本日、見本出しです。(1月8日配本予定)
今日の配本(25/12/25)
スパイたちの百年戦争(下)
東西の熾烈な諜報活動
カルダー・ウォルトン 著/松島芳彦 訳
ロシア革命から第二次大戦、冷戦、ソ連崩壊、新冷戦、ウクライナ戦争、ロシア・中国の策謀まで逸話満載、「陰の戦争」の攻防を追う。
アジア・トイレ紀行
山田七絵、内藤寛子 編
トイレが社会を映し出す! トイレから文化を理解する! トイレをめぐるカルチャー・ショックを綴るユニークなエッセイ。図版多数。
異邦人
クラウディア・ドゥラスタンティ 著/栗原俊秀 訳
聾者の母に捧げられた、「ある家族の会話」の軌跡。米・伊・英と移住する異才による、従来の「移民文学」とは一線を画す長篇。
スターは誕生したのか?
日本テレビ系で放送されている「乃木坂スター誕生!」のブルーレイが少し前に届いていました。これで四つ目、たぶんこれが最後なのだと思います。
もともとは乃木坂46の四期生でスタートした同番組。冠番組の「乃木坂工事中」と異なり、メンバーの歌声が聞けるので、工事中とは別の楽しみがあります。
歌が得意なメンバーが、この番組で活躍することもしばしばで、メンバーの歌唱力向上にそれなりの貢献をしていたのではないかと思います。四期生の後は五期生が引き続き「新・乃木坂スター誕生!」として、さらに「超・乃木坂スター誕生」となりました。
今回届いたブルーレイは、その「超・乃木坂スター誕生」で、全部で第四弾まで発売されている、その第四弾です。「新・乃木坂スター誕生」のブルーレイも第四弾まで出ていましたので、五期生だけで8本出ているわけですね。
結構長く続いている番組です。コロナ前、四期生の当初はロケを中心としたコント番組のようでしたが、途中から、たぶんコロナの影響もあってスタジオでの歌唱番組に変わったのだと思います。
そして現在は「乃木坂スター誕生SIX」として六期生が出演しています。個人的には、五期生はそれなりに歌えるメンバーが多かったという印象ですが、六期生はまだまだこれからだなあと感じます。
ライブの経験も大切ですが、こういう番組で経験を積んで行くことも大事だと思います。アイドルとはいえ、それなりに歌えないとダメでしょうから、よい経験のできる番組でしょう。この番組を長いこと見てきて、柴田柚菜、林瑠奈などの歌唱力の高さに驚かされましたし、六期生では海邉朱莉が注目株ですね。
地政学的に非常に興味深いですね
今年も営業日としてはあと数日です。年内の新刊は明日配本の三点で終わりですが、年明けに配本される新刊三点の見本が出来てきました。それがこちらです。
あたしの勤務先の諸外国語シリーズ《ニューエクスプレスプラス》の音声ダウンロード版です。1月はオランダ語、現代ヘブライ語、ペルシア語の三点です。
「おお、そうか、そうか。この三点ね」と思いつつ、よく見てみると地政学的に非常に興味深い言語です。ひとまずオランダ語はおくとして、現代ヘブライ語はイスラエルの公用語、ペルシア語はイランの公用語です。イスラエルとイラン、中東で対立する二大国ではありませんか。そんな両国で使われている言語の語学書を同時に刊行するなんて。
もちろん、取り立てて意味があるわけではなく、たまたま偶然の結果です。そんな地政学的な意味を考えて刊行するなんて、そうそうできるものではありませんし、そんなことで刊行の順番を縛っていたら続かなくなりますので。
自分で売ってみたい人が多いのね
今日の朝日新聞にこんな記事が載っていました。いま流行のシェア本棚ですね。各地に広がっていますが、通常の書店の中にできるのは珍しいのではないでしょうか。
それにしてもここ数十年、出版不況と言われていますが、実は細かく見ていくと活況を呈しているジャンルもあり、シェア本棚もその一つだと思います。
独立系書店が話題になるように、自分で本を選んで、それを他の人にも伝えたいという人が増えているのでしょうし、それを支持する人も確実に増えているのだと思います。
かく言うあたしは、シェア本棚にはさほど惹かれないのです。やってみたいと思わない(?)と聞かれても「別に……」「特に……」と答えて終わりです。たぶん自分自身がそこまで人と本について語り合いたいとかシェアしたいという気持ちを持っていないのだと思います。
そう言えば、かつて一世を風靡した(いまも続けている人は大勢いますよね?)読書会というのにもそれほど関心を持てませんでしたから。あたしという人間は内向的で、できればあまり人と関わりたくない、というタイプなんでしょうね。
昭和天皇の謎
中公新書から『昭和天皇』が発売されました。かつて同タイトルのものが発売されていましたが、今回のはその「増補版」で、著者も変わりません。
中公新書ではこれまでも「増補版」が刊行になるタイトルがありまして、わが家の書架を見てみますと『南京事件』と『キメラ』が「増補版」を刊行しています。
まずは『南京事件』をご覧ください。中公親書しての通し番号は旧版も増補版も同じ795です。増補版が刊行されたら旧版は絶版とし、新旧で入れ替えてくださいということなのでしょう。
そして『キメラ』の方も通し番号はどちらも同じ1138です。こちらも新旧の入れ替えを推奨しているようです。
ちなみに一つの本につき一つ割り振られるISBNコードというのがありまして、『南京事件』の旧版は「4-12-100795-6」、増補版は「978-4-12-190795-0」と一つ異なるところがあります。ISBNコードが10桁から13桁に変わったのはひとまず無視します。
『キメラ』も旧版「4-12-101138-4」ですが、増補版は「4-12-191138-5」となっていて、『南京事件』と同じ箇所が同じように異なっています。中公新書では、増補版は「9」を振るのが通例のようです。
ところがこのたび発売された『昭和天皇』は旧版は2105ですが、増補版は2888と新しい番号が振られています。通し番号が異なりますので、ISBNコードも旧版は「978-4-12-102105-2」なのに対して、増補版は「978-4-12-102888-4」と全く異なるものになっています。
「増補版」は同じ通し番号を使うという原則(法則?)が崩れています。これは編集部内で方針が変わったのでしょうか。それとも昭和天皇に敬意を表した措置なのでしょうか。いや、増補版で通し番号を変えるのが敬意を表わしたことになるのかわかりませんが……
あたしはこの三点以外の中公新書がどうなっているのかわからないので、これ以上はなんとも言えませんが、たまたま今回の新刊で気づいたのでちょっと書き留めてみました。
今日の配本(25/12/22)
プリンとプディングは同じものですか?
