第8回年末年始は本の街 神田神保町で人文書

昨日の朝、開店前の店内で設営を終え、今年も無事にスタートしました。

何がって? 三省堂書店神保町本店の恒例フェア、「第8回年末年始は本の街 神田神保町で人文書」です。年の瀬が近づくとこのフェアが恋しくなる本好きの方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

既に人文会各社のツイッターでフェアが始まったことが続々とツイートされています。二ヶ月間のフェアですので、お時間のある時に是非お運びください。

たまらんぜ!

寺田蘭世の写真集『なぜ、忘れられないんだろう?』、落手です。

寺田蘭世と言っても、ほとんどの人は「誰のこと?」という感じなのでしょう。寺田蘭世は乃木坂46の二期生です。来月12日で卒業を発表していますので、これは卒業記念の写真集ですね。

通常版の他に、楽天限定カバー、セブンネット限定カバーと、結局三種類買ってしまいました(汗)。だって、蘭世、好きなんですもん。

ただ、世間的にはと言いますか、乃木坂ファンの間では、この写真集はそれほど売れないだろうと言われています。寺田蘭世の知名度もともかく、蘭世は「胸がない」ので売れないのだそうです。

やはり、世の男性というのは胸の大きい女の子が好きなんですかね? まあ、西野七瀬という例外もありますが、これまでの乃木坂46メンバーの写真集の売り上げを見ていると、確かにそういう面はあるようです。

でも、あたしは華奢好きで、胸なんてない方が(という表現は語弊があるかしら?)断然好きなのです。ですから、メンバーで言えば若月佑美がずっと推しメンでしたし、この蘭世もちっちゃくて、細くて、あたしのドンピシャなタイプなのです。もちろん容姿も。

だから、この写真集も売れて欲しいなあと思うのです。

狂い咲き?

わが家の近所の団地の敷地内に咲いているイチョウです。

左から緑、黄色、黄緑と見事な(?)グラデーションです。この右にもう一本、やはり少し黄色がかった株がスックと立っています。

なぜ一本おきに色が異なるのか、よくわかりません。四本とも雄株のはずですから、性差ではないと思われますし、ご覧のような環境なので日当たりの違いもほぼないでしょう。

確か、このイチョウ四本は毎年このような色づきになっていたはずです。そういう個体なのでしょうね。自然って不思議なことだらけです。

不思議と言えば、このイチョウの並びに桜の古木が生えているのですが、その桜がいま花を咲かせています。左の写真がそれなのですが、おわかりいただけますでしょうか?

満開にはほど遠いですし、これ以上花が咲くとも思われません。しかし、この数日は咲いています。桜の花は二週間くらいはもつと聞きますので、今週いっぱいくらいは枝に花を付けた状態が見られると思います。

確かに日当たりのよい場所にある桜ですが、だからといって開花するほど温かいわけでもありません。少し前に一気に冷え込んで、このところまた少し温かくなったので、冬が終わって春が来たと勘違いしたのでしょうか?

承前、そういうことだったのか!

先のブログの続きです。

と言いますか、なんとかレコーダーが元に戻らないかと、ネットを検索していましたら、東芝が遂に4Kのブルーレイレコーダーを発売するというニュースを知りました。

4Kチューナー内蔵のレコーダーはパナソニックやソニーがとっくに発売しているのに、なぜか東芝は出していなかったのです。東芝のテレビは4Kチューナー内蔵モデルがとうに発売されていますので、どうしてレコーダーでは4Kチューナー内蔵モデルを出さないのか不思議でした。

それがとうとう発売になるのですね。そして、そんなニュースがネットに流れたのが先月末のことです。ちょうど、わが家のレコーダーがおかしくなった時期と一致します。

昨今のAV機器はネットワークに繋がっていますから、これはもしかすると東芝が「そろそろ新製品に買い換えませんか?」というメッセージを送る代わりに、ネットワーク経由でわが家のレコーダーを破壊したのではないでしょうか(笑)。

