最寄り駅は?

あたしは、一応は小平市民です。人生で一番長く住んでいる場所も小平市です。とはいえ、そこに郷土愛があるかと問われると、ちょっと首をかしげたくなります。あたしが小平市に越してきたのは大学四年の秋ですから、もう思春期とか多感な時期と言われる頃は終わっていて、半分か三分の一くらいは大人の仲間入りをしているような年齢です。

近所に知り合いや友達が住んでいるわけでもなく、これからそういう関係を築けるような気は全くしませんでした。やはり地元で学校に通っていないと友達もできませんし、愛着も湧きにくいですね。

とはいえ、親しみを感じないのかと言われるとそんなことはなく、それなりに小平という土地が好きではあります、具体的な理由はありませんが(汗)。

そんな小平ですが、JRの国分寺駅の駅ビル・マルイでこんなイベントがスタートします。新聞に丸井の折り込み広告が入っていて、そこに載っていました。それにしても「アイラブ小平」なのに、国分寺で開催されるなんて、複雑な気分です。

小平市というのは、多摩地区では比較的面積の広い市です。もちろん八王子のように桁違いに大きな市もありますが、それでも小平は小さい市ではありません。そしてJRは武蔵野線が走っているくらいで、中央線からは若干距離があります。市内の電車のメインは西武鉄道になります。

繁華な場所としては、西武線の一橋学園駅周辺、同じく花小金井駅周辺、それと小平駅周辺になると思います。どうしてこのイベントが国分寺で行なわれて、これらの駅周辺の商業施設で行なわれないのでしょうか? 市街の人へ向けてアピールするなら市内でやってもしょうがない、ということでしょうか。

市の中心から北側に住んでいる人は西武線を利用して都心や他の地域へ向かうと思いますが、あたしのように市の南側に住んでいる人はJRの国分寺か武蔵小金井に出る人が多いと思います。バスもそのような感じで路線が作られているようです。そして、このようなイベント行なうとすれば、国分寺のマルイか、武蔵小金井のイトーヨーカ堂しか見当たりません。

やはり国分寺で開催されるのは妥当なところなのでしょう。

予想どおりだったのでしょうか?

昨晩のノーベル文学賞の発表。韓国のハン・ガンさんが受賞しました。邦訳が多数ある作家の受賞だったので、不景気と言われて久しい出版界にとっては明るいニュースの着弾です。

ノーベル文学賞は作品に対して与えられるのではなく、作家本人に対する賞ですので、どの作品が受賞作というわけではありません。あたしの勤務先も二点ほど刊行しているので、今朝は電話が鳴りっぱなし、ファクスもジャンジャン届くし、注文メールも何通も受信しました。こんなこと、何年ぶりでしょう。まさに嵐でした。

ちなみに、邦訳が多数出ていると書きましたが、架蔵しているのはご覧の作品です。6点ですね。所持していないのは数点だと思います。

そして、あたしがなど言うのはおこがましいですが、やはりハン・ガンは面白いですし、いろいろと考えさせられる物語です。韓国の歴史を知らなくても十分楽しめますが、読むともっと知りたくなります。韓国って近くて遠い国だと感じます。

ところで、ハン・ガン作品、あたしの勤務先では2作品を刊行していますが、ノーベル賞発表前、社内では中国の残雪が取ってくれたらいいなあ、取ったら即重版だ、などと話題になっていました。残雪作品も三つほど出していますので。

社内でそんなことが話題になっていたときに、ふと見た英国のオッズでハン・ガンがランクインしていたのに気づき、「残雪だけではなく、ハン・ガンも重版の準備をしておこう」と呼びかけていたのです。結果的に、あたしのこの注意喚起が功を奏し、なんかあたしが予想屋みたいな感じになってしまいました(笑)。

別にそんなつもりはありませんが、よい方に転んでくれてラッキーでした。そんなあたしは、ハン・ガンではなく、ちくま学芸文庫の新刊二点を買っておりました。

久しぶりに帰りにケーキを買って

最近はちょっとご無沙汰だったので、久しぶりに洋菓子のタカノでケーキを買って帰りました。ショーケースを見ていると、目移りしていろいろと迷いますが、母とあたしに一つずつ買いました。

