今日の配本(22/01/28)

戦争記念碑は物語る
第二次世界大戦の記憶に囚われて

キース・ロウ 著/田中直 訳

「第二次世界大戦の記念碑」といえば、日本では広島の原爆ドームや長崎の平和祈念像、東京の靖国神社、海外では中国の南京大虐殺記念館、ポーランドのアウシュヴィッツ博物館が有名だ。戦争記念碑は犠牲者や戦禍を追悼するもの、英雄やレジスタンス、犯罪を記憶に留めるもの、復興や平和を唱えるものとして、集合的記憶を形成し、継承する目的を有する。しかし近年、韓国の慰安婦像のように、論争を巻き起こしている戦争記念碑も増えている。本書は、英国の歴史家が世界の25の戦争記念碑を訪ね、「英雄」「犠牲者」「モンスター」「破壊」「再生」に分類し、歴史の表象とその変化や議論を考察する。

次なるパンデミックを防ぐ
反科学の時代におけるワクチン外交

ピーター・J・ホッテズ 著/詫摩佳代 訳

世界中がコロナ禍に覆われてすでに2年が経つ。パンデミックは突然発生したかにみえるが、実はそうでない。
本書によれば、2015年に感染症や熱帯病が増加に転じ始めたという。かつて撲滅したはずの病が、「人新世」という新たな時代のなかで復活しつつあった。その状況下、新型コロナウイルスが世界的に蔓延する事態になったのである。人間の活動が環境に未曾有の影響を与えるという人新世。戦争と政情不安、難民危機と都市化、貧困の深刻化、気候変動が感染症や熱帯病の温床になっている。危機を克服する鍵は、意外にも冷戦期に構築された米ソの「ワクチン外交」にある。本書では、対立が激化するなかでもポリオや天然痘を制圧した両国の科学者の姿が活写されている。しかし、冷戦期とは異なり、「反科学」が大きな足枷になっている。途上国だけでなく、いやむしろ先進国においてワクチンの接種をはじめ科学的知見を拒絶する動きが巨大メディア帝国を通じてばらまかれているのだ。人新世に迫りくる多種多様な感染症との闘いにいかに向き合うべきなのか? 世界的権威による処方箋!

邯鄲一炊の夢?

あたしはふだん、晩は7時過ぎ、8時前には布団に入ります。朝は3時半くらいから起きているので、どうしても晩は早々と眠くなってしまうのです。

布団に入ってもしばらくは本を読んでいますので、すぐに寝てしまうわけではありません。時には一時間以上読んでいるときもあります。

そして昨晩ですが、ちょっと体調がすぐれず、風邪っぽかったので、風邪薬を飲んで蒲団に向かいました。いつものように本を読み始めたのですが、風邪薬が速くも効いてきたのか、まもなく睡魔が襲ってきました。

本を閉じて眠りにつくと、内容はほとんど覚えていないのですが、波瀾万丈の大冒険をした、長い長い夢を見ました。なんでそんな夢を見たのか、どういう脈絡でこんな夢を見たのか全くわかりませんが、とにかくあたしとしては自分では考えられないような冒険、そして体験、経験をした夢でした(という薄ぼんやりとした記憶が残っているだけです)。

「ああ、いい夢を見たなあ」という感触を抱いたまま目が覚めて、枕元の時計を見ると8時15分。もちろん今朝の8時過ぎではありません。昨晩の8時過ぎです。

ものすごく長い時間夢を見て眠っていたような気になっていたのですが、実際に寝ていたのは1時間にも満たない時間でした。劣化版ではありますが、これぞまさしく邯鄲一炊の夢ではないでしょうか? 夢の内容を覚えていないのが残念ですが。

またまた掲載されました!

今朝の朝日新聞一面です。

つい先日も『忘却の野に春を想う』が引用されていたのですが、今朝は『新「ことば」の課外授業』からの引用です。

ふと思ったのですが、こういう掲載のされ方の場合、「掲載」と言うべきなのか、それとも「引用」と呼ぶべきなのか、どちらがふさわしいのでしょう?

