本日、見本出しです。(8月25日配本予定)
8月 2022のアーカイブ
今日の配本(22/08/18)

ワン、ツー、スリー、フォー
ビートルズの時代
クレイグ・ブラウン 著/木下哲夫 訳
時系列を大胆に再構成し、多種多様なエピソードをモザイク状に配置しながら、4人の生きた時代、ビートルズと関わった人々の人生を万華鏡のように映し出す。英国の著名なジャーナリスト、諷刺作家による悲喜こもごものポートレート。
没後80年です
今日の配本(22/08/17)

しくみが身につく手話1 入門編
前川和美、下谷奈津子、平英司 著
日本のろう者にとっての母語(第一言語)である日本手話に、やさしく入門。手話はズバリ目で見る言葉です。手・顔・頭・上半身を使って言語を生み出す、手話ならではのしくみ=文法を、やさしく解説します。はじめは手話を見ることや、手や顔を動かすことに慣れないかもしれませんが、動画を見て真似することから始めてみてください。全10課で、自分や身近なことを表現することを目標にします。各課は会話、解説、単語、練習問題パートのスタンダードな語学書の構成です。

声に出すフランス語 即答練習ドリル 初級編
高岡優希、ジャン=ノエル・ポレ、富本ジャニナ 著
「とっさにフランス語が出てこない」「発音がうまくできない、通じない」…そんな苦手意識は必ず克服できます。音声を聞き、即座に声に出して答える練習問題を約1200題用意しました。簡単そうに見えますが、考えて込んでいるとできません。頭で覚えるのではなく、耳と口の反射神経を鍛えていきましょう。250分の圧倒的な音源量、本を見なくてもすらすらと答えが言えるようになれば、驚くほどフランス語力がついているはずです。
夏休みの宿題は夏休みに入る前に終わらせます
勤務先の盆休みも終わり、本日からまた仕事です。
テレビのニュース番組、情報番組でも帰省や旅行から帰ってくる人を報じていました。今年は制限のない夏休みということで、思う存分出かけた人が多かったみたいですが、あたしのように混雑が嫌い、旅行もそれほど好きではない、そもそも旅行に行くような経済的余裕がない人間には、ただひたすら引き籠もっている盆休みでした。
この時季の情報番組でよく取り上げられるのが夏休みの宿題です。お父さん、お母さんが手伝って、なんとか課題を終わらせるというのは一般的な光景なのでしょうか?
あたしは、小さいころから割と計画的な人間でして、夏休みの宿題は計画的に終わらせるようにしていました。本が好きだったので読書感想文を苦にした記憶もありませんし、そもそも日記を書いていたので、絵日記で苦労した覚えもありません。そもそもあたしが小学生時代に読者感想文や絵日記の宿題が出ていたのか、記憶すらありませんから、よほど負担になっていなかったのでしょう。
計算ドリルや漢字の書き取りもきちんと計画を立て、早めに終わらせるようにしていました。たぶん、そういったドリルが、一番時間を取られた夏休みの宿題だったと思います。なので記憶に残っています。
小中はそんな感じでしたが、高校の時は期末試験の後に一週間ほどの試験休みがあり、試験休みが明けて終業式、そして夏休みという流れでした。なので、試験休み中に夏休みの宿題は終わらせ、終業式の日には終わった宿題をロッカーに仕舞い、身も軽やかに夏休みを迎えたものです。8月31日になって宿題に追われるなんて状況、学生時代には一度も味わったことがありません。むしろ小中のころも7月中に終わらせようと頑張っていた思い出があります。
こういうのって、やはり持って生まれた性格なんでしょうね。あるいは親のしつけの賜物なのでしょうか?
シンメとかバランスとか
乃木坂46の30枚目シングル「好きというのはロックだぜ!」に収録されている五期生曲「バンドエイド剥がすような別れ方」のMVが公開され、好調に再生数を伸ばしているようです。
初々しい五期生の若さあふれるMVがファンの心を捉えているのでしょう。まあ、今回は表題曲もノリのよい、夏向け楽曲で、全体的にこういうテイストのシングルになるのでしょうか?
