオンライン授業というところがほとんどで、ここへ来て後期もオンラインに決めたところが増えています。

新入生がリアルな授業を一度も受けていない、クラスメートも知らない、サークルなどにも入れない、つまり学生生活を謳歌できていないという由々しき問題が解決されずに残っています。来年度にリアルな授業が復活できたとしても、果たしてスムーズな学生生活を送れるのでしょうか? 心のケアが必要ではないかと思います。

そういう議論とは別個に、大学の9月入学については賛否あると思いますが、メリット・デメリットを含めてしっかり時間をかけて議論すべきだと思います。そんな議論の参考に、『人文会ニュース』の最新号で橋爪大三郎先生に9月入学について寄稿していただきました。

またまた朝日新聞です。香港の活動家・周庭さんが欅坂46の「不協和音」の歌詞に励まされたという発言から、この楽曲がまたまた注目されているということです。

周庭さんは日本のアイドル好きでもあり、前々から欅坂46の「不協和音」を気に入っていたことは、ちくま新書の新刊『香港とは何か』でも触れられているところです。決して今回の逮捕劇で初めて言ったわけではないようです。もちろん、日本のマスコミを通じて日本へ発信するために、リップサービス的な要素がないとは言えませんが、それでも日本のアイドルの曲を取り上げてくれるのはファンとしては嬉しいことですね。

ただ、哀しいことに、この曲を歌っていた欅坂46が近々活動休止になってしまうことです。事実上の解散と言ってよいでしょう。香港の民主主義よりも先に欅坂46が終焉を迎えることになるとは皮肉なものです。

取り違えに注意せよ!

新刊です。

一方はまもなく刊行の新装版、一方は既に店頭に並んでいる文庫クセジュ、タイトルはそれぞれ『ローマ帝国の崩壊』と『ロマ帝国の衰退』です。

こうして並べてみれば、大きさが全然違いますし、だから価格にも差があって間違えようがないのですが、並んでいないときにはちょっと混乱しそうだと思いませんか?

まずは、こちらが電話やファクスの注文を受けたときに取り違える場合があります。耳ではちゃんと聞いているのに手は別の方を選んでしまっているなんて起こりそうです。そうなると出荷の時に間違えてしまう可能性もあります。伝票には『崩壊』とあるのに、実際の商品は『衰退』の方だったり、というようなケースです。

自社の本を扱っていても取り違えは起こりそうなわけですから、書店現場でも混乱が生じそうです。お客さんがうろ覚えで探しに来たような場合、パソコンなどで検索してみると思いますが、この両者が出て来て、さてどっちなのだろうとお客さんに確認すると、お客さんの方も自分が欲しかったのはどっちだったか混乱してしまう可能性が大いにありそうです。

価格なり著者名なりを覚えていてくれると、強力な手掛かりになります。ISBNコードは本に詳しい方でないと知らないだろうし、広告には載っていないことが多いのでこれを頼りにするのは無理ですね。

とにかく、十二分に注意して取り扱わないとなりませんね。