先に何気なく「引用」と書いてしまいましたが、「掲載」でも不自然には感じられませんし、「折々のことばに載った」という言い方は普通に言ってしまいそうです。

もちろん「折々のことばで紹介された」「折々のことばで取り上げられた」とも言いますので、やはり引用よりは掲載の方が、この場合にはよいのですかね?

今日の配本(22/01/27)

新訳ベケット戯曲全集3 フィルム
映画・ラジオ・テレビ作品集

サミュエル・ベケット 著/岡室美奈子、長島確、木内久美子、久米宗隆、鈴木哲平 訳

わかりやすくて明快な21世紀のベケットを、すべて新訳でお届けします。表題作をはじめ、本邦初訳の「なつかしい曲」、ドゥルーズが『消尽したもの』で分析したテレビドラマ作品など、13篇を一挙収録! 幽玄夢幻の、絵になる「放送劇」。

スモモの木の啓示

ショクーフェ・アーザル 著/堤幸 訳

13歳の末娘バハールの目を通して、イスラーム革命に翻弄される一家の姿が、時に生々しく、時に幻想的に描かれる。『千一夜物語』的な挿話、死者や幽鬼との交わり、SNSなどの現代世界が融合した、亡命イラン人作家による、魔術的リアリズムの傑作長篇。

まとめて配送はむしろ迷惑なのかしら?

世はSDGsブームですから、なにかと節約したり、無駄なことは省いたり、そういった風潮です。基本的には、あたしも大賛成なのですが、最近になって一つ疑問に思うことがありました。

それは、ネットショッピングの「まとめて配送」です。

あたしが日常的に使うネットのショッピングサイトはヨドバシカメラ(ヨドバシ.com)です。メインは書籍ですが、PC用品から何でも揃っているので重宝しています。楽天市場の場合、それぞれのショップになりますが、ヨドバシですと一つのショップですからわかりやすくもあります。

そんなヨドバシカメラのネットショッピングですが、複数の商品を購入したときに「準備のできたものから配送」「まとめて配送」などを選ぶことができます。あたしは配送の手間を考えて、よほど急ぎの商品でない限り「まとめて」を選ぶようにしています。

ところが、それをすると到着までに日数が一日か二日余計にかかることがしばしばありました。上述したように急いでいるわけではないので目くじら立てるつもりはありませんが、サイトでは「翌日配送可」などと書いてあるのに、実際には三日か四日かかるのでは「看板に偽りあり」ではないかと思うのです。

ただ、これはあくまであたしの予想(想像)なのですが、ヨドバシみたいな大きなサイトだと、書籍の倉庫、PC用品の倉庫、日用品の倉庫など、たぶんジャンルごとに倉庫が分かれているのではないかと思われます。そしてそのジャンルのみの注文であれば(そして倉庫に在庫があれば)、その倉庫からすぐにでも出荷されるのでしょう。しかし、あたしのように書籍と薬と文房具をまとめて買うようなお客の場合、それぞれの倉庫から在庫をどこか一か所に集めてきて、そこで梱包して発送になるので時間が余分にかかるのではないかと思うのです。

そうなると、ヨドバシの倉庫の手間としては、却って負担をかけていることになりはしないか、そんな風に思えるのです。もしどこぞへ集めてから出荷する方が却って手間になるというのであれば、これからは「準備のできたものから出荷」を選ぼうと思います。

別にヨドバシに確認したわけではないのですが、最近はそんなことを考えていまして、そうなるとどちらの方が環境にやさしいのか、と考えてしまうのです。

またまた工事中?

