関連書籍を少々ご紹介します

今朝の朝日新聞に、新宿中村屋の記事が載っていました。もちろん中村屋のボースに関することです。

となると『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』は外すことのできない一冊でしょう。また家族のことであるならば『父ボース 追憶のなかのアジアと日本』も併読されることをお薦めします。

ボースを助けた日本人ということなら、最近刊行された『頭山満 アジア主義者の実像』の中にもボースに関する記述がありました。

そして今朝の朝日新聞にはもう一件、あたしの勤務先に馴染み深い方の名前が載っていました。小倉孝誠さんです。

著書の欄にある『革命と反動の図像学』は、あたしの勤務先の刊行物です。

ちなみに、朝日新聞の記事はフランスの共和政に関する内容ですので、文庫クセジュの『第五共和制』などが参考になるのではないかと思います。

今日の配本(21/11/25)

とってもナチュラル
ふだんのひとことフランス語

トリコロル・パリ 著

「もしフランスに暮らしていたら」きっと耳にすることが多いフレーズばかりを集めました。意外と簡単な単語の組み合わせで、毎日の挨拶はもちろん、返事のバリエーション、「めんどくさい」「ハマってる」などのカジュアル表現、「おつかれさま」のような日本独特の決まり文句、「そろそろ行くね」「ちょっといい?」といった便利な表現、そしてSNSで気軽に使えるひとことを、たっぷり詰め込みました。

モンゴル語のしくみ《新版》

温品廉三 著

モンゴル語には日本語と同じように「てにをは」にあたるパーツがある。でも、違いもいっぱい。語学を楽しもう。音声無料ダウンロード 。

クロアチア語のしくみ《新版》

三谷惠子 著

クロアチア各都市を巡りながら言葉のしくみを解明する旅に出かけませんか? やっかいな変化や活用も、ガイドの二コラ君が楽しく解説!

バスク語のしくみ《新版》

吉田浩美 著

スペインとフランスにまたがりながら、どちらの国の言葉ともまったく異なるバスク語。いまだルーツが謎の言語に触れてみませんか。

ナチ・ドイツの終焉 1944-45

イアン・カーショー 著/宮下嶺夫 訳

本書は、第三帝国の最後の期間、1944年7月20日のヒトラー暗殺未遂事件から、1945年5月8日の降伏までの約10カ月間を対象に、ナチ・ドイツは敗戦必至の戦況にもかかわらず、なぜ降伏せずに全面的に破壊されるまで戦い続けたのか、その理由を究明する歴史書だ。無名の人々の行動や発言、そのメンタリティー、埋もれていた小さな出来事にも光をあて、ナチ・ドイツ崩壊の凄絶な日々を、臨場感あふれる筆致で再現している。ナチズム研究の世界的権威による、学術性と物語性が融合した傑作巨編。

焼き芋でもなく、スイートポテトでもなく……

帰宅時、近所のセブンイレブンに立ち寄ったら、こんなスイーツが置いてあったので、つい買ってしまいました。

「さつまいもプリン」と書いてあります。

さつまいものスイーツと言えば、この時季ならばまずは焼き芋でしょう、そしてスイートポテトなんかも美味しいですね。

しかし、この商品はそのどちらでもなく、プリンです。

とりあえず、味の想像はできます。プリンのようにツルッとした舌触りではなく、スイートポテトっぽい感じになっているのではないかと予想しています。

このダイアリーを書いている時点ではまだ味わっていないので、これからゆっくりと楽しみたいと思います。

呪いなのか、それともただの殺人なのか?

WOWOWで放送された「真・鮫島事件」を視聴しました。武田玲奈って久しぶりに見ましたし、小西桜子も出ていたのですね。

それはともかく、オンラインで友人同士が集まって楽しく会話をしているはずが、一人殺され、二人殺されと、次々に襲われていくストーリー。どっかで見たような展開だなあと思っていて思い出したのが、いつだったかテレビでやっていた「リモートで殺される」です。

「鮫島」は完全に呪い、祟りのようなものが引き起こされて、友人たちが次々と殺される(失踪してしまう)という展開ですが、「リモート」の方は前田敦子の復讐劇でしたから、実際の殺人事件であり、そこに呪いも悪霊も出て来ません。

どちらの作品も、ZOOM画面に映る友人たちの顔(とちょっとだけ上半身)だけの演技で構成されていて、突っ込みどころはあるものの、いかにもコロナ禍の世界を舞台にした、いまどきの作品という感じですね。

ネットで検索していたら、「鮫島」については映画「アンフレンデッド」のパクリではないか、という意見も散見されました。

こちらは洋画ですが、やはりほぼZOOMで終始している作品のようです。未見なので詳しいことはわかりませんが、この作品は実際の殺人ではなく呪いなんですかね?