缶チューハイは夏に飲むものという、先入観というほどのものではありませんが、やはり炭酸シュワシュワな飲み物なので暑い夏にこそ美味しいと思います。
たぶんメーカー側も気温が下がってくると売り上げが落ちるのを承知しているのでしょう、秋や冬の時季ならではのフレーバーやパッケージデザインで新商品を投入し、購買意欲を掻き立てようとしてきます。それに見事にはまってしまい、近所のスーパーでこんな「ほろよい」を見つけたので買ってきました。
「シャインマスカット」と「ウィンターベリー」の二種類です。いかにも冬のホームハーティーで飲んでくださいといわんばかりのデザインです。部屋の中は温かくしていますから、これくらいの量であればちょうどよいでしょう。あたしは日本酒も燗はせず、もっぱら冷酒専門なので、冬だからといって缶チューハイを避けるつもりはそもそもありませんが……。
さて、久しぶりにモロゾフでスイーツを買いました。最寄り駅・JR国分寺駅のマルイでスイーツを買うというと、洋菓子ならタカノ、和菓子ならあけぼのがいつもの定番でしたが、今回はプリンが食べたかったのです。
タカノはフルーツを使ったスイーツが専門で、プリンは見当たりませんでした。マルイにあるスイーツショップもプリンを置いているところはモロゾフくらいしか見つけられませんでした。
個人的にはマルイにはパステルがあったはずと勝手に思い込んでいて、それを探しに行ったのですが、パステルは国分寺ではなく武蔵小金井でしたね。こんどは武蔵小金井へ行ってみようと思います。
そのモロゾフで買ったプリンをこちらの四つです。左上から時計回りに「あまおういちごのプリン」「濃抹茶のプリン」「とろ生カスタードプリン」「カスタードプリン」です。最後の二つはクリスマス仕様のパッケージになっていました。
スーパーやコンビニで買うプリンは容器がプラスチックですが、モロゾフはガラスの容器なので四つも買うとそこそこ重くなってしまいました。もちろん昭和の価値観にどっぷり浸かっている母は、食べ終わった容器をきれいに洗って取っておくみたいです。捨てるなんてことはしません。
レフティではないのに……
晶文社の海外文学シリーズ《I am I am I am》の新刊が発売されました。今回のタイトルは「レシタティフ」と言います。作家の造語なのか、もともとこういう単語が存在していたのか、詳しいことはわかりません。
そんな『レシタティフ』をアマゾンで検索してみました。値段を調べようと思ったのもそうですが、どんな内容なのか、紹介文を読んでみようと思ったのです。
そういうわけで、検索窓に「レシタティフ」と入力しリターンキーをクリックしてみました。たぶん晶文社の新刊くらいしかヒットしないだろう、もしかすると洋書(原書)も一緒に検索結果に出て来るかなあ、と思っていました。
ところが検索結果に並んだのはゴルフクラブばかりです。下の方にスクロールしても晶文社の『レシタティフ』は出て来ません。
あらためて検索窓のところを見てみると、そこには「レフティ」と表示されています。あたしは間違いなく「レシタティフ」と入力したはずなのですが、検索は「レフティ」でされてしまったようなのです。どうしてでしょう。「レシタティフ」という言葉がないので、アマゾンが勝手に「レフティ」の誤植だと判断して検索結果を表示したのでしょう。全くもって余計なお世話です。勝手なことをするなと言いたいところです。
さて、この《I am I am I am》シリーズもこれで5点目になります。面白そうなタイトルが揃っているので、毎回買っています、読んだのは『ベル・ジャー』だけですが(汗)。
ところでこのシリーズ、ここまでの四点はすべてソフトカバーだったのですが、この『レシタティフ』はハードカバーです。シリーズでカバー回りの仕様が途中で変わるというのは、全くないことではないですが、極めて珍しいことです。
やはり『レシタティフ』にはソフトよりもハードだと、訳者と装丁家、そして担当編集者の間で意見が一致したのでしょうか。それにしても、こうして五点を並べてみるとどれも個性的なカバー装画ですね。シリーズでありながら、それぞれが独立した単行本をしても成立しているように感じます。
今日の配本(25/12/19)
トーマス・マンはなぜ日本で愛されるのか
平野啓一郎、鈴木結生、小黒康正 著
23歳で初の短編小説集を刊行した作家の作品の魅力を、23歳で芥川賞を受賞したふたりの小説家が著名な研究者とともに語り尽くす。