まあ、そんなことはないでしょうけど、でもネットワークに常時繋がるようになってから、新しいバージョンのWindowsが発売されるころになるとパソコンの調子が悪くなるという都市伝説がまことしやかに流れていますから、多くの人は信じてはいなくとも、なんとなくそんな風に思っているのは間違いないでしょう。あたしもその一人です。

それにしても、わが家のレコーダー、電源を入れてもしばらくするとオフになり、またしばらくするとオンになり、またしばらくするとオフになるを半永久的に繰り返しています。

今のところ買い換えは考えていませんが、少なくとも4Kのレコーダーは必要ないです。4Kなら、わが家はテレビが4Kチューナー内蔵ですし、もう一台、4Kチューナーがあります。それらに外付けでHDDを繋いでおけば4Kレコーダーになりますので、あえて高価な4Kレコーダーを買う必要を感じていません。

ブルーレイレコーダーが……

少し前から、わが家のブルーレイレコーダーの調子がおかしくなりました。

東芝の2018年モデル「DBR-M2008」なので、およそ3年使っているわけですが、こんなにも早くに調子が悪くなるものでしょうか? それとも、レコーダーってこれくらいが寿命なのでしょうか? ネットを見るとレコーダーの寿命は5年から6年くらいとありますので、やはりちょっと早いですよね(怒)。

どんな風に調子がおかしいかと言いますと、スカパー!チューナーの外付けHDDに録画しておいた番組をこのレコーダーにタビング(ムーブ)してディスクに焼こうとした時に、何回か試みてもダビング(ムーブ)ができなくなったので。何の前触れもなく、ある日突然のことでした。

このレコーダー自体での録画が問題なくできていたので、最初はスカパー!チューナーの問題かと思いmしたが、他のレコーダーへのダビング(ムーブ)は問題なくできるので、おかしいのはレコーダーの方だと絞り込めました。

すると、こんどはこのレコーダー自体の録画がおかしくなりました。2時間ほどの映画を録画したのですが、録画一覧を表示するとその映画が4つくらい録画されています。そしてそれぞれが40分、15分、5分といった録画時間なのです。合計しても録画したかった番組の放送時間に足りません。そんな録画の失敗が何度か続きました。恐らくHDDがおかしくなってしまったと思われます。

現在は、リモコンでスイッチを入れると起動はしますが、何か操作をしようとすると「タイムシフト録画の準備中です。しばらくお待ちください」というメッセージが出て何もできない状態です。そしてしばらくすると勝手に電源が落ち、しばらくするとまた電源が入るのです。

電源が入ったところで上述のように「タイムシフト録画の準備中」なので何もできず、しばらくするとまた電源が落ちて再起動の繰り返しです。「準備中」の時にリモコンから電源オフの操作は可能なので、今は電源オフの状態(いわゆる待機中?)にしていますが、たぶん、このままお釈迦でしょうかね。

文庫化されました

西加奈子さんも『』の中で引用していた『テヘランでロリータを読む』が「河出文庫」の一冊となって刊行されました。

自社の単行本が他社の文庫に生まれ変わるというのは、その作品が愛されているという証拠でもありますが、どうして自社で文庫化できなかったのかと忸怩たるものがあります。

それにしても、この河出文庫の装丁は如何でしょう? あたしは最初、どうしてマトリョーシカ人形なのだろう思ってしまいました。見えませんか?

もちろん単行本の装丁への敬意が感じられる装丁ですが、かなり印象が異なりますね。より身近な作品に感じられるのではないでしょうか?

