奈良と言えば……

前にも書いたかもしれませんが、母と奈良へ行くことにしました。昨冬には京都旅行をして、あたしも母も行ったことがなかった金閣寺へ行ったとご報告したと思います。それに続いて、こんどは奈良です。

あたしは高校の修学旅行で奈良へ行ったことがありますので、東大寺や春日大社、興福寺のみならず、唐招提寺と薬師寺も訪れました。もう数十年前の記憶です。

その後は、書店営業で近鉄奈良駅あたりに何回か行っていますが、観光はしておりません。ところが母は奈良へは一度も行ったことがないのだそうです。奈良の大仏も見たことがないので、一生に一度は行ってみたいと言うので行くことにした次第です。

年明けに一泊で行く予定ですが、あたしも行ったことがない法隆寺に足を延ばせたら、と思っています。一泊なので法隆寺を行程に加えたら、あとは東大寺やその周辺くらいしか回れないのではないかと思っています。母も足腰にガタが来ていますので、若いころのようにガンガン歩き回ることはできませんから、のんびりと散策する予定です。

ところで、奈良と言えば食事はどうしましょう。奈良の名物って何でしょう。まさか柿の葉寿司を買って、ホテルの部屋で食べるなんて寂しすぎます。でも奈良ってこれという料理や特産品が思い出せないのです。

さあ、どうしましょ。

同衾者はいません(笑)

昨日から関西ツアーです。二泊三日なので金曜日までです。

いつもの定宿に泊まっているのですが、今回はダブルの部屋でした。一人で泊まっているのに、わざわざダブルベッドの部屋なんて、ホテルの予約の手違いなのでしょうか。

個人のビジネス客もいますが、どちらかというと二人連れや家族連れのインバウンド客が多そうに感じます。まずはダブルの部屋から埋まっていきそうなものだと思うのですが、急なキャンセルでも出たのでしょうか。

ベッドが大きいのは嬉しいですが、その代わりこの部屋にはデスクがありません。毎回のように泊まっているシングルルームですと、ベッド脇に比較的大きなデスクがあり、そこにノートPCを広げて作業をしています。しかし、今回の部屋にはデスクがなく、ベッドの脇には小さなローテーブルがあるだけです。

ノートPCが辛うじて置ける程度の広さしかありません。それはまだ我慢の範囲ですが、そのローテーブルと一緒に置いてあり椅子が、ローテーブルと高さが大して変わりません。つまり座ってパソコンを操作するのに姿勢が非常に悪くなります。かなり前屈みにならないとなりませんから。

これはホテルでの仕事の効率に大きな影響が出そうです。とはいえ、たったの二泊なのでがまんしないとなりませんね。

これが桜島なのか!

昨日までの二泊三日の南九州ツアーをちょっと振り返ってみたいと思います。

初日は熊本に入って熊本泊。やはり印象深いのは熊本城です。城好きにとっては、熊本城はやはり必見の城の一つでしょう。

二日目は熊本から鹿児島へ移動して鹿児島泊。鹿児島での記憶としては、バスで市内を移動しているときに車窓から見えた桜島です。鹿児島市外からですと、あんなに大きく見えるのかと思いました。

一枚目の写真は、泊まっていたホテルの窓から見た、三日目朝の桜島です。写真ですと迫力が伝わりにくいのですが、上にも書いたように非常に大きかったのが印象的です。

そして三日目は、鹿児島から宮崎へ向かい、空路羽田へ向かいましたが、最後に空港で食べたタルタルチキン、否、チキン南蛮の美味しさが忘れられません。

ところで、宮崎空港は地方空港なのでお土産屋も食堂もあまり期待していませんでした。とはいえ、宮崎空港では滞在時間が割と長かったので(さらにあたしたちが載る飛行機の到着が遅れたので)、空港内の施設が充実していたらいいなあ、と淡い期待を抱いていました。が、実際に行って見ると、なかなかの充実ぶりです。北海道の新千歳には及ばないにしても、あたしが地方空港に抱いていたイメージとは全然異なるものでした。

九州のお土産もある程度はここで買い揃えることができるでしょう。それでもあたしは宮崎のものを中心に、家族用、勤務先用、姪っ子たち用といくつかチョイスしました。もちろん自分用にも晩酌のおつまみにと思って、鶏の炭火焼きを買って帰りました。

最後に、もしあれば宮崎で買いたかったのはマンゴーです。空港内の売店では果物のマンゴーは見つけられませんでした。旬ではないから扱っていなかったのか、どの季節に行っても売っていないのか、それはわかりません。その代わりマンゴーを使ったスイーツはいろいろあったので、ゼリーやプリンを買ってみました。

丹生ちゃんのタルタルチキン!

