Rockfield's Diary

サイト管理人のブログです。

Rockfield's Diary

鹿苑寺金閣

母との京都観光、二日目にして最終日。

今回泊まったのは京都駅前に建つ新阪急ホテルです。直前の関西ツアーでは梅田の新阪急ホテルに泊まっていたのですが、阪急ホテルの連チャンです。

そして、まず向かったのは、母もあたしもこれまで一度も訪れたことがなかった鹿苑寺の金閣です。数年前に金箔の張り直しが終わって、金閣寺と言うよりも金箔寺と呼んだ方がよいくらいの輝きでした。

この日の天気予報では曇り時々雨、むしろ雨が主役のような、あいにくの空模様と言われていたのですが、写真をご覧いただければわかるように、そこまで悪くはなりませんでした。パラパラと雨が落ちてくることもありましたが、薄日が差す時間帯もあったりして、観光に支障が出るようなことはありませんでした。

そして目的である金閣。金閣寺と呼びたいところをグッと堪え、やはり鹿苑寺金閣と呼ぶべきだと思っている自分がいます。9時からの拝観ですが、9時半くらいに到着したので、観光客はまだ多くなく、修学旅行とおぼしき学生たちも少し来ている程度でした。ですので、このように人っ子一人写っていない写真が撮れました。

教科書や観光案内のポスターなどで見慣れた金閣を写真に収めると共に、初めて見た側面や裏側も興味深いものでした。それにしてもキンキラキンですね。印象としては大改修が終わってあまりにも白くなりすぎた姫路城を思い起こさせます。

そう言えば、学生5人くらいを案内しているおじさん、たぶん観光タクシーの運転手さんではないかと思われますが、金閣の三層の説明をしていました。仏舎利を知らない生徒たちには苦笑を禁じ得ませんでした。

そう言えば、別のグループでは「君たち、弘法大師って知ってる?」と聞かれてポカンとしている生徒たちに、「じゃあ、空海って知っているでしょ?」とさらに聞かれても答えられないグループがいました。もうちょっと勉強してくれよ、とあたしもついつい愚痴っぽくなってしまいました。もちろん心の声ですが。

さて、境内の植え込みにこんな花を見つけました。いや、花でいいのですよね。見た感じはスズランのような形をしています。あたしは植物に疎いので、それに植栽のところに名札が建っていなかったので、これがどんな植物なのかわかりません。

金閣を巡ると、あまり見るところも少なく、あっという間に参詣路が終わってしまいます。もう少しじっくり見たとしても、意外と短時間で参観できてしまう場所ですね。金閣を見終わった後の参詣路脇には、こんなところがありました。

看板には「銀河泉」と書いてあります。そして、そのすぐそばにあったのが最後の写真。こちらは「巌下水」とあります。どちらも室町幕府・三代将軍、足利義満に縁のあるもののようです。

義満で思い出しましたが、あたしが子供の頃に見ていたアニメ「一休さん」では、まだまだ将軍としてギラギラ政務を執り行なっていた義満が出て来ますが、義満が出てくるシーンでは必ず金閣が舞台として登場していた記憶があります。

子供心にも、きらびやかな金閣、そして派手好きな義満の性格は、お坊さんである一休さんの暮らしぶりと対照的で、なおかつ一休さんは後小松天皇の子供だということが、判官贔屓的な感情を呼び起こしていたと記憶しています。史実ではないでしょうが、子供の頃にテレビアニメで見ていた舞台に自分がいるというのは不思議な感覚ですね。

ただ、義満がここで政務を執っていたのはまだ理解できるとして、ふだんの寝食もここで行なわれていたのでしょうか。目の前の金閣からはとても生活感を感じられません。あるいは当時は金閣のそばに、義満の生活の場、また側近たちが勤務する場としての建物がもっと建ち並んでいたのでしょうか。そんなことが気になりました。

親孝行は親が生きているうちに?