それが二枚目の写真です。左があたし方ベル予定のケーキで、右が母に買ってきてあげたケーキです。

まずは、母に買ってきたケーキです。「かぼちゃプリン」です。

うちの母は、オーソドックスなものが好きで、食に冒険することはありません。なので趣向を凝らしたものとか、ギョッとするようなケーキよりは、こういうわかりやすいものが好みです。

そして、あたしが選んだのは「マンゴーパイン」です。

あたしもそれほど冒険するタイプではなく、また好みが意外とはっきりしているので、やたらめたらと手を出すことはしません。今回は、来週仕事で宮崎へ行くので、なんとなく頭の中に宮崎の名物マンゴーというイメージが焼き付いていたためかと思われます。

いつもであれば、メロンとかブドウ、イチゴといった、これまたスイーツでは王道中の王道のものを選びがちですが、今回ばかりはマンゴーに手が伸びてしまいました。

ただ、調べてみたところ、マンゴーって今が旬というわけではないみたいですね。

そんなことより、ノーベル文学賞を韓国の作家ハン・ガンが受賞したので、明日はとてつもなく忙しくなりそうです。

語学マニアさん、いらっしゃい!

本日は、おすすめの新刊のご案内です。

まもなく、と言いますか、正確に言うならば、18日に取次搬入予定の新刊、『外国語を届ける書店』の見本が出来てきました。こんな装丁になっています。

ひとつの言語に特化した専門書店。その書店員はどんな思いで本を届けているのでしょうか。九つの専門書店に尋ねたインタビュー集。

という内容です。洋書専門店というのは昔からありましたし、現在であればネットで簡単に外国の書籍を取り寄せることができます。でも、そういう本が一面に並んでいる、異国の本の匂いを感じられる空間というのは、ネットでは決して味わうことのできないものだと思います。是非、本書で紹介されているお店に行ってみてください。

そして同じく、外国語で知られる勤務先らしい既刊として『「その他の外国文学」の翻訳者』があります。どちらも語学書編集部の精華であります。『外国文学』を手に入れた読者の方であれば、きっと『届ける』の方にも食指が動くはずです。

書店では文芸書コーナーに並んでいることが多いと思いますが、あえて語学書のコーナーに並べてもよい二冊だと思います。書店員の皆さま、そんな並べ方も試してみてください。

今日の配本(24/10/09)

まいにちふれるフランス語手帳2025

トリコロル・パリ 監修/ふらんす編集部 編

まいにちフランスを感じることのできる手帳。月ごとにフランスにまつわるエッセイを掲載。単語集付きなのでフランス語学習にも最適。

まいにちふれる中国語手帳2025

李軼倫、原田夏季 監修/白水社編集部 編

まいにち中国語にふれることのできる手帳。月ごとに中国にまつわるエッセイを掲載。単語集付きなので中国語学習にも最適。

まいにちふれるドイツ語手帳2025

マライ・メントライン 監修/白水社編集部 編

いにちドイツを感じることのできる手帳。月ごとにドイツにまつわるエッセイを掲載。単語集付きなのでドイツ語学習にも最適。

まいにちふれるスペイン語手帳2025

スペイン語教室ADELANTE 監修/白水社編集部 編

まいにちスペインを感じることのできる手帳。月ごとにスペインにまつわるエッセイを掲載。単語集付きなのでスペイン語学習にも最適。

まいにちふれるタイ語手帳2025

福冨渉 監修/白水社編集部 編

まいにちタイを感じることのできる手帳。月ごとにタイにまつわるエッセイを掲載。単語集付なので、タイ語学習にも最適。

豹変

今朝の朝日新聞に出版業界に燗する、こんな記事が載っていました。

委託配本という制度が諸悪の根源なのでしょうか。まあ、必ずしもそうとは言えないでしょうが、原因の一つではあるでしょうね。

でも、書店の粗利を増やすために書籍が買い切りとなったら、出版社配本先が減ってしまうので、部数を減らすことになるでしょうし、当然書物の値段が跳ね上がることになるでしょう。たぶん、それではやっていけない出版社が相当数出て来ると思います。

