
つながるベトナム語会話
田原洋樹 著
相手によって「私」の言い方も変化する。使い分けることで自然なベトナム語が身につく初めての会話集。ベトナム各地域の表現も収録。

フォレスト・ダーク
ニコール・クラウス 著/広瀬恭子 訳
現役時代は実利主義だった弁護士。カフカの遺稿と秘密の人生に遭遇する女性作家。砂漠で変容を遂げる大人の自分探し。柴田元幸氏推薦。
配本情報。取次に搬入された新刊について。
田原洋樹 著
相手によって「私」の言い方も変化する。使い分けることで自然なベトナム語が身につく初めての会話集。ベトナム各地域の表現も収録。
ニコール・クラウス 著/広瀬恭子 訳
現役時代は実利主義だった弁護士。カフカの遺稿と秘密の人生に遭遇する女性作家。砂漠で変容を遂げる大人の自分探し。柴田元幸氏推薦。
クレイグ・ブラウン 著/木下哲夫 訳
時系列を大胆に再構成し、多種多様なエピソードをモザイク状に配置しながら、4人の生きた時代、ビートルズと関わった人々の人生を万華鏡のように映し出す。英国の著名なジャーナリスト、諷刺作家による悲喜こもごものポートレート。
前川和美、下谷奈津子、平英司 著
日本のろう者にとっての母語(第一言語)である日本手話に、やさしく入門。手話はズバリ目で見る言葉です。手・顔・頭・上半身を使って言語を生み出す、手話ならではのしくみ=文法を、やさしく解説します。はじめは手話を見ることや、手や顔を動かすことに慣れないかもしれませんが、動画を見て真似することから始めてみてください。全10課で、自分や身近なことを表現することを目標にします。各課は会話、解説、単語、練習問題パートのスタンダードな語学書の構成です。
高岡優希、ジャン=ノエル・ポレ、富本ジャニナ 著
「とっさにフランス語が出てこない」「発音がうまくできない、通じない」…そんな苦手意識は必ず克服できます。音声を聞き、即座に声に出して答える練習問題を約1200題用意しました。簡単そうに見えますが、考えて込んでいるとできません。頭で覚えるのではなく、耳と口の反射神経を鍛えていきましょう。250分の圧倒的な音源量、本を見なくてもすらすらと答えが言えるようになれば、驚くほどフランス語力がついているはずです。
ハンス=ティース・レーマン 著・イラスト/林立騎 訳
ブレヒト、ハントケ、イェリネク……ポストドラマ演劇から「政治的な正しさ」について考える。演劇理論の泰斗を代表する10編を収録。
キャロリーヌ・コステドア、ミシェル・シニョリ 著/井上雅俊 訳
本書は、十四世紀に中央アジアに始まり、ヨーロッパ全域を襲って十七世紀まで繰り返された第二のパンデミックを中心に、ペストの歴史から最新の研究までを概説する。
CCアカデミー、大羽りん、趙青 編著
学習するとき耳にするのは、明瞭に発音される標準的な中国語がほとんどですが、当然ながら、実際の中国語は多種多様です。本書では、出身地・年齢・職業の異なる12人のインタビューを収録。発音の癖や訛りも含め、ネイティブの生の中国語を聞くことができます。先生や教科書とは違う、ちょっと聞きとりづらい中国語にチャレンジしてみてください。来日の経緯、仕事のやりがい、日中の相違点をどう見ているかなど、日本で暮らす彼らのリアルな声が伝わってくるはずです。
エミリー・ラスコヴィッチ 著/小竹由美子 訳
アイダホの山中に住む音楽教師アンは、夫ウエイドのかつての家族のことを何年も思い続けている。9年前、一家が薪を取りに出かけた山で、ウエイドの前妻ジェニーが末娘メイを手にかけ、上の娘ジューンはその瞬間を目撃、ショックで森に逃げこみ失踪した。長女の行方を必死に捜し続けてきたのに、最近のウエイドは若年性認知症の影響で、事件のことも娘がいたこともわからないときがある。ジェニーは、罰を受けること以外、何も望まず誰とも交わらずに服役してきたが、新たな同房者とあることを機にぎごちないやりとりが始まる。アンは夫のいまだ癒えぬ心に寄り添いたいと願い、事件に立ち入ることを躊躇いながらも、一家の名残をたどり、断片を繋ぎ合わせていく……。
前田裕之 著
現代経済学への批判が絶えない。日本の大学では、標準的な履修コース(ミクロ経済学、マクロ経済学、計量経済学)が普及しているが、学生の間からは数式やグラフばかりで学習する意味を見出せないとの声をよく聞く。「経済学は役に立たない」と切り捨てるビジネスパーソンも少なくない。経済学とはどんな学問で、根底にはどんな考え方があるのか? 経済学の「前提」をよく理解せずに教科書や入門書を手に取り、経済学を学ぶ意義が分からないまま、消化不良を起こしてしまう人が多いようだ。そこで、本書では主流派と異端派の諸学説の原典や基本的な考え方を網羅し、経済学という学問の本質を掘り下げたうえで、経済学との付き合い方を提言する。
デボラ・ソロモン 著/林寿美、太田泰人、近藤学 訳