乃木坂工事中のBlu-rayが、新たに4種類発売されました。

乃木坂基礎工事中」「乃木坂後輩奮闘中」「乃木坂ヒット祈願中」「乃木坂ライブ潜入中」の四つです。

早速、書架に並べましたが、いつのまにか乃木坂46の円盤も数が増えましたね。コロナ禍で握手会が開けず、資金回収が厳しくなっているからでしょうか、最近はかなり急ピッチで発売されているような気がします。

握手会のために散財していた人にとっては、これくらいの出費は痛くも痒くもないのでしょうが、握手会には参加しない在宅オタにはこういう出費はボディーブローのように効いてきます。更には日向坂46も円盤を出し始めましたし……。欅坂・櫻坂が出していないのがせめてもの救いです。

速度の違いがあまりにも……

インターネットの速度を計測するサイトは数多ありますが、そのうちの一つで、自宅のネット回線の速度を計測してみました。

右の図のような数値が出ましたが、これが速いのか遅いのか、よくわかりませんし、これが平均的にどうなのか、そういったこともわかりません。

一応は、NTT東日本の光回線ですが、光ネクストとか、そんな種類であったと思います。プロバイダーはドコモ光で、朝日ネットを使っています。もう、どことどんな契約を結んでいるのか、全然把握できていませんから、何かあったときに、どこをどう改善すればよいのか……

そして、同じサイトを使って、勤務先でも回線速度を測ってみました。それが左の図です。

数字が大きい方が速いというのであれば、ダウンロードは自宅の方が22倍、アップロードは6倍になっています。右側の二つの数字をどう読み解けばよいのか、それはよくわかりませんが、この数値もかなりの開きがあります。

どちらが速いかと言えば、自宅の方がはるかに速くて、メールの送受信にしろ、ネットのブラウンジングにしろ、比較的サクサク動きます。勤務先の方がストレスを感じます。

生誕140年

今日は、ヴァージニア・ウルフの生誕140年なのだそうです。

というわけで、白水Uブックスの『フラッシュ 或る伝記』をご紹介。

犬目線の、とても可愛らしい小説です。

登場する犬はコッカースパニエルだったと記憶しています。日本では犬種としての人気はどのくらいなのでしょうね?

アザーカット写真集

惜しまれつつ乃木坂46を卒業した寺田蘭世の写真集『なぜ、忘れられないんだろう?』は、当然のことながら購入しましたが、その購入者プレゼントとして「アザーカット写真集」というのがありました。

この手のアイドル写真集には常に存在するのかわかりませんが、乃木坂46メンバーの写真を見る限り、かなり高い確率で読者プレゼントに「アザーカット写真集」があるようです。

つまりは、写真集には載せられなかったけれど、未発表のままにするにはもったいない、本人も気に入っているカットを写真集として読者プレゼントに供するというわけです。蘭世の写真集でもそんな読者プレゼントをやっていました。

もちろん応募者全員に当たるわけはありません。何名に当たるのか知りませんが、売れている数からするとかなり稀少な確率だと思います。現にあたしはこれまで乃木坂46メンバーの写真集をずいぶんと買っていますが、一回たりとも当たったことがありません。

ところが、本日帰宅すると郵便受けに集英社からの荷物が入っているではないですか。段ボールを当てて折れないようにした封筒の中に入っていたのが、ご覧の『アザーカット写真集』でした。

写真集よりはだいぶ小ぶりですが、16ページ立てのもので、素敵な蘭世が写っていました。あたしの期待に添うように、露出は控えめ、可愛らしい蘭世が満載のミニ写真集です。

《中国ファクター》という言葉をご存じですか?

今朝の朝日新聞です。中国問題を取り上げています。

その見出しに「中国ファクター」という単語がありますが、この言葉、ご存じでしょうか? なかなか聞き慣れない言葉だと思いますが、中国問題、特に中台関係を語る上でいまや外せない言葉の一つと言ってもよいでしょう。

ただ、日本ではまだ耳慣れない言葉だというのも事実です。しかしご安心ください。あたしの勤務先から『中国ファクターの政治社会学 台湾への影響力の浸透』という本が出ています。恐らく「中国ファクター」をタイトルに使っている書籍は日本で唯一だと思います。

また朝日新聞の記事中に名前のある呉介民氏が編著者の一人に名を連ねていますから、まさに朝日新聞の記事をさらに深く理解するには欠かせない一冊だと言えるでしょう。

ちなみに、同書の「中国ファクター」は「チャイナファクター」と読みます。