本の値段は、以前から安すぎると言われていましたので、上がるのはよいことなのかも知れませんが、この不景気の世の中で本の値段が上がっても買ってくれる人はどれくらいいるのでしょう。ちょっと不安です。ますます本が買われなくなりそうです。

ニュースと言えば、このところ石破新首相の態度が「豹変」と言われています。この「豹変」という言葉が非常に気になります。報道されているのを見る限り、この「豹変」は「掌返し」のような使われ方です。でも「豹変」は本来はよい意味で使われていたはずです。

中国古典『易経』の革の卦に現われる言葉です。「君子豹変」と言って「徳の高い人格者は過ちを速やかに改める」という意味なのです。中国古代の君子が、現在の日本での使われ方を知ったら、いったいどう思うことでしょう。

原点回帰?

ミネルヴァ書房から刊行された『韓非子入門』を買ってみました。なんといっても「韓非子」は、わが心のバイブルですから、新刊が出るとどうしても食指が動いてしまいます。

そもそも、どうして韓非子なのかと言えば、かつて「履歴書代わりの暇つぶしエッセイ」の第二回で書きました。あたしと中国思想との出逢いが『韓非子』だったのです。

その後、大学四年間や大学院修士二年間で、韓非子とは付かず離れず、だいだいそんなような時代を専門に取り組んでいました。韓非子があたしのいまの人格を作り上げたと言っても過言ではないくらい影響を与えられた本です。

学生時代もとうの昔に終わり、それでもまた改めて韓非子と向き合ってみるのもよいのではないかと考えた次第です。そう言えば、二年ほど前に講談社学術文庫でも『韓非子 全現代語訳』が刊行されていましたね。もちろん買っています。やはり忘れられない一書です。

話は変わって、そろそろ涼しくなってきたので、晩酌に缶チューハイという気温でもないだろうと思い、新たに日本酒を購入しました。それが二枚目の写真です。

以前にもこのダイアリーでご紹介したことのある石川県の酒「萬歳樂」です。純米大吟醸とひやおろし、それぞれ720mlを一本ずつです。寒い季節とはいえ、あたしの場合、日本酒は冷酒です。燗は好きではありません。好きな酒が「冷やしてお飲みください」というものばかりというのもありますが。

2024年10月8日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

やはり美味しい!

また新しい週がスタートしましたが、今日は母の大学病院への通院があるので在宅勤務をしております。午前中は自宅で仕事をこなし、昼間の数時間母を連れて病院へ向かう予定です、それはさておき、昨日の話題を少々。

昨日は午前中に国分寺駅まで行く用事がありまして、だったらちょうどよいと思って、帰りがけに駅前のケンタッキーフライドチキンで月見バーガーを買って帰ることにしました。この時季の定番である「月見」メニューは、「とろ~り月見チーズフィレバーガー」も「とろ~り月見和風チキンカツバーガー具沢山タルタル」もそれぞれ一回ずつ食べていました。

どちらかと言えば「フィレ」の方が好みだったので、もう一度食べたいねと母と話していて、また早くしないと販売期間が終わってしまうかもと考え、この機会にもう一度買うことにしたのです。今回はその「月見チーズフィレ」と「おもちカスタードの月見パイ」を初めて買ってみました。

「月見パイ」の方も予想以上に美味しくいただきました。カスタードなので、食事と言うよりはおやつっぽい感じでしたが、これはこれでいけますね。

おやつと言えば、この週末にセブンイレブンでこんなのを買ってみました。「濃厚うにあげせん」です。お煎餅の一種なんでしょうが、非常に軽くてサクサクしていました。ちょっと小腹が空いたときに食べるおやつとしては非常に美味しいです。ただ肝心のウニが、あたしにはさほど感じられませんでした。まあ、ウニってそれほどしょっちゅう食べるわけでもないので、どんな味だったのかしっかり覚えていないあたしが悪いのでしょうけど。