そしてもうひと作品。

このところ新刊の刊行も相継いでいる台湾の作家、呉明益の『歩道橋の魔術師』が、同じく「河出文庫」となって刊行されました。

こちらも、あたしの勤務先のベスト&ロングセラー商品ですので、文庫になり更に売り上げを伸ばすことは間違いないでしょう。

装丁は、どちらも小説の舞台となった、かつて台北駅前にあった中華商場です。単行本では当時の写真を使っていますが、文庫の方はイラストに代わっています。このイラストは著者、呉明益さんの手になるものです。

このように他社から文庫が出るのは、なんとも言えない気分です。娘を嫁に出す父親の気持ちに近いのでしょうか? あたし結婚していませんし娘もいませんから、全く想像の域を出ませんが……

新書らしいか否かはともかく……

先日、講談社現代新書の『遊廓と日本人』について、内容や分量があたしの考える新書らしい新書だと書きました。

その発言(記述?)と矛盾するのかしないのか、あたしにもよくわかりませんが、最近読んで面白かったと言いますか、非常に勉強になった新書を一冊ご紹介します。

それは、岩波新書の『ユーゴスラヴィア現代史 新版』です。

「新版」と付くくらいですから、旧版と言いますか、元版というものがあったわけですが、不勉強にしてあたしはそちらを読んでいません。たぶん、かつてのあたしはそこまでバルカン半島に興味を持っていなかったでしょう。

「ヨーロッパの火薬庫」という呼び名は、世界史でも習うので学生のころから知っていましたが、なぜ火薬庫なのか、どういう紛争が絶えず起こってきたのか、まるで知らずに「火薬庫」の名称だけを知っていたわけです。

その後、ユーゴスラビアという国の解体、聞いたことがあるような、ないような国の名前をニュースで知るにつけ、一体全体どうなっているのか、という疑問が頭の片隅に残っていました。

たぶん、ソ連が解体してロシアをはじめとしたいくつかの国ができたことが個人的にもきっかけになっているのでしょう。当時は、勤務先の仕事でヨーロッパ各国の地図をパソコンで描くことが多く、学生時代に存在した国がなくなっていたりして、多少の混乱を感じていたことも影響していると思います。

そんなこんなで悶々としていた時に知ったのが本書です。一回読んだだけでユーゴの歴史を知ったつもりにはなりませんが、セルビアやクロアチア、コソボやマケドニアなど、名称とどのあたりにある国なのかだけは知っていたような国々の興亡が非常にわかりやすくまとめられていました。こんな本を待っていたと思いました。

岩波新書の編集部の方、次はこんな調子でチェコの現代史の新書をお願いします。

やはり主人公の行動がおかしいと思ってしまうあたしがおかしいのでしょうか?

ようやく先日の「じゃない方の彼女」を視聴しました。

えーっと、第4話ですよね?

実はこれまでも主人公・雅也の行動には理解できないところが多々あったのですが、今回は特にひどかったです。

具体的には、白黒はっきりさせようとしたい気持ちはわかりますが、あの状況で自分から連絡を取ってはダメだと思うのです。それも返信が来ないと更にまたLINEを送ったりして、あれでは完全に怜子の術中にはまってしまいます。

体調が悪いからと知って訪ねていくなんて、まるでストーカー。たぶん雅也の優しさを表現したいのだと思いますが、どうなんでしょう? 実際のこととして考えると、かなり気持ち悪い行動だと思います。なおかつ、おかゆとかスポーツドリンクとか買って持って行っているわけですし。

そもそもの疑問として、雅也がいい歳をして女性とつきあったこともなく、彼女がいたこともない、つまり独身のさえない中年男性というのであればまだしも、結婚して子供もいるわけですから、女性との付き合いがウブだなんて、ちょっと設定として無理があるのでは? いきなりキスをしてきた怜子も問題ではありますが、かといって魔性と呼べるほどグイグイ来ているわけでもないので、こちらから連絡もせずに放っておけば、それでよいのではないかと思うのですが……。というよりも普通はそうするものではないのでしょうか?

どこまでが秋元康の考えなのかわかりませんが、もう少しストーリー展開はなんとかならないものでしょうか? 徹底的に美月を魔性の女、男を翻弄する女に仕立て上げ、家庭崩壊に持って行くようでないとドラマとして破綻していないかと思っちゃうのは、あたしの感覚がおかしいのでしょうか?