駆け足で……

この木金と、一泊二日で京阪神を回ってきました。9月末に二泊三日で京阪神を回ったときは、大型店中心だったので、こんどは中規模店を中心に回りましたが、やはりかなりの駆け足ツアーになってしまいました。

木曜日は東京を発って、新幹線は京都で下り、滋賀に少しだけ戻った後は、書店に立ち寄りながら京都から大阪へ向かいました。晩は大阪泊まりです。実は新幹線、米原で下りて西進するか迷いました。でも米原に停まる新幹線の本数が少ないので断念しました。

そして二日目の金曜日。

一泊でツアーを終わらせるなんて、これまでにあったでしょうか? そんな思いを抱きつつ、朝から姫路へ向かい、そこからJR神戸線を東へ、大阪へ戻ってくるように書店を回り、新大阪から帰京という行程でした。なかなかの移動距離ですね(笑)。

今回のツアーは駆け足で回ったと書きましたが、その間、二日目の朝は少し早めにホテルを出発して、少し観光っぽいことをしました。それが、ここに掲載している写真です。

おわかりですね、国宝・姫路城です。いや、世界遺産・姫路城と呼ぶべきでしょうか? 訪れたのは何年ぶりでしょう。なにせツアーで姫路へ行くことはたびたびあっても、ほとんど駅ビルから外へは出ずに、また三宮方面へとんぼ返りばかりですから。たぶん姫路城まで行ったのは数十年ぶりだと思います。

大修理を経て、ずいぶんと白くなってしまったのはニュースで知っていましたし、駅から目にした大天守も真っ白に輝いていたのを何度も見ていました。しかし何年も経ってようやく少し落ち着いた風合いになってきたのではないでしょうか。そんな天守を眺めながら、無料では入れるところ散策してきたわけです。

時間としては小一時間ほどありましたが、駅からお城までがだいたい徒歩10分から15分ほどなので、お城を堪能したのは30分くらいだと思います。ただ、もともと時間の制約を考えて天守に登るつもりはなかったので、ひとまわりするにはちょうどよい時間だったと思います。

そして、よく晴れて気持ちのよい、秋の一日。紅葉と言うほどではありませんでしたが、青空に映える白鷺城がとてもきれいでした。寒くもなく暑くもなく、気候も穏やかでした。

大手前の広場では「姫路食博2022」というイベントの準備が真っ盛りでした。サイトを見ると、ちょうどあたしがウロウロしていた昨日からスタートのイベントのようですね。こういうイベントもリアルにできるようになってきているのですね。よい傾向だと思います。

さて、今回のミニ観光、次はどうしましょう? 個人的にはたつのへ行ってみたいと思っているんですよね。姫路のちょっと先ですから、足を延ばせなくもないですが、街歩きをするには一時間ではちょっと足りないでしょうか。