女優のブロマイド、天体図、貝殻などが箱に収められた作品を、生涯に800点以上制作。そのほか映画制作や雑誌デザインなども手がけたジョゼフ・コーネル(1903-1972)は、デュシャンのレディメイドや、ありふれた廃物を用いたシュヴィッタースなど、すぐれた現代美術の系譜に連なりながらも、ニューヨークの地で新聞や雑誌の切り抜き、衣装の切れ端、B級映画のフィルムといった取るに足らないものに魅せられ、作家人生のすべてを懸け、それらを寄せ集めた作品を作り続ける。「大人のための玩具」やクリスマスの贈り物と見られる一方で、コーネルの作品を見たサルバドール・ダリは羨望から逆上し、「着想はあれとまったく同じで……文字にしたことも誰かに話したこともない。でもまるであいつが盗んだみたいなんだ」と嘆いたという。コーネルはつねに生きている人間を警戒し、安全な距離を保つことを心がけていた。「この世を去った著名人と深く自己同一化し、彼らの人生に自身を没入させるのが大好きだった」。没後50年記念出版。この新版では作品図版の代わりに、原注の翻訳を加え、索引を充実させる。コーネルの生涯を函入りでお届けする。
ジャック・ロンドン 著/辻井栄滋 訳
20世紀初めのアメリカ西海岸オークランド。若い船乗りマーティン・イーデンは、裕福な中産階級の女性ルースに出会い、その美しさと知性に惹かれるとともに文学への関心に目覚める。生活をあらため、図書館の本を読み漁り、独学で文法と教養を身につけたマーティンは作家を志し、海上での体験談、小説や詩、評論を次々に書いて新聞や雑誌に送るが一向に売れず、人生の真実をとらえたと思った作品はルースにも理解されない。生活は困窮し、絶望にかられ文学を諦めかけたとき、彼の運命は一転する。
ガイト・ガズダーノフ 著/望月恒子 訳
パリの亡命文壇でナボコフと並び称されるも、ソ連解体前後の再評価まで、長らく忘れられていた作家ガズダーノフの代表作二篇。20世紀を中心に、ロシア語で書かれた異形の作品を紹介するシリーズ〈ロシア語文学のミノタウロスたち〉第一巻。
張博樹 著/中村達雄、及川淳子 訳
専制独裁国家によって世界は紛糾することはなはだしいが、紅い帝国=習近平統治下の中国もそのうちのひとつだ。そしてそこに隠されているものとは、権威主義をもしのぐ、弱肉強食のためのロジックだ。本書は「紅い帝国」の台頭に警鐘を鳴らし、南シナ海問題、強圧的な外交、中国的な特色に満ちた政治経済、新全体主義、新冷戦、新たなる叢林(=ジャングル、弱肉強食)の時代について縦横無尽に切りこむ。著者の意図は、中国を民主国家に翻すことにほかならない。 中国の「新全体主義」は世界にいかなる影響を及ぼすのか? 『新全体主義の思想史──コロンビア大学現代中国講義』の著者による、待望の新刊。米国、ロシア、東アジアを展望した、新冷戦時代の国際政治経済論。
シンクレア・マッケイ 著/若林美佐知 訳
ドイツ東部の都市ドレスデンは「エルベ河畔のフィレンツェ」と呼ばれ、豊かな歴史と文化、自然に恵まれ、教会や古都の街並み、陶磁器や音楽で知られていた。しかし1945年2月13日~14日、軍事施設がないにもかかわらず、英米軍から三度も無差別爆撃され、焼夷弾の空襲火災によって灰燼に帰し、25000人の市民が殺害された。本書は、英国の歴史ノンフィクション作家が、市井の人々の体験と見聞をもとに、ドレスデンの壊滅と再生を物語る歴史書だ。
三浦信孝 編
フランス革命は「自由・平等・友愛」を標語にする共和国の出発点であり、革命をどう記述するかはフランスのナショナル・アイデンティティ構築の鍵を握る。フランスの作家たちは大革命をどのように眼差し、どう描いてきたのだろうか。本書では、18世紀から20世紀を専門とする7名の仏文学者たちが、7人の作家の作品を通し、この問いに鮮やかに答える。
ジョナサン・ハリス 著/井上浩一 訳
1453年5月28日、ビザンツ帝国皇帝コンスタンティノス11世は、コンスタンティノープルを包囲するオスマン・トルコ軍に対し最後の戦いに臨もうとしていた。出陣に際しての演説は、「たとえ木や石でできた者であっても涙をとめることができなかった」と言われるほど感動的なものだった。翌未明、城壁がついに破られたと悟った皇帝は、死に場所を求め敵中に突入する──
ヴェルナー・ヘルツォーク 著/藤川芳朗 訳
痛む足をひきずりながら、死んだような小さな村をいくつも通り過ぎ、空き家に泊まり、田舎道を彷徨する。あるときは、自分がまだ人間の姿をしているのを確かめようとガソリンスタンドのトイレに駆け込む。やがて寒さに凍えるカラスを兄弟のような感情を抱くようになり、リンゴの実がすべて落ちるまで木を揺さぶった直後の静寂に、孤独と疲労が頂点に達する。研ぎ澄まされた感覚で、魂を震わすような自然に身を投じるヘルツォークならではの眼差し。極寒のなかをひたすら歩く真摯な姿と、狂おしいまでの思いが読者の心を打つだろう。
パトリック・ゲルパ 著/村松恭平 訳
ヨーロッパにおいて、ギリシア神話に次いで作品数が多いのは北欧神話である。その寓話や伝説は『ニーベルングの指環』を書き上げたリヒャルト・ワーグナーをはじめ、映画、アニメーション、ゲームなどを創り出す現在のクリエイターたちにもインスピレーションを与え続けている。「オージンの麦酒」「鷲の嘴から出た種」は、どちらも〈詩〉を意味し、「カワウソの償い」「アース神に課された代償」「いさかいの金属」「ライン川の火」は、〈黄金〉を指す。北欧神話を伝える「エッダ」には、これら以外にも、神々や巨人たちの名前が、さまざまな言い換えや隠喩となって盛り込まれている。本書は、こうした特色に触れるとともに、ギリシア神話や聖書との類似を示唆しつつ、神、巨人、小人、怪物、妖精たちがくり広げる100の伝説を取り上げ、魅惑の世界へと誘う。