レタッチソフトの使い方がわからない……

黄葉がきれいな、わが家の近所のイチョウ。

少し前にもご紹介しましたが、その時はまだ黄葉していない株がありましたが、ずいぶんと黄葉が進みました。ほぼ真っ黄色です。

わが家にいながらにして、ちょっとした神宮外苑気分です。

ただ、もうちょっと青空が写っていると写真としてもよいかなと思ったので、少し離れて撮り直してみました。

空も写って、イチョウの全景もほぼ写せたので、イチョウの写真としてはこちらの方がよいかと思います。ただ、電線が邪魔なんですよね。

このことも前に書いたと思うのですが、あたしは相変わらずレタッチソフトを使いこなせていません。たぶん、簡単に(?)電線を消すことが、いまどきのレタッチソフトならできると思うのですが、果たしてどうやったらよいのでしょう?

悪霊路線で行くのか、行かないのか?

ドラマ「言霊荘」が徐々に佳境のようですが……

このドラマ、今のところは、主人公たちの住むアパートに取り憑いている悪霊が住人に祟っている、という展開です。主人公、なーちゃん演じる言葉が引っ越してきてからおかしなことが起こるのは、管理人室のドアを三回ノックしたのが原因というプチ謎解きがありましたし、最新回では過去にこのアパートで何が起こったのかが明らかにされました。そして零至が管理人室に引きずり込まれて、というところまで進んでいます。

さてネット上では、このドラマの真犯人捜しがも一部では盛り上がっているようです。つまり零現象に見えることもすべては誰か(真犯人)が仕組んだもので、そもそも悪霊もいなければ、言霊が原因というのも何ら根拠の無いことになります。確かに、悪霊の仕業と見せかけて実は生身の人間が真犯人でした、というホラーはたくさんありますので、本作もそうでないとは言いきれません。

あたしとしてはどちらでもよいのですが、生身の人間が真犯人だった場合、その目的は何か、どうして死ぬのは一号室の住人だけなのか、という理由が今のところ明かされていませんね。生身の人間=真犯人説に立った場合、さすがに犯人はここまでに登場した人物の誰かということにならないと抗議が来そうですが、あえて謎のまま残っているようなのは25年前に殺された人気女流作家・夏目三葉と仲が良かったとされる管理人の女性です。

はっきりとは描かれていませんが、管理人が夏目三葉を殺したとしか思えない状況でした。その後、管理人はどうなったのでしょうか? 逮捕され刑務所に入っているのでしょうか? いくらなんでも25年も刑務所暮らしはありえないと思うのですが、どうなのでしょう? あるいは逮捕もされずに逃亡したままなのでしょうか? もちろん逃亡の途中で自殺、あるいは病死など既に命を落としている可能性もあります。

管理人がドラマの現在時点で不在なのだとすれば、住民の誰かが管理人の関係者なのでしょうか? しかし夏目三葉はともかく、現在の住民を殺害する理由が見えてきません。いずれにせよ、このまま悪霊の仕業で済ませるよりも、実は犯人はこの人で、犯行理由はこうでした、と合理的な謎解きがされる方が楽しめると思うのですが、如何でしょう?

10周年だから……

昨日と今日、乃木坂46が東京ドームでコンサートをやっていますね。日向坂46のメンバーも何名からは見に行っていたみたいです。

そして、今宵のコンサートの最後に高山一実の卒業セレモニーが行なわれるそうです。まいやんの卒業コンサートがドームで出来なくなり、かずみんのセレモニーがドームで出来るなんて、なんとも皮肉なものです。そう言えば、まりかとひめたんの最後もドームでしたね。特にセレモニーのようなものはなかったですが、最後の最後の「きっかけ」は二人を送り出すための楽曲だったように感じられましたね。特別なセレモニーを行なうよりもはるかに感動的だったと思います。

それはともかく、昨日のコンサートで、来年のバースデーライブ、乃木坂46の10周年になるわけですが、それが日産スタジアムで5月に二日間行なわれることが発表されたようです。本来のバスラは2月ですが、どうして5月なのでしょう? またこの冬にコロナの第何波かが来て、2月だととても有観客ライブだという雰囲気にはなっているかもしれない可能性を考慮したのでしょうか? 確かに5月なら、コロナも落ち着いている可能性が高いでしょうし、そもそも野外ですから感染リスクも低くなるでしょう。野外という会場を選んだ時点で2月は寒すぎるから暖かい季節に、ということになったのではないでしょうか?

