中国の戦争観 アヘン戦争から軍事大国化まで

中国の戦争観
アヘン戦争から軍事大国化まで

小野寺史郎 著

中国は軍事力を増強し続け、今やアメリカに次ぐ超軍事大国となった。しかし、その戦争観は「平和を愛する民族」と「政権は銃口から生まれる」の間で、時代ごとに二転三転する。近隣諸国や米国・ロシアとの関係など、様々な問題を抱える東アジアの大国は、軍事という手段をどのように捉えてきたのか? 軍閥、党軍、徴兵制、ジェンダー、武士道、ナショナリズム、欧米や日本の侵略への抵抗から、激しい内戦を経て、軍事大国となった現在まで、戦争観の変遷を読み解く。

2026年7月14日

日ソ中立条約 スターリンのインテリジェンス

日ソ中立条約
スターリンのインテリジェンス

河西陽平 著

スターリンが刮目した機密情報とは? 疑心、不信、猜疑の螺旋を描き続けた日ソ関係。ゾルゲの活躍は神話に過ぎなかった等、ソ連諜報戦の深層を気鋭が新資料を駆使した最新研究から赤裸々に描く!

2026年7月11日

社会契約論

社会契約論

ジャン=ジャック・ルソー 著/作田啓一 訳

「最初の社会」から論じて、社会契約による正しい統治のあり方を喝破した民主主義の聖典。解説=川出良枝、髙山裕二

2026年7月10日

チベット仏教

チベット仏教

吉水千鶴子 著

古代帝国下で仏教を受け入れたチベットは、実践的修行と精緻な教理をともに発展させ、仏教に根ざした文化と社会を築いてきた。言葉を超えた直観的悟りを求める密教の体系、論理による真理の探究、他者を思いやる慈悲の教えは、今もなお私たちの心を惹きつける。その心髄を教義論争とチベット社会の諸相に探り、解き明かす。

2026年6月27日

「アメリカの戦争」と世界危機 イラン侵攻は何をもたらすのか

「アメリカの戦争」と世界危機
イラン侵攻は何をもたらすのか

三牧聖子 編

アメリカとイスラエルによるイラン攻撃は世界中に衝撃を与えた。トランプの「強権」と「暴走」、くすぶり続ける中東の火種、混乱する市場経済。なぜいま「戦争」が起き続けるのか。「戦争」が突きつけた現実とは何か。12人の第一人者が積み重なる惨禍と複雑に絡み合う歴史構造を直視し、終わらない危機の実像に迫る。

2026年6月27日

物語 インドの歴史 インダス文明からムガル帝国、現代まで

物語 インドの歴史
インダス文明からムガル帝国、現代まで

堀本武功 著

紀元前2600年のインダス文明を起源とするインド。社会、文化の礎が築かれたのはヴェーダ時代からグプタ朝の間だった。中世にはイスラーム勢力が入り、多数の王朝が乱立し分裂する。16世紀から300年にわたり支配したのはムガル帝国だった。イギリス統治期を経て、ついに1947年に独立。20世紀末からの成長は目覚ましく、世界に存在感を示す。本書は「21世紀の超大国」の、5000年に及ぶ長く複雑な軌跡を描く。

2026年6月22日

刑吏の社会史 改版 中世ヨーロッパの庶民生活

刑吏の社会史 改版
中世ヨーロッパの庶民生活

阿部謹也 著

かつて社会にとって最も神聖な儀式であった「処刑」は、12~13世紀を境に、〝名誉をもたない〟刑吏の仕事に変っていった。心に美をまとうための美学入門 職業としての刑吏が出現し、彼らは民衆から蔑視され、日常生活でも厳しい差別をうけた。心に美をまとうための美学入門 都市の成立とツンフトの結成、それにともなう新しい人間関係の展開、その中で刑罰観はどう変化したのか。心に美をまとうための美学入門 刑罰観の変遷と刑吏差別の根源を追究する中で、庶民生活の実態を明らかにし、民衆意識の深層に迫る。

2026年6月22日