既に帰宅しておりますが、朝は鹿児島のホテルで起床しました。昨日までの熊本は以前に訪問したことが二回だけありましたが、鹿児島はあたしにとっては処女地となります。

午前中に一件、書店に立ち寄った後、鹿児島中央駅から在来線の特急「きりしま」に乗って宮崎まで二時間の旅です。ヒット作「桐島、部活やめるってよ」の「きりしま」は「桐島」という漢字表記ですが、この特急の「きりしま」はもし漢字で書くとしたら「霧島」でしょう。途中の停車駅もありましたから。

そんな鹿児島中央駅のホーム、電光掲示板もあたしたちが乗車する特急きりしまを表示しています。お隣の3番線ホームには「指宿のたまて箱」が到着する予定ですが、この写真を撮った少し後に入線してきました。

また駅名表示の看板には、地元の英雄、西郷隆盛が描かれています。市内には大久保利通の像などもありましたが、やはり鹿児島の一番人気は西郷さんなんでしょうね。判官贔屓というところでしょうか。

特急きりしまに揺られること約二時間。ここもあたしにとっては処女地の宮崎に到着です。駅ビルから出て来ると、駅前広場にはこんなかわいらしい郵便ポストが設置されていました。日向夏をモチーフにしているのでしょう。

ここ宮崎は、読売ジャイアンツのキャンプで知られていますが、あたしにとっては少し前に日向坂46のフェスが行なわれた場所という意味で親しみを覚える街でもあります。あたしの目に入った限りでは、日向坂46やひなたフェスの痕跡は見つけられませんでしたが、アイドルグループのイベントとしては予想以上の経済効果があったようですね。

そんな宮崎での仕事を終え、宮崎空港から羽田へ帰京です。確か空港名は宮崎ブーゲンビリア空港でしたよね。ブーゲンビリアってもちろん聞いたことはありますが、どんな花なのかわかりません。

空港内にあったこの大きな木はヤシの木ですよね。調べてみるとポケモンとのコラボキャラクターのようです。宮崎県がこの夏、ナッシーリゾートというキャンペーンをやっていて、そのキャラクターのようです。

今回、空港での滞在時間がやや長かったので、つまり東京へ帰り着くのが少し遅くなるので、宮崎空港で腹ごしらえです。それが最後の写真です。

奥に見えるのが日向夏ビールです。柑橘系の味がして飲みやすいビールでした。そして手前が宮崎名物、チキン南蛮定食です。鳥肉も柔らかくて、なによりタルタルソースが絶品の美味しさでした。空港の食堂でもこのクオリティーが提供されるとは、また機会があれば市内で食べてみたくなりました。

往路の熊本まではANAでしたが、帰路はソラシドエアでした。機内で日向坂46メンバーのアナウンスを聞くことができました。

姫に逢いました!

昨日から熊本に来ています。

そして一泊して本日、仕事に取りかかる前に、少し時間が出来たので熊本城へ行って来ました。地震の爪痕はどのくらい残っているのでしょうか?

ご覧のように(一枚目の写真)、石垣が崩れたままで修復されていない場所もありました。工事用の資材置き場や作業員の方のプレハブなどもありましたので、まだまだ道半ばなのだと思われます。

それでも、二枚目の写真以降をご覧いただけるとわかるように、見る角度によっては完全に復興している、地震があったことなど信じられないような写真も撮ることができました。

ただ、以前は入り口からのんびりと、石垣の間を抜け、枡形を通って天守閣に向かったと記憶しているのですが、現在は階段と橋が天守閣に向かって延びていました。場内のそぞろ歩きはできないようです。

真夏と言えるような暑さの中、多少雲はあっても日差しが強い熊本城天守をきれいに取ることができました。中学生くらいの団体も来ていました。その他にも多くの団体旅行客が見学に来ていました。

そしてこの石垣の迫力。天守の石垣も地震でかなり被害を受けていたような記憶がありますが、こうしてみるとそんなことはまるで感じられませんでした。

そう言えば、天守台の角に一列の石垣で辛うじて天守を支えている、そんな地震直後の映像を覚えています。何度もテレビのニュースで流れたので、もし余震があってあの一本石垣が崩れたら天守閣も崩壊してしまうのか、と心配になったものです。

天守広場の片隅、復元された本丸御殿の入り口が売店になっていましたが、その入り口に近いところにご覧のような顔はめパネルが置いてありました。一人でぷらぷら歩いていたので、顔をはめたあたしを撮ってくれる人がいなかったのがちょっと残念でした。

