リアルイベントは楽しい

今日の午後は梅田の丸善&ジュンク堂書店でイベントでした。大阪でのイベントは何年ぶりでしょう。

昨年くらいから、オンラインではなくリアルでのイベントも徐々に復活してきていましたが、文芸のリアルイベント、あたしとしては久々でした。

リアルにお客様を迎えつつ、オンラインも併用することで、より遠方の方でも参加できるようになり、イベントの可能性を広げたのではないかとも思います。

そして本日のイベントですが、同展で開催中のボラーニョ・フェアに合わせてのもの。ボラーニョの翻訳者の一人である松本健二さんと作家で翻訳家でもある谷崎由依さんとの対談。ボラーニョってどんな人だったの、どんな一生を送ったの、といった入門的なところから始まって、谷崎さんが感じるボルヘスとボラーニョの違いなど、脱線のような、むしろそれが最も重要な本筋であるかのようなトークのやりとりがとても楽しかったです。

オンラインで視聴された方がどのように感じられたのかはわかりませんが、ライブならではなの楽しさ、空気感を久々に味わうことができて、とても楽しいひとときでした。

それにしても、邦訳されているボラーニョ作品、あたしは『野生の探偵たち』だけ未読なんです。でも今日のトークを聞いていると、これこそがボラーニョらしい作品のようなので、早く読まなければと思った次第です。

2023年5月のご案内

2023年5月に送信した注文書をご案内いたします。

   

今月も最初は恒例の「今月のおすすめ本」、そして生誕300年を迎えるアダム・スミス、刊行直後から好調で早々と重版が決まった『過去を売る男』、そしてまたもやアニバーサリー、生誕140年のケインズです。

  

今月はアニバーサリーが多く、続いては生誕120年のユルスナール、重版出来がちょっと遅れてしまい、春先に多くの書店で在庫を切らしてしまった『必携ドイツ文法総まとめ』、そしてロングセラーになっているリディア・デイヴィス『話の終わり』です。

  

最後は下巻の刊行前に上巻の動きも好調な『プーチン(上)』、そして今月のおすすめ本の語学書篇、ラストを飾ったのは、こちらも生誕120年を迎えた山本周五郎です。

今日の配本(23/06/02)

今日からタイ語![新版]

岡本麻里 著

カタカナ&イラストで気軽に始めようタイ語は文字が難しそう? それならまずはタイ文字抜きで、カタカナから気軽に始めましょう。たくさんのイラストとシンプルな説明で、文法の本はちょっと苦手という人も大丈夫。タイで暮らす著者が「こう覚えればカンタン」なタイ語を伝授します。基本の短い文から少しずつ無理なく表現を広げていきましょう。さらに学びたい方には「もっとタイ語」のコーナーもお役に立ちます。音声は無料ダウンロード。タイ語を始めたその日から、さっそく話してみたくなりますよ。

「2の暴走」のその後

少し前に、あたしの勤務先のパソコンの調子がおかしくなったと書きました。勝手に数字に「2」が連打される(入力される)という現象が起き、なんとか騙し騙し使っていたわけです。

自宅からのリモートデスクトップも、ログイン時にPINを入力しようと思っても、半永久的に「2」が入力されてしまうのでログインできないとも書きました。

これはたぶんキーボードがおかしいのだろうと予想して、まずは自宅に余っているキーボードはないかと探してみたのですがありませんでした。そこで安い有線接続のキーボードを買いました。いま、キーボードって1000円ちょっとで買えるのですね。安いものです。

ところで、自宅からリモートアクセスできないのは困りますので、一つの手段として、帰宅時に勤務先のパソコンからキーボードを外す(ケーブルを抜くだけです)ようにしてみました。すると自宅からリモートアクセスするときのPINコード入力でも「2の暴走」は起きませんでした。

出社したらキーボードのケーブルを挿し、退社時に抜く、その繰り返しで、その後は「2の暴走」は起きず、順調に使えています。従いまして、新たに購入したキーボードは無用の長物になりかかっています。

今日の配本(23/05/31)

終わりのない日々

セバスチャン・バリー 著/木原善彦 訳

語り手は、十九世紀半ばの大飢饉に陥ったアイルランドで家族を失い、命からがらアメリカ大陸に渡ってきたトマス・マクナルティ。頼るもののない広大な国でトマスを孤独から救ったのは、同じ年頃の宿無しの少年ジョン・コールだった。美しい顔立ちに幼さの残る二人は、ミズーリ州の鉱山町にある酒場で、女装をして鉱夫たちのダンスの相手をする仕事を見つける。初めてドレスに身を包んだとき、トマスは生まれ変わったような不思議な解放感を覚える。やがて体つきが男っぽくなると、二人は食いっぱぐれのない軍隊に入り、先住民との戦いや南北戦争をともに戦っていく――。

プーチン(下)
テロから戦争の混迷まで

フィリップ・ショート 著/山形浩生、守岡桜 訳

本書は、「世界が対峙している男」、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンの生誕から、ウクライナ戦争に至る現在までの70年を網羅した、圧巻の伝記だ。8年がかりの調査取材によって執筆された本書は、読みやすさと充実のボリューム、高い精度の分析を兼ね備え、類書の追随を許さない。まさに「プーチンの真実」に迫る必読の書。

この二点はペアで売りたいですね!

