Rockfield's Diary

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ウェブサイトのリニューアル

本日は午後から人文会の勉強会(研修会)でした。人文会の会員社である勁草書房のウェブサイトリニューアルの顛末を語ってもらう、というものでした。

各社、もちろんウェブサイトは運営していますが、どうやったら見やすいか、どんな機能があれば便利なのか、担当者の悩みは尽きないと思います。そんなウェブサイトに関するケーススタディという感じでした。

ちなみに、あたしは自社のウェブサイトには一切関わっていないので、特に益するところはなかったですが、それでもなかなか興味深い話が聞けました。

ちなみに、勁草書房もそうですが、あたしの勤務先もとうこう・あいという会社が提供するHONDANAというフォーマットを使っているそうです。なにせ、ノータッチなのでそういうことも知らずに本日のレクチャーを聞いたわけです(汗)。

ところで勁草書房というとどういう出版社のイメージがありますでしょうか? 出版ジャンルは多岐にわたっていますが、あたしは中国思想、中国哲学の専門書を刊行している出版社、というイメージを長いこと持っていました。

何故かと言いますと、写真にあるような本、これらはすべて勁草書房の刊行物です。現在はすべて品切れみたいですが、あたしが学生時代にはこういった本を精力的に出していたのです。時代が感じられるのか、あるいは当時の勁草書房の特徴なのか、ビニールカバーの掛かった本が多かった印象です。この4冊どれもビニールカバーが掛かっていますので、経年劣化なのか、ちょっとべたついています(爆)。

でも、いい本出していましたよね。当時のあたしにはまだ手が出なくて購入していなかった本がこれ以外にもたくさんあって、大浜晧さんの作品が多かったと記憶しています。

そんなイメージを持っていた勁草書房ですが、昨今は中国ものと言えば現代中国社会を扱ったものが多くなっているようです。否、古代中国思想ものはほぼ全く出していないのではないしょうか? 出版傾向が変わるのは致し方ないですが、中国学を学んでいた者にとってはちょっと寂しくもあります。

黒猫のチェリー

コンビニでこんなミンティアが売られていましたので買ってしまいました。

絵柄から見て、ハロウィン仕様なのでしょう。黒猫やチェリーがハロウィンとどう繋がるのか、それはわかりませんが、雰囲気はよく出ているようです。

味は、昔懐かしい梅仁丹のような感じでした。

苔好きにはたまらない「樹海村」

WOWOWで放送されていたので、映画「樹海村」を視聴しました。

以前に視聴した「犬鳴村」に続く「村」シリーズのホラーなわけですが、結論から言いますと、犬鳴村と同じく怖くはありませんでした。子供向きなんでしょうか?

ストーリーも、あらかじめネタバレサイトなどを見ておかないと、ちょっとわかりにくいところがあったかもしれません。安達祐実は果たして実在しているのか、幽霊なのか、わかりにくい感じでしたし、主人公たち仲間の関係性もいまひとつわかりにくいと言いますか、説明不足な感じがしました。

そして展開なのですが、母親・安達祐実から山田杏奈演じる主人公・響に霊と交感する特殊能力が遺伝しているんですよね、そして響のお姉ちゃんが結婚し娘が生まれ、その子にも同じ能力が伝わっている、という理解でよいのでしょうか。

で、コトリバコでしたっけ、それがラストに現われたということは、呪いというか因縁がこれからも続く、この一族にまとわりつくということなのでしょう。ただ、この一家と樹海との関係性が不明ですよね。単に霊感が強かった安達祐実の代から関係が生まれたのか、安達祐実以前の一族が樹海と何か因縁を持っていたのでしょうか?

そして響は自分の身を犠牲にして姉を助けたわけで、それは自分が犠牲になって娘二人を逃がした安達祐実に通じるものがありますね。でも、そうなると主人公は響ではなくお姉ちゃんの方(?)という気もしてきます。

ところで、樹海の中の村と聞いてあたしが思い出すのはコミック「超少女明日香」です。その中に、自然と穏やかに暮らす人々が樹海の中に集落を作って暮らしているというシーンがありました。もちろん呪いとか怨みとか、そんなものとは無縁の、ほのぼのとした心暖まる村です。あたしは、どうしてもそちらのイメージの方が強くて……

それにしても樹海の苔はきれいですね。非常に美しかったです。

震度5強

東京で久しぶりに大きな揺れを感じたのは木曜の晩でした。11時少し前ということで、帰宅の足が奪われ大変なことになったようですが、コロナ禍でリモートワークが推奨されているというのに、こんなにも出社している人がいるのですね。

ちなみに、あたしはぐっすりと寝ていて、大きな揺れで目が覚めました。その日はノーベル文学賞の発表が夜8時過ぎにあるというので、それを確認してから布団に入ったのです。そして寝床で本をしばらく読んで、たぶん9時前には眠ってしまったと思います。ですから完全にぐっすりと深ーい眠りの中にいたわけです。

たまに地震はありますけど、今回の地震はいつもよりちょっと大きくて、長かったですね。とはいえ恐怖を感じるほどの揺れではありませんでした。本棚の本が落ちることもなく、棚の上の物が落ちて来ることもなく、もちろん食器が割れることもありませんでした。

ニュースでは10年前の東日本大震災を思い出したという人が多かったようです。しかし東日本大震災の時、あたしはトーハンの桶川倉庫というかなり特殊な、日常とは異なる環境下にいましたので、実はあの大震災もそれほどの大事だという実感がないのです。

もちろん桶川から自宅へ帰るのにはひと苦労しましたけれど、それでも多くの帰宅難民に比べるとバスと電車を乗り継いでスムーズに帰り着いたので、ラッキーだったと言えます。ですから、10年前との比較もできず、なんとももどかしい思いをしております。

哲学の女王からソロデビュー?

晶文社から今年の5月に刊行された『哲学の女王たち』という本があります。

タイトルからおおよその内容はわかると思いますが、西洋史の中で知的活動を行なっていた女性たちにスポットをあてた評伝集のような本です。取り上げられている女性は、ディオティマ、班昭、ヒュパティア、ララ、メアリー・アステル、メアリ・ウルストンクラフト、ハリエット・テイラー・ミル、ジョージ・エリオット(メアリー・アン・エヴァンズ)、エーディト・シュタイン、ハンナ・アーレント、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、アイリス・マードック、メアリー・ミッジリー、エリザベス・アンスコム、メアリー・ウォーノック、ソフィー・ボセデ・オルウォレ、アンジェラ・デイヴィス、アイリス・マリオン・ヤング、アニタ・L・アレン、アジザ・イ・アル=ヒブリの20名です。

欧米の読者であればよく知っている名前ばかりなのかもしれませんが、あたしにはとんとチンプンカンプンで、赤字にした4名くらいしか知りません。

そんな中、緑字にしましたヒュパティアは来月半ばにあたしの勤務先から評伝が刊行になります。タイトルは『ヒュパティア 後期ローマ帝国の女性知識人』です。内容は「優れた数学者・哲学者として弟子から政界と宗教界に要人を輩出しつつも、政治的対立に巻き込まれ非業の死を遂げた女性の、伝説と実像」というものです。

晶文社の本を読んで興味を持たれた方、ぜひ本書を手に取ってみてください。