そして、この天守広場でもいろいろな催し物が行なわれているようです。そもそも熊本城に入るときにも武将が迎えてくれました。完全に当時の武将になりきって、参観者を楽しませてくれていました。

あたしたちが登城(?)したときは細川忠興、黒田官兵衛、八十姫のお三方が迎えてくれましたが、なぜかあたしは八十姫に直々に声をかけられました。上述の顔はめパネルの近くでも八十姫に再会し、ちょっと立ち話までしてしまいました(汗)。気に入られたのでしょうか。

武将が登場するだけでなく、場内の一部ではミストを噴出する演出が一日に何回か行なわれています。「雲上の熊本城」と呼ばれているそうで、秋だけのイベントのようです。ちょうど見ることができましたが、東京では椿山荘がこんな演出をやっているのをテレビで見たことがありました。なかなか大量のミストが噴出されていましたね。

熊本城の古井戸の水を使用したミストにより、日本最大級の人工雲海を出現させます。天守閣や石垣と臨む、荘厳で美しい熊本城の新たな姿をお楽しみください。

熊本城の公式サイトにはこのように書いてありました。

そんな天守広場の売店で買ったのが左の写真です。熊本城の天守を模した置物です。文鎮と言うほどの重さはありませんが、掌に乗るサイズなので、自宅のどこかに飾ろうと思って購入しました。あとマグネットも買いました。

そんな熊本城を楽しんで(八十姫との邂逅が一番記憶に残っていたりして……汗)、昼過ぎに九州新幹線で鹿児島中央へ向かいました。関西へ行くと、新大阪駅で「鹿児島中央」という電光掲示を見かけていました。さすがに新大阪から鹿児島中央まで乗っていく人はほとんどいないだろうと思っていましたが、あたしはいよいよ初めての鹿児島です。

鹿児島中央という駅名には慣れませんね。あたしが子供のころ、ブルートレインの終着は西鹿児島でした。子供心に「なんで鹿児島じゃなくて西鹿児島なんだ?」と思ったものですが、新幹線の開業に合わせて駅名も「西」ではなく「中央」に変えてしまったのでしょう。中央を名乗るだけあって、大きな駅でした。

神出鬼没

16日から二泊三日で、九州に来ています。人文会の研修旅行で、熊本、鹿児島、宮崎を回るのです。

初日の熊本は、見ている限りは震災の爪痕もなく、賑やかなら街でした。そして至るところにくまモンがいる、そんな印象を受けました。

あたしがかつて熊本を訪れたのは10年くらい前になるでしょうか。路面電車が走る様子と中心部のアーケード街に見覚えを感じましたが、ずいぶんと変わってしまったと感じる点も多々ありました。

かつてのバスセンターの場所、記憶が定かではないものの「えっ、こんなに変わっちゃったの?」と思わずにはいられませんでした。

そして訪問した書店の方を招いての晩の懇親会。熊本と言えば馬刺しですよね。美味しくいただきました。

あと辛いのが苦手ということもあって、これまで食べたことがなかった辛子蓮根というものを初めて食べました。うーん、やっぱり辛かったです。

そんな熊本の食を堪能し、最後のデザートはミントが添えてあるバニラアイスでした。食事の最後にさっぱりと、どれも美味しくいただいた懇親会でした。

そして、無事に研修旅行の一日目は終わりました。

犬の大きさ

時々このダイアリーにも登場する妹家族は犬を飼っています。以前は、将来盲導犬になる子犬を一年ほど愛情を持って飼うということをしていたのですが、そんなことを3頭くらいやり、現在は盲導犬を目指さない、単なるペットの飼い犬としてラブラドールレトリバーを飼っています。

犬がいると、家族揃って出かけるのが難しくなります。もちろんペット用のホテルもありますが、妹家族が飼っている犬はどうも臆病で、そういうところに預けるのが難しいようです。一泊だけでも無理なのではないかと、妹も言っています。もちろん姪っ子たちも犬と離れているのは寂しいらしいようです。

ただ、そうは言っても家族で旅行に行きたいという願望はあるみたいなので、あたしもペット宿泊可のホテルや旅館などを探してみるのですが、この手のペット可というのは小型犬を指していることが多いことに驚きました。妹のところのラブラドールレトリバーは既に30キロを超えた体重なので、十分に大型犬です。もちろん妹家族は室内で飼っていますが、ホテル側が想定している犬の大きさとは明らかに異なります。

とはいえ、大型犬も宿泊可というホテルや旅館がないわけではないので、そういうところを探してみようと思います。やはり格段に対象となる宿が減りますね。それに料金も高くなります。難しいところです。

