オートチャージの期限

あたしの通勤経路はJRの中央線です。ですので、Suica定期券を使っています。

そしてJR東日本のVIEWカードも持っているので、オートチャージを設定しています。改札を通るときに、Suica定期券にチャージしてある残額が設定した金額以下になっていると自動的にチャージされる、という機能です。営業回りで、定期の区間外に乗ることがしょっちゅうなので、この機能はとても便利に、とても重宝して使っています。

ところが、ここ最近、改札を通るときに「6月30日」という日付が改札機の液晶画面に表示されることに気づきました。定期券の起源は10月ですから「なんだろう?」と思いつつも、あまり気にせずにいました。ただ改札を通るときにあまりにもしょっちゅう表示されるのと、6月が終わり既に7月に入っているのに表示されるので、「これはいったい何なのだろう?」と改めて改札機の画面をじっくり見てみました。

すると「オートチャージの期限」と書いてあるではないですか? とはいえ、この言葉の意味がすぐには理解できずググってみました。すると、紐付けしているクレジットカードの有効期限が切れているので更新しないとならない場合に表示されるメッセージのようです。合点がいきました。少し前に、あたしのところへ更新されたVIEWカードが送られてきていたのです。

ネットショッピングなどで、登録してあるクレジットカードの期限が切れているのに気づかす買い物をして、決済のところでエラーになるという経験したことある人は多いと思います。それのSuica版だったわけですね。これを調べずにいたら、残額が減ってもオートチャージされなかったわけでしょう。怖い話です。

ググってみると、新しく届いたクレジットカードで紐付けの更新をする方法も書かれていたので、早速JRの駅にある機械端末で紐付けの更新をしました。すると、改札を通るたびに表示されていた「オートチャージの期限」というメッセージ、もちろん6月30日という日付も表示されなくなりました。

7月4日に生まれて

その昔、「7月4日に生まれて」という映画があったなあ、と見てもいないのに思い出しながら、今日はアメリカ合衆国の独立記念日ですね。

直接的に独立記念日を扱った本は、あたしの勤務先からは出ていないので、あえて本日紹介するとするなら『トマス・ジェファソン(上)』『トマス・ジェファソン(下)』でしょうか。

それって誰? と思った方も少なくないのではないでしょうか? 初代大統領のワシントンに比べると日本における知名度は格段に劣りますから。でも、トマス・ジェファソンは独立宣言を起草し、第3代大統領を務めた偉大な人物なのです。同書の内容紹介には

哲学者でありながら政治家、あまりにも「アメリカ的」な共和主義者──ジェファソンは、歴代大統領のなかで最も知性があるとされ、傑出した政治思想をはじめ、多くの分野に才能を発揮した。1801年に大統領選に勝利して就任を果たすと、共和制を発展させ、独立自営農民を理想化し、03年の仏領ルイジアナ購入、07年の(対英)輸入禁止法などを実行する。共和主義者として自由を守る、奴隷制反対論者だった(多数の奴隷の所有もしていた)。建築や考古学などに対して造詣も深く博識で、政界引退後の19年にはヴァージニア大学を創設。26年の独立記念日に83歳で他界する。「アメリカの崇高なる根本原理」を産んだ政治家として今こそ学ぶべき人物であり、偉大な生涯であった。

とあります。これだけでも興味深い人物だということがわかるのではないでしょうか?

そしてもう一冊、『トマス・ペイン』です。同じトマスですが、こちらは別に何代目かのアメリカ大統領というわけではありません。英国の人です。では、なんでアメリカ独立記念日に関係するのかと言いますと、こちらも内容紹介をご覧ください。

トマス・ペイン(一七三七~一八〇九)は、大ベストセラー冊子『コモン・センス』『人間の権利』の著作で有名で、二大民主革命(アメリカ独立革命とフランス革命)に大いに寄与した、英国出身の革命思想家だ。ペインの思想は明確で、独立派に勇気を与え、庶民にも受け入れられた。フランス革命期には渡仏して議員として活動、恐怖政治下で投獄もされた。ペインが訴えた社会改革は、君主制や奴隷制の廃止、格差の是正、義務教育、妊婦の保護など、現代に通じるものだった。

そうです。彼の思想がアメリカ独立に大いに関係しているのです。以上、アメリカ独立記念日を直接扱ったものではありませんが、なんとなく関わりのある書籍を二点、ご紹介しました。

組み合わせはどうやって決めているのでしょうか?