少し前に中公新書の『物語チベットの歴史 天空の仏教国の1400年』を読み終えました。中国共産党の弾圧などチベットの状況は、お隣のウイグルと共に悲惨な状況になっているようですが、そんなチベットだからこそ、まずはその歴史を簡便に知りたいと思って手に取りました。

チベット人の名前に少々苦戦しましたが、非常にわかりやすい記述で、チベットのこれまでが少しは理解できたと思います。それにしても、その過半は大国に翻弄された歴史なんですね。それでも民族の誇りと伝統、そして文化を失わずに歩んできた道のりに畏敬の念を覚えます。

とはいえ、中国共産党による、真綿で首を絞めるような弾圧は徐々にチベット固有の文化を奪っていっていると感じます。多少の武力(暴力)を伴いつつも、これぞ共産党が西側に対して使う「和平演変」ではないかと思われます。

そんなチベットの歴史、同書を読んでいて実は一番興味を惹かれたのはダライ・ラマ六世です。一見すると破戒僧のような人のようですが、それでもチベットの人々からは絶大な支持を得ていたようで、チベット文化の不思議さを感じます。と、そんな風に思っていたら岩波文庫から『ダライ・ラマ六世恋愛詩集』なんて本が刊行されているではないですか。

中公新書を読んだ人の多くがこの岩波文庫も買ってしまうのではないでしょうか。逆に岩波文庫を読んだ人なら、改めてチベットの歴史をやダライ・ラマ六世とその周辺のことが知りたくなって、中公新書に手を伸ばすのではないかと思います。

今日の配本(23/05/30)

ポスト新自由主義と「国家」の再生
左派が主権を取り戻すとき

ウィリアム・ミッチェル、トマス・ファシ 著/中山智香子、鈴木正徳 訳

左派の退潮が言われて久しい。世界中が新自由主義に覆われ、格差や貧困がクローズアップされたにもかかわらず、左派への支持は広がらなかった。いや、むしろ左派への風当たりはより強くなったと言えるかもしれない。一方、右派や極右はますます支持基盤を拡大しているように見える。左派退潮の分岐点はどこにあったのか? 左派を再興することは果たして可能なのか? 「左派を再び偉大に」することを狙う本書は、この問いに正面から答える。

幸福なモスクワ

アンドレイ・プラトーノフ 著/池田嘉郎 訳

プラトーノフが一九三三年から三六年にかけて執筆した長篇『幸福なモスクワ』。この「モスクワ」とは、当時、スターリン体制下で社会主義国家の首都として変貌を遂げつつあった都市モスクワと、そこから名前をとった主人公モスクワ・チェスノワをあらわす。彼女は、革命とともに育った孤児であり、美しいパラシュート士へと成長していく。来たるべき共産主義=都市モスクワを具現化するような、大胆で華やかな女性として活躍するモスクワ・チェスノワだが、思わぬアクシデントによってその嘱望された前途は絶たれる。だが、彼女の新たな人生と物語とが始まるのはむしろそこからだ。

ポーランドの人

J.M.クッツェー 著/くぼたのぞみ 訳

ショパン弾きの老ピアニストが旅先で出会ったベアトリスに一目惚れ、駆け落ちしようと迫るが…。究極の「男と女」を描くクッツェー最新作!

紀伊國屋書店のカバーが一番イイ?

乃木坂46の三期生、久保史緒里の写真集が7月に発売になりますが、そのカバーが公開されました。

タイトルは『交差点』で、その公開されたカバーというのは上に引用したように、公式Twitterで発表されました。

実は、あたしは既に予約を済ませておりまして、通常版の他に、セブンネットと楽天ブックスで予約しているのです。どれもよいカバーだと思いますが、公開されたのを見てみますと、あたしの好みは紀伊國屋書店のカバーですね。なんか、一番久保ちゃんらしさにあふれている気がします。

こりゃ、紀伊國屋書店へ行って、こちらも購入しないとなりませんかね!

メロンのケーキが食べたい!

今日は、おやつをちょっと奮発しました。洋菓子タカノのケーキです。この季節限定らしい、メロンのケーキを二種類買ってきました。

写真の左が「夏メロンの幸パフェ」、右が「美果樹~2色メロン~」です。

リンクを貼ったタカノサイトの写真と見比べてみてください。ちょっと形が違いませんか?

実は、食べる前、冷蔵庫から取り出したときに函をひっくり返してしまったのです。慌てて拾いあげましたが、向きを間違えて横向きで持ってしまったのです。案の定、函の中でフルーツが乱れ飛んでいました。残念です。

ちなみに、ケーキは美味しかったのですが、もう少しメロンが甘かったらよかったのになあ、というのが偽らざる感想です。