今日の配本(22/04/12)

シモーヌ・ヴェイユ

フロランス・ド・リュシー 著/神谷幹夫 訳

裕福なユダヤ人家庭に生まれ、教育熱心な両親の元で育ったシモーヌ・ヴェイユ。16歳でバカロレア(大学入学資格試験)、22歳という若さでアグレガシヨン(大学教授資格試験)に合格するも、その12年後、わずか34年で生涯を終える。本書は、シモーヌ・ヴェイユの兄であり数学者のアンドレ・ヴェイユから、「全集」(ガリマール社)の編纂を託され、2010年まで責任編集者を務めたフロランス・ド・リュシーによる待望のヴェイユ論である。ヴェイユの遺稿を手にしたカミュが「現代の唯一の偉大な精神」と呼んだように、この全集の編纂者は、34年の生涯にしては厖大すぎる量の書簡や日記、エッセーから何を読みとったのか。「重力」「不幸」「神」「根を持つこと」など、ヴェイユが取り組んだテーマを解説しながら、その人生と魂の遍歴を描き、聖なる異才の核心に迫る。

訃報が……

今朝の朝日新聞には、あたしの勤務先に縁のある方の訃報が2件も載っていました。

まずは彭明敏さん。と言われても、ご存じない方も多いと思いますが、あたしの勤務先では『彭明敏 蒋介石と闘った台湾人』という評伝を出しているのです。彭明敏さんについて知りたければ、日本語で読める文献は、たぶんこれだけになりますので、ご興味をお持ちの方は是非手に取ってみてください。

続いては、菊地信義さん。菊地さんは有名ですからご存じの方も多いでしょう。朝日新聞の記事では『装丁談義』の名前が挙げられていますが、あたしの勤務先からは『新・装丁談義』を出しています。

ただ、この『新・装丁談義』も現在、在庫僅少なんですよね。他にも菊地さんの著作は何冊かありますので、それらをお楽しみいただければと思います。それに他社からもたくさん本は出ていますし。

そして最後は、在庫僅少どころではなく、品切れの本が今日の読書欄で紹介されていました。『遠方より無へ』です。

この本は品切れですが、今日の読書欄のテーマから言えば、青柳いづみこさんの『翼のはえた指 評伝安川加壽子』『アンリ・バルダ 神秘のピアニスト』などは合うのではないかと思うのですが、どうでしょう?

2022年3月のご案内

2022年3月に送信した注文書をご案内いたします。

  

まずは毎月恒例、「今月のおすすめ本」です。今回の特集は『ノブレス・オブリージュ』関連図書とアントニオ・タブッキにしてみました。続いては相変わらず売り上げ好調の『「その他の外国文学」の翻訳者』です。海外文学、諸外国語などいろいろなコーナーでよく動いています。そして春は語学書シーズンですので、「今月のおすすめ本」の語学書篇も送信しました。

  

同じく語学書シーズンということで今月も諸外国語辞典の同報を行ないました。そして「フラ語」シリーズ全4点もこの時季の稼ぎ頭としてご案内しています。続いては、少しアイテムが揃ってきた、オックスフォード大学の入門書シリーズ「A Very Short Introduction」を集めてセットにした「世界最高峰の「超」入門」のご案内です。春先のフェアの候補に如何でしょうか?

 

そして、6月の春季試験を前に、そろそろ申し込みも始まる語学検定対策本のご案内です。最後は、アカデミー賞を受賞した映画「ドライブ・マイ・カー」の劇中劇として話題の『ゴドーを待ちながら』です。

今日の配本(22/04/01)

人類対自然

ダイアン・クック 著/壁谷さくら 訳

不条理な絶望の淵で生き残りをかけてもがく人々の孤独と微かな希望を、無尽の想像力で描く、ダークでシュール、可笑しくて哀しい鮮烈な12篇。本書は多数の新人文学賞を受賞、最新長篇The New Wildernessは2020年ブッカー賞最終候補作になり、将来を嘱望されている。

いろいろな日があるものですね

今日はオーケストラの日なのだそうです。

ネットで調べますと、「耳にいい日」という語呂合わせから来ているようです。あたしはてっきり、日本で初めてのオーケストラが創設されたとか、海外のオーケストラが初来日して演奏した日だとか、そんないわれがあるのかと思っていましたが、そうではないんですね(汗)。

というわけで、あたしの勤務先ですとまずは『指揮者は何を考えているか』になるでしょうか?

ただ、もっとストレートなタイトルの本もありまして、それが『オーケストラの音楽史』です。しばらく品切れだったのですが、4月に新装版として復活します。いましばらくお待ちください。