7月になりました。今年も半分終わったということです。時の流れは速いものですね。そしてあっという間に秋になり、年末を迎えるのでしょう。その前に、うだるような暑さの夏本番はこれからですが……

先月6月は、1月から5月に登場したメンバーがあしらわれたデザインだった、乃木坂46壁掛けカレンダー。7月からは後半戦スタートです。最初の月である7月に登場したのは、まずは四期生の筒井あやめと清宮レイ、あやレイの鉄板コンビです。

重い女・筒井あやめと、社交的で誰とでも仲良くできる清宮レイ。あやめちゃんが一方的にレイちゃんに依存しているようにも見えますが、あやめちゃんも意外と一人行動が大好きな子のようです。とはいえ、レイちゃんに時間があればきっとレイちゃんを誘うのでしょうけど。

この二人を一緒に配したのはスタッフも二人の関係をよくわかっているのでしょう。もちろん、ファンの方でもこの二人のショットが見たいという願望もあるでしょうし、そういう双方の思惑が一致した一枚ですね。

二種類ある乃木坂46壁掛けカレンダー。AタイプとBタイプにどういうメンバーを割り振ったのか、その意図まではわかりませんが、各月のメンバーの配置はそれなりに考慮しているようです。もちろん、エース級メンバーはソロでひと月を担当していますが。

あやレイに対する、もう一方の7月は五期生の四名、岡本姫奈、池田瑛紗、菅原咲月、川﨑桜(上から時計回りに)です。五期生も加入から一年以上たって、なんとなくよく見る組み合わせ、ペアなどが出来つつありますが、この四名はちょっと意図が読めません。

菅原咲月を除く三名は、加入やお披露目がちょっと遅れたメンバーですよね。そこまではわかりますが、そこに菅原咲月が加わっているのはどうしてなのでしょう。ファンの中にも異論を持っている人がいるとは思いますが、菅原咲月と言えば《なぎさつ》ですから、井上和とコンビで取り上げられることも多いので、そういう組み合わせでくるかとも思いましたが、予想を裏切った組み合わせになっています。

さあ、来月以降の登場メンバーはどういう組み合わせになっているのでしょう。2024年版になると、三期生から五期生までもっとシャッフルした組み合わせの写真が多くなるのですかね?

2023年6月のご案内

2023年6月に送信した注文書をご案内いたします。

   

まずは今年の《書物復権》で復活した海外文学2作品『火山の下』と『火』が好調で、早々と重版になりました。続きましては、7月初旬に生誕140年を迎えるフランツ・カフカの作品をご案内しました。そして毎月恒例「今月のおすすめ本」、そしてロングセラーで6刷になっている『「その他の外国文学」の翻訳者』のご案内です。

   

続いては7月に広告予定の評伝二つ『プーチン』と『ヒトラー』です。次に春秋社の新刊も話題の小沢昭一さんの作品をご紹介。そして、突然飛び込んできた米大統領選にコーネル・ウエストが立候補したというニュース。あたしの勤務先では『コーネル・ウエストが語るブラック・アメリカ』なんていう本を出していたのです。

   

6月は月末になって続けざまにご案内を流しました。まずは毎年恒例「ツール・ド・フランス」です。そして朝日新聞の書評で注文が殺到している『一八世紀の秘密外交史』の重版が決まりました。さらに月初めのカフカと同い年なのだと初めて知りましたが、「ムッソリーニ」の評伝です。そして最後に、朝日新聞の記事以降、ものすごい反響を呼んでいる『中世への旅』3点です。