今日の配本[26/07/08]

ニューエクスプレスプラス ドイツ語[音声DL版]

太田達也 著

EU内で最大級の母語話者数を擁し、ゲーテの文学からモーツァルトの音楽まで、豊かな文化を育んできたドイツ語圏。過去の文化面だけでなく、現代の国際政治・経済・学問・産業のどの分野においても、大きな存在感を放ち続けています。そんなドイツ語圏の魅力に、ことばから直に迫ってみませんか。格変化や人称変化などの一見難しそうな文法も、本書では実際に使える・言いたくなる会話表現をもとに、聴いて話して楽しく学ぶことができます。音声はダウンロードでお聴きいただけます。

本日は盧溝橋事件です

今日は七夕ですね。少し前から近所のスーパーでは、子どもたちが書くための短冊が置かれていて、書いた短冊が飾られています。そんな七夕は日中の近代史では忘れてはいけない盧溝橋事件の日でもあります。

とはいえ、日本のテレビや新聞では盧溝橋事件が扱われているのをほとんど目にしません。もう忘却の彼方なのでしょうか。嘆かわしいことだと言ったら「老害」と言われてしまうのでしょうか?

さて話は変わって数日前のことですが、土曜日のランチにマクドナルドのハンバーガーを食べました。アボカドシュリンプのバーガーを食べたいと、テレビCMを見た母が言い出したので、近所のマックで買ってきました。あたしはビーフのハンバーガーです。

そんな週末の話はこのくらいにして、紀伊國屋書店新宿本店です。エンド台でハン・ガンさんの集中展示を行なってくれています。メインはもちろん、あたしの勤務先の新刊『私の女の実』です。そしてハン・ガンさんの既刊が周囲を固めています。

お陰様で新刊『私の女の実』の初速は順調です。SNSでも取り上げてくれている人がたくさんいるようです。この調子で売れ続けてくれることを願っています。

そんな紀伊國屋書店新宿本店ではUブックスのフェアもスタートしております。今年のUブックスフェアは言語にスポットをあてたフェアとなっています。フランス語やイタリア語など六つの言語ごとのセットを作りました。

一つ一つのセットは小規模なものなので、中小規模の書店でも開催できるサイズですが、ここ新宿本店は六つのセットすべてを展開してくれています。ありがたいことです。

ここに並んでいるUブックス、あたしも読んだことのある作品がいくつか並んでいます。海外文学は苦手と思わず、まずはふと目に留まったものから挑戦してみては如何でしょうか。日本の小説とはまた違った味わいを感じられるはずです。

行って帰ってきました

今日は日曜日ですが、日帰りで大阪へ行って来ました。弾丸でUSJを訪れたわけではありません。そんなものには興味ありません。プライベートではなく、仕事です。

夕方に、ダウ90000の蓮見翔さんのサイン会が、ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店んで行なわれたので、そのために大阪まで行って来たわけです。ついでに先日の関西ツアーで回れなかった書店もいくつか回ってきました。

今回のサイン会、ダウ90000の単独公演が大阪で行なわれているので、大阪でもサイン会を、ということで実現したものです。ただ大阪公演の舞台がジュンク堂書店の真上、近鉄アート館なのです。本日は昼公演と夜公演がありまして、その合間の時間を割いて下の階へ降りてきていただき、そこでサイン会を行なったのです。

いらっしゃったお客様、ファンの皆さま、まずはありがとうございました。そして昼公演を見てからサイン会に参加した方、このサイン会の後に夜公演を見るのを楽しみにしている方、そういう方が大勢いらっしゃいました。なんとかチケットを手に入れ、なおかつサイン会のチケットまでゲットできた幸運な方もいらっしゃいましたが、公演のチケットは大阪や東京は手に入れられなかった方もいらっしゃったようです。

それにしても、前回の新宿紀伊國屋書店のサイン会でも思いましたが、蓮見さん、そしてダウ90000のファンの方って、昨日今日のファンよりも数年来のファンの方が多いようです。いや、そういう熱心な方がサイン会にも足を運んでくださっているのでしょうか。

ちなみに、サイン会の対象となる書籍は岸田賞受賞の『ロマンス』ですが、昨年この近鉄アート館で上演されていたのが「ロマンス」だったのですよね。その公演作品で岸田賞を取り、ある意味、大阪へ凱旋サイン会のような感じでしょうか。昨年の「ロマンス」を見に来ていた方も複数いらっしゃいましたね。そういうファンとの交流の場というのは見ていて心がほっこりするものです。

2026年6月のご案内

2026年6月に送信した注文書をご案内いたします。

今月も最初は毎月の恒例、「今月のおすすめ本」です。次は読売新聞で紹介予定の『ラストアイランド 北センチネル島』です。次に5月に刊行した「書物復権」を改めてご案内しました。そしてサッカーのW杯の開幕を前に出場国の言語でフェアなどいかがでしょうかとご案内しました。

続いて、刊行から調子よく売れ、早々と重版になった『ドストエフスキーの世界観』をご案内。月の半ばには「今月のおすすめ本[語学書]」をご案内しました。そしてこの夏大阪にやってくるフェルメールの絵画をモチーフにした小説『真珠の耳飾りの少女』をご案内しました。さらに日本経済新聞で紹介された『傷ついた身体と都市』をご案内しました。

さらに朝日新聞で紹介予定の『税 起源・歴史・現在』をご案内。また絶好調『ロマンス』が4刷となったのでさらにご案内しました。初版の読みを誤り全然足りなくなってしまい刊行前重版を決めた『ビールと古本のプラハ』をご案内しました。また類書がほとんどないので初動が好調な『ニューエクスプレスプラス カザフ語』の重版が決まりました。

上述の『税』は書評掲載を受けて改めてご案内しました。新刊『ハイデガー伝』の刊行に合わせ、ハイデガー没後50年のご案内です。またロングセラー『別れを告げない』が18刷となりましたので、ご案内しました。最後は朝日新聞読書欄で紹介された『1619年プロジェクト』のご案内でした。

今日の配本[26/06/30]

ハイデガー伝
カトリシズム、革命、ナチズム

ギヨーム・パイヤン 著/亀井大輔 訳

哲学者はナチズムになぜ心酔したのか? ハイデガーの変転する運命を辿り、政治的実存を探究。彼の闘争がわかる、決定版の伝記。

ダーク・ダーク

サマンサ・ハント 著/壁谷さくら 訳

暗く切実な感情が渦巻く出来事を、凝った構成、不気味な筆致で描き出す。一見落ち着いた日々のなか、満たされない思い、人生に対する葛藤や社会への諦念を抱く人々の孤独と狂気がリアルに迫る、ダークでシュールな十篇。

今日の配本[26/06/25]

ミハイル・バフチン論
「ロゴス圏」探求のために

大石雅彦 著

そのバフチンを新たに読み直すために本書が立てる軸は、出来事、言語、身体である。バフチンの著作をよく知る読者の目には、不穏なほどに穏当に映るだろう。マレーヴィチをロシア・アヴァンギャルドから解放し、博覧強記のエイゼンシテインのイメージ論を詳らかにした著者は、最新の研究成果を余すことなく織り交ぜ、バフチン思想が展開する時・場の知的・文化的背景を繙きながら、「バフチン以後」の直接ないし間接的にバフチンに関係する、あるいはまったく関係しない思想(家)や創作(物)を縦横無尽に交錯させることで、大胆かつ細心、緻密でありながら野蛮に、まだ見ぬ「バフチン」を立ち上げる。