はっきりと? ひっそりと?

昨日の朝日新聞夕刊を広げていましたら、なんか見覚えのある建物の写真が載っていました。

そうです、あたしの勤務先ではないですか! こんなにはっきりと写っているとは、いやいや、そもそも記事が、あたしの勤務先を取り上げているものでした。

こんな取材を受けていたなんて、まるで知りませんでした。たぶん、この記事を見て驚いている、あたしのような社員が昨日の夕方はたくさんいたのではないかと思います。

前を通りかかった際には、この写真と同じなのか否か、是非ご自身の目でお確かめください。

そんな朝日新聞ですが、一夜明けて今朝の紙面、オピニオン欄です。

書評欄でも何でもないのですが、この記事の中にエリカ・フランツ「権威主義」という著作が言及されています。これは『権威主義 独裁政治の歴史と変貌』のことで、もちろん、あたしの勤務先の刊行物です。

記事では二重カギ括弧が付いていませんし、出版社名も入っていないので邦訳が出ている著作なのかわかりにくいですが、紛れもなくあたしの勤務先の刊行物です。

ちなみに、あたしの勤務先からは『権威主義の誘惑 民主政治の黄昏』という、よく似た書名の本がありますので、本屋さんで注文される際は間違えないようにご注意ください。もちろん、「権威主義」に興味をもたれのであれば、どちらも読んでみていただけると、より嬉しいですが。