そして右の写真は、メンバーのブログにアップされた五期生の集合写真です。この楽曲のセンターは、前回の井上和から菅原咲月に変更になっていまして、この写真は、ほぼフォーメーションどおりに並んでいるようです。
まだまだ始まったばかりの五期生ですから、誰がセンターに相応しいかとか、最初に選抜メンバーに選ばれるのは誰かなど、そういう詮索はまだ早いと思います。もちろんファンとして、そういうことを、ああだこうだ話題にするのは楽しいことだと思いますけど、推し以外を貶すようなことは慎みたいと思います。
で、今回のフォーメンションです。五百城、冨里の高身長の二人がシンメに配置されているのは見た目のバランスもよいですね。そして中心の三人です。菅原咲月を井上和と川﨑桜で挟むかたちとなっています。このバランスは如何でしょう? 懐古厨と言われてしまいそうですが、センターをまいやん、ななみんで挟むのが乃木坂46らしさだと思っていた身からすると、センターだけでなく、その両隣のメンバー、バランスというのも非常に気になるものです。
今回の楽曲ですと、中心は三人ともロングヘアですが、菅原咲月だけがちょっと茶色がかっているので、それを黒髪の二人で挟むというのは色彩的にはバランスがよいなあと思います。
ただ、見た目で言いますと、そして見た目と言うからには多分にあたしの個人的な好みが反映されてしまうわけですが、この三人を中心に据えるのであれば、川﨑桜を真ん中に置く方がバランスがよいのではないかと思いました。
一枚目の写真ですと、井上和がちょっと背が高く、川﨑桜と菅原咲月は同じくらいに見えます。でも二枚目の写真をご覧いただくと、井上和と菅原咲月が同じくらいで、川﨑桜がちょっとだけ低いように見えるのです。MVの映像でも川﨑桜がちょっと小さく見えます。そうなると、川﨑桜を菅原、井上で挟むフォーメーションの方が、見た目のバランスがよくなるのではないかと思うのです。
とはいえ、上にも書いたとおり、まだまだ始まったばかりの五期生なので、いろいろなバターンを出来るだけ多くの機会で試してみるのが一番だと思います。ライブなどでは五期生曲以外の楽曲も披露するわけですから、その折りにできるだけたくさんのフォーメーションを試して、個々の適性や楽曲との相性をスタッフの方が見極めればよいのではないでしょうか。
本日も朝日新聞の片隅に
今朝の朝日新聞です。終戦記念日ということで、それっぽい記事が載っています。
今年は特に、ロシアのウクライナ侵攻が現在進行形ですので、より戦争というものを切実に考える記事が新聞だけ出なくテレビ番組でも目立つような気がします。
右の写真もそんな記事の一つですが、この記事の中に文庫クセジュの一冊、『ケアの倫理』が引かれていました。この本自体は、エミリー・ブロンテを特に取り上げた本ではなかったはずですが、筆者の小川公代さんがうまく関連付けて書いてくれました。
ところで、この『ケアの倫理』だけでなく、文庫クセジュでは、ケアとか心を扱ったものが、この数年数多く刊行されていまして、それらが思いのほかよく売れているのです。時代に合っているということでしょうか?
そんな動きを取り入れ、この秋の企画として右のようなフェアを準備しています。「ととのえる」というのも最近の流行後の一つですよね。いろいろと流行に乗ってみました(笑)。
今回の朝日新聞の記事は戦争とケアということがメインのようですが、これらの文庫クセジュがよく売れている背景には東日本大震災があります。10年が過ぎ、ようやく立ち直りかけていたところへ、ウクライナ侵攻という悲劇がまた起こったわけで、まだまだこういった書籍への需要は衰えないのではないでしょうか。
紙面で紹介?