関西ツアーを月曜から水曜までこなし、普段であれば、そのまま水曜日の夕方に帰京です。あるいは木曜まで関西ツアーをやっていたかもしれません。しかし今回は帰京せず、木曜日に休暇を取って、京都観光をしました。

前々から母を京都旅行に連れてこようとは考えていたのですが、なかなか機会が作れず、そんなこんなで母もあたしもかなり歳を取ってしまいました。これは急がないと足腰が覚束なくなりそうと思い、意を決して今回実行に移したわけです。

水曜日は、あたしはまだ仕事をしていましたが、母に東京から京都まで来てもらい、仕事が終わる5時半頃に京都駅で待ち合わせ。そのままホテルに荷物を置いて夕食へ出かけました。食べに行ったのは先斗町のいづもやです。四条大橋のたもとにあるお店です。

いただいたのは写真に写っている、瓢箪形の器に京料理が入っている「ひょうたん弁当」です。天麩羅付きでいただきました。あたしはこのお店には過去に何度か来たことがありまして、毎回このひょうたん弁当を食べています。

運ばれてきたときは、名前そのまま、ひょうたんがお盆の上に鎮座していますが、三段重のようになっていまして、広げると二枚目の写真のような感じになります。ご飯と味噌汁、お漬物が別に並んでいて、この後、天麩羅が運ばれてきました。母だと、この量でも十分すぎるようで、天麩羅もあったので、相当お腹もいっぱいになったようでした。

ちなみに、写真の後ろはガラスで、外は鴨川です。夏になると納涼床が設置されることになります。京都の人に聞くと、納涼床とは言っても暑い夏の屋外は夜になっても蒸し暑く、冷房の効いた店内で食事をする方がよいとのことです。納涼床で食事をしたがるのは観光客が中心なのですかね・

観光客と言えば、当日のいづもやも外国からの人たちが大勢食事に入っていました。それほど高いお店ではないですし、かしこまった作法が必要というわけでもないので、外国からの人でも入りやすいお店なのだと思います。あたしと母がいただいたようなザ・和食というメニューもあれば、うなぎやしゃぶしゃぶといった選択肢もあるので、そういうところも外国の方には人気なのかも知れません。

今日の配本(24/02/22)

中国語文法〈補語〉集中講義

洪潔清 著

中国語学習者にとって最大の難関ともいえる〈補語〉。その難関を乗り越えるために、1冊まるごと補語に特化した参考書を作りました。全12章のうち前半は初級レベル(HSK3級・中検4級程度)、後半は中上級レベル(HSK4~5級・中検3~2級程度)とし、【結果補語】【様態補語】【数量補語】【方向補語】【可能補語】【程度補語】それぞれの要点をすっきり整理。空欄補充、語順整序、日文中訳、中文日訳など、豊富な練習問題でみっちり鍛えられます。音声無料ダウンロード付。

ゲルマン諸語のしくみ

清水誠 著

国際語として広く使われている言語から、ユネスコ指定の危機言語に及ぶ、驚くほど多様な古今東西のゲルマン諸語の特徴を、発音や文法など、さまざまな観点から詳しく解説。アイスランド語/アフリカーンス語/イディッシュ語/英語/オランダ語/フリジア語/スウェーデン語/デンマーク語/ドイツ語/ノルウェー語/フェーロー語/ルクセンブルク語ほか、ペンシルヴェニアドイツ語、スイスドイツ語など各地域方言、また古英語や中英語、ゴート語など、時代による変遷も扱う。

ワイルドランド(上)
アメリカを分断する「怒り」の源流

エヴァン・オズノス 著/笠井亮平 訳

2013年、米主要紙誌の特派員として十年に及ぶ海外生活から帰国した著者は、熟知していたはずの祖国アメリカが大きく変貌してしまったことに驚愕した。自分が浦島太郎になったかのような感覚を覚えるほどに、そこかしこで変化が起きていたのだ。その変化をもたらしたものは何なのか。トランプを大統領にまで押し上げたうねりの源はどこにあるのか。混沌の中から何か新しいものが生み出されようとしているのか。それを突き止めようと取材を開始する。