その10周年バスラですが、ネットでは卒業生、つまりOBも参加して欲しいという声も大きいようです。確かに10周年という節目ですから、OBがゲストに来るというのは考えられなくもないです。

ただ、個人的には、あたしはOBの参加は反対です。もちろんOBが観客席にいるというのは胸熱な光景ですが、ステージに上がるというのはどうなのでしょう? ちょっと違うのではないか、という気がします。

それに、そういう声を発している人の多くは、本音を言えば、なーちゃん、まいやん、ななみんの三人が中心に鎮座している乃木坂46を見たいだけなのではないかと思います。たぶん、そんなステージ、ファン以上に三期生、四期生が見たいと思っているのではないでしょうか。あたしだって見たいですが、それは言っても詮無いことだとわかっています。10周年の節目に、いまの乃木坂はこうなんです、という姿をいまのメンバーが堂々と見せればよいのではないかと思います。

ドラマ「アンラッキーガール」を見ていて思い出したこと

今期は日テレ系のドラマ「アンラッキーガール」を見ています。

「を見ています」ではなく「も見ています」の方が正確ですね。録画して見ているのは(放送時間には起きていないので)、先のダイアリーに書いた「じゃない方の彼女」と「言霊荘」、そしてこの「アンラッキーガール」です。なんのことはない、若月佑美、山下美月、西野七瀬と乃木坂46メンバー(元も含む)が出ているのが視聴理由のようです。

さて、その「アンラッキーガール」の主人公、福原遥演じる福良幸(ふくら・さち)の名前についての語られているシーンがありました。過去の放送回でも出て来ましたが、どうやら本来は「幸子」と命名されていたようです。それが父親がだらしなくて(というのは語弊がありますか? 役所でのちょっとしたうっかりで)「幸」で届け出をしてしまったそうなのです。そのため姓名判断が悪くなってしまった、というのがこのドラマのベースにもなっているわけです。

ところで「幸子」のはずが「幸」になったというエピソード、こういうことって意外と多いのでしょうか? 実はあたしが高校の頃大好きだった女の子の名前が「幸子」というのですが、ちなみに読み方は「さちこ」ではなく「ゆきこ」ですけど、その子が話してくれたところでは、ご両親ははじめは「幸」という名前にしようと思っていたらしいです。でもバランスなどを考えて「子」を加えた「幸子」になったんだと教えてくれました。

ドラマの福良幸とは逆で、それに別に親のうっかりではなく、きちんと考えた末の「子」の有無ですから、ドラマと真逆と言ってはいけないのでしょうけど、ドラマでこのエピソードが出て来た時、あたしは高校時代を懐かしく思い出していました。

ますます主人公のおかしさがパワーアップしている気がします

なんだかんだとバタバタしていて、今週の「じゃない方の彼女」をようやく視聴しました。

ネットを見ますと、やはり主人公・濱田岳の行動に理解できない、共感できない方が一定数いるようです。前にも書きましたが、不倫はダメ、妻や娘を裏切ってはいけないと考えているのだとしたら、自分からは一切連絡をしないというのが基本中の基本だと思うのですが、何かというと自分から連絡してしまう主人公。

知らず知らずのうちにハマっていくのが不倫なのでしょうか? とはいえ、ちゃんとした家庭もあり、ましてや相手は大学の教え子、これは完全にアウトですしょう、むしろ気持ち悪いです。

恋愛は自由なもの、理性では抑えきれないものだとけしかける母親、妻も昔の彼が忘れられない、むしろ無理して忘れるために主人公と結婚したとも思えるような前回のストーリー展開、これらは秋元康なりの言い訳なのではないかと思えますが、描き方が浅いので主人公の行動を全く擁護しきれていません。「あの奥さんじゃ、旦那だって浮気するよな」と少しでも視聴者に思わせるようであればまだ理解できますが……

と考えると、秋元康って自分が作ったおにゃんこのメンバーを嫁にしたんですよね。原作者がドラマ以上に気持ちの悪いことを実際にやっていたわけですから、こんなストーリーになってしまうのも致し方ないのでしょう。こんなドラマじゃ山下美月が可哀想になります。ただ見ていても「これは山下美月が悪い」という感想を持つ視聴者は少ないでしょうね。