浅井晶子さんが本を紹介しているのですが、その浅井さんの紹介欄に、あたしの勤務先の刊行物が載っていました。
それが『行く、行った、行ってしまった』です。同書は、ドイツに大量に押し寄せた移民、難民とかかわることで少しずつ気持ちが変化していくドイツの大学教員の物語です。
日本でもコロナ前には移民に関する議論が盛り上がっていましたが、ヨーロッパではもっと切実な、身近な問題として移民問題が存在することがわかります。そして、移民や難民を大量に受けているドイツという国は非常に寛大な国だと思いがちですが、やはりドイツ国民の間にも感情の濃淡があることがわかります。
移民を受け入れよう、難民に手を差し伸べようというのも決して綺麗事では済まされないのだと言うことがよくわかる作品でした。
若干の関連がある記事です
今朝の朝日新聞読書欄で『カタルーニャ語小さなことば僕の人生』の田澤耕さんが紹介されていました。
カタルーニャ語ってどこで話されている言葉かわかりますか? 一昔前だと「わからない」という答えも多かったと思いますが、ここ数年、田澤さんが精力的にカタルーニャ語の本を刊行されているので、日本人にもかなり浸透しているのではないでしょうか?
ところで、この田澤さんは、あたしの勤務先からもカタルーニャ語の本を出していただいております。『ニューエクスプレスプラス カタルーニャ語』『詳しく学ぶカタルーニャ語文法』です。
語学が柱の出版社なので、カタルーニャの文化とか歴史、暮らしなどに関する本ではなく、純粋に語学の本ばかりですが、異国を知るにはまずは言葉だと思います。わが社はこれでよいのだと思いますし、こういった本の刊行も大事なことだと思っています。
さて、同じ朝日新聞で、今年秋に行なわれるサッカーW杯に関する記事がありました。10番という背番号にスポットが当たっています。
これで思い出すのが『背番号10 サッカーに魔法をかけた名選手たち』です。
王様か神様か? 悪童か怪物か? 伝説の名手から21世紀の新星まで、「背番号10」を背負ってピッチを支配する55人の偉大な選手たちの素顔と、彼らが魅せる「魔術」の秘密に迫る!
内容紹介は上記のとおりです。往年の名選手から現役の選手まで、55名もの選手が登場する一冊です。あたしはサッカーに疎いのですが、サッカー好きであれば、よーく知っている選手もいれば、あまりよく知らない選手も出て来ると思いますので、十二分に楽しめるのではないでしょうか。
ただ、その一方で、10番を付けていない(いなかった)名選手というのもいますよね? サッカーにおいて10番というのがそれほど重い番号であるならば、「背番号10を背負わなかった名選手たち」といった本があってもよいのではないでしょうか?
家に持って帰って食べきれるのでしょうか?
テレビの情報番組を見ていると、物の値段がグングン上がっている世相を反映して、爆安、激安なものを紹介しているのが目に付きます。
本来なら、安売りに飛び付くのではなく、賃上げに向かわなければいけないのだと思いますが、政府の経済政策は何をしているのでしょう?
それはともかく、そういったテレビの爆安とか激安って、確かに単価は安くなっているのでしょうけど、そんなにたくさんの量は要らない、というものが目立ちます。袋に野菜を詰め放題、丼に魚介類を盛り放題、といったのを見ていると、そんなにたくさん買って、食べきれるのでしょうか、と心配になります。
なにせ、わが家のように高齢の母と二人暮らしですと、キャベツやキュウリ、トマトが安いからといって大量に買っても消費しきれるものではありません。結局、腐られてしまったら何の意味もありません。
だったら、量は少なくてもいいので、値段を安くしてください、と思うので、テレビで取り上げている爆安、激安、お得といった情報はあまり役に立ちません。そう思いながら見ている人も意外と多いのではないでしょうか?