ちなみに今回のタイトル「犬の大きさ」は、乃木坂46の楽曲「月の大きさ」にインスパイアされたものです。表題曲ではないので、この楽曲を知っているファンはそれなりの古参でしょうね。

篠突く雨

中四国ツアーの最終日。木曜の夕方から降り出した雨は、金曜の朝も降り続いていました。

高松で起床し、特急に乗って徳島へ向かいます。JRの高松駅は、いわゆる櫛形ホームと言うのでしょうか、東京の人間からすると上野駅も彷彿とさせるものがあります。あたしの感覚で言えば、「ザ・終着駅」です。

そんな高松駅の改札の内側にこんなオブジェがありました。ベンチになっていて、真ん中に座ってアンパンマンと記念撮影ができるという寸法です、撮っている人は見かけませんでしたが……

そして上野駅のようだと呼んだ高松駅はこんな感じです。

上野駅に比べれば規模も小さく、そもそも列車の発着本数が桁違いだと思いますが、こういう構造の駅は哀愁を感じさせてくれるものです。

終着駅を感じると共に、「さあ、これから旅立つぞ」という気分に浸らせてもくれます。ここから特急に乗って徳島へ向かったのです。この路線は単線ですし、電化もされていないのですね。ディーゼル特急の独特な音が響きます。四国内は予讃線、土讃線、予土線というように旧国名から命名された路線が目立ちますが、どうしてこの区間は高徳線なのでしょう。ちょっと不思議な気がします。

さて、小一時間ほどで徳島駅へ到着。雨はやみそうにありませんが、ここで仕事をこなした後は徳島空港から空路で帰京です。徳島はそれほどではありませんでしたが、東京をはじめとした各地の雨はもっと強く激しかったようで、乗る予定の飛行機の徳島到着が若干遅れ、それに伴って出発も15分ほど遅延しました。それでも無事に東京へ着陸できてよかったと思わなければなりませんね。

ドクターイエローよりも……

26日の水曜日から二泊三日で中四国へ行って来ました。その旅行について、書いていきたいと思います。まずは初日から。

朝、東京を発って広島へ向かいました。広島だと飛行機を使う人も多いかと思いますが、東京駅と羽田の交通の便のみならず、広島空港の遠さを考え、今回は新幹線を使いました。

博多行きの新幹線に乗るのはずいぶんと久しぶりです。新大阪行きですと、名古屋から乗ってくる人はそれほど多くはありませんが、博多行きだともう少し多いように感じました。

初日は広島泊まり。二日目は広島から東へ向かいました。新幹線でまずは倉敷へ。広島駅のホームで、乗る予定のこだま号を待っていたら、ホームに滑り込んできたのはこんな新幹線でした。

JR西日本が運行している、ハローキティ新幹線です。「狙ってたでしょ?」と言われると返す言葉もありませんが、たまたま広島から倉敷へ向かう、ちょうどよい時間の列車がこれだったのです。

ドクターイエローならぬ、ハローキティピンクで飾られた車体は、海外からの訪日客をの楽しませることでしょう。こだま号なので、子供を連れて一区間だけ乗車する、という利用の仕方もできそうです。

新大阪へ向かうと最後尾になる一号車はハロー!プラザと言って、座席もなくグッズ販売などを行なっているスペースだったようです。さすがに同行の仲間をおいて一人で見に行くわけにもいかなかったので、どんなところかはわかりませんが……(汗)

車内にもキティちゃんがあしらわれていて、各車両の扉の内側にも車掌に扮するキティちゃんのイラストが描かれています。もちろんピンクが基調です。

そして各車両のデッキから客室へ入る自動扉もキティちゃん仕様です。各車両ごとにデザインが異なるのか、すべて同じデザインなのか、そこまでは確認していませんが、キティちゃん大好きな人であれば、乗るだけでテンション爆上がりの新幹線ではないでしょうか。

時刻表をよく見ると、ハローキティの車両で運行と書いてあるこだま号があります。好きな人をこれをチェックして乗車するのでしょう。いつ走るかわからないドクターイエローよりは情報が入手しやすいですが、あたしからしたらドクターイエローよりもキティちゃんの方がいいですね。

らしいもの

昨日から広島に来ています。もちろん仕事です。

広島と言えば、原爆ドームや広島城といったところが観光名所だと思いますが、全く目にしていません。見えるようなところを通ることもなく、一日が終わってしまいました。

これまでに何回か広島には来ていますので、ちょっと時間を作って原爆ドームを見に行ったことはありますが、宮島、厳島神社には行ったことがありません。仕事なので仕方ないとはいえ、やはりちょっと寂しいですね。

さて、今日は朝から東へ移動します。