生まれて初めて、最初で最後かしら?

昨日は母の日でした。最近でこそ父の日にも脚光が当たるようになってきましたが、あたしが子供のころは「父の日ってあるの?」というくらいの知名度でした。

それもそうでしょう。その時代の母親はほとんど専業主婦ばかりで、専業主婦は労働とは認められていないような時代でした。だからこそ一年に一度、日頃の家事、育児など母親の役割に感謝を表するという意識、それが母の日に繋がったと思うのです。

で、あたしも午前中に国分寺まで出かけて行ってカーネーションを買ってきました。なんで母の日ってカーネーションなんでしょうね。世界的にそういうことになっているのでしょうか?

それはともかく、国分寺に限らないのでしょうが、カーネーションの切り花や鉢植えがたくさん並んでいました。商魂逞しいですね。

定番は赤いカーネーション、あるいはピンクと行ったところなのでしょう。それが一番多いように感じました。が、その中にちょっと変わった色合いのカーネーションを見つけました。花の中心部分がピンク色で外側に向かって色が薄くなっているものです。

このグラデーションがちょっといいなあと思い、それを選びましたが、ピンクではなく赤から薄くなるグラデーションのカーネーションもありました。ちなみに母が切り花ではなく鉢植えがいいと言っていたので、鉢植えのものしか見ていません。

こういうシーズンだから写真のようにリボンやレースの飾りが付いていたりしますが、こういう装飾がなければもっと安く買えるのでしょうか。いや、明日になれば投げ売り状態になっているのでしょうか。とはいえ、あたしが買った国分寺駅の花屋は「本日最終日」と掲示がありました。

自宅に買って帰り、包みから出したのが最後の写真です。日当たりのよい庭に置いてみました。まだ花開いていない蕾もいくつかあるので、これから更に開花するでしょう、母が枯らしたりしなければ。

ところで、ここまで書いてきましたが、あたし、この歳になって母にカーネーションを買ったのは初めてのことです。母の誕生日が4月なので、どちらかというと誕生日をお祝いし、母の日はスルーというのが小さいころからの習慣でした。母もそれで別に文句を言うこともなかったですし……

ちなみに父の日は6月ですが、父の誕生日も6月なので、やはり父の日はスルーというのがわが家のしきたり(?)でした。それにしても、今年生まれて初めて母の日にカーネーションを買ったりしたわけですが、これが最初で最後になりますかね。

そうそう、このグラデーションのカーネーション、さくらフロマージュという種類だそうです。

生態をよく知らないので……

今月中旬には配本になりますが、ディネセンの新刊がUブックスから刊行になります。『復讐には天使の優しさを』です。20日くらいから店頭に並び始めるのではないかと思います。

ディネセンは、既に『ピサへの道』と『夢みる人びと』の二点を出していますので、本作が三冊目になります。ディネセンと言えば『アフリカの日々』が有名だと思いますが、この三冊もよろしくお願いします。ちなみに『夢みる人びと』がここしばらく品切れだったのですが、この機会に重版となりました。「七つのゴシック物語」二冊揃いますので、是非どうぞ。

話はガラッと変わりますが、わが家の門前に置いてある宅配ボックス、その上にかわいらしいトカゲがいました。これは何という種類のトカゲなのでしょう。

ちょっとネットで検索してみたのですが、どうもトカゲではなく、ニホンカナヘビではないかと思われます。否、ニホンカナヘビはトカゲの一種ですよね。であれば、トカゲでよいわけですね。

そして、このニホンカナヘビをほぼ真上から撮った写真を見ますとお腹のところがちょっと膨らんでいます。沼津に住む姪っ子にLINEで送ったら、「お腹に赤ちゃんがいるの?」と返されました。

あたしはトカゲの生態に詳しくないので、この時季が産卵期なのか否かわかりません。もし産卵期だとしたら、近いうちにどこかに卵を産み落とすのでしょうか。あるいは産卵・妊娠時期ではなく、単に食後なのでしょうか。食後だとしたら、いったい何を食べたのでしょう? とても気になります。

ようやく買いに行けました!

新しくと言いますか、リニューアルしてと言いますか、日本テレビ系「ひなパレ」が「新・日向坂ミュージックパレード」としてスタートしました。

その中で「学園天国」をメンバーが歌っていましたが、アーチスト名に「小泉今日子」とありました。「あれっ」と思ったのは年のせいでしょうか。いまの若い人にとって「学園天国」と言えば小泉今日子なのかもしれませんが、「学園天国」はやはりフィンガー5でしょ、と思うのです。

さて話は変わりまして、このゴールデンウイークに近所にフルーツサンドのお店ができました。オープン当初は混んでいるかなと思い、少し経った昨日、寄ってみました。

カフェ(レストラン?)も併設されているのですが、駐車場はいっぱい、店内も席待ちのお客さんが何組も待機していました。でも、あたしはテイクアウトなので、待つこともなく買い物ができました。

買ったのは大好きな甘熟バナナのサンドイッチ、これは475円でした。なかなかのボリュームです。二切れ入っているので、全部食べたらお腹がいっぱいになりそうです。

そして他にも二つ、三つサンドイッチが売られていましたが、その中からチョイスしたのがこちら、フルーツミックスサンド、637円です。オレンジ、キウイ、イチゴ、パインの四つが入っていました。バナナは入っていませんね。

さらにサンドイッチだけでなく、ゼリーも売っていましたので試しに買ってみました。左がキウイゼリー、529円、右がいちごゼリー、745円です。真ん中は苺のミルクプリン、745円です。

イチゴゼリーは容器の上ギリギリまで入っているのに、キウイゼリーは少し隙間が空いています。持って帰ってくる途中で、ちょっと斜めになって液が少しこぼれてしまったようです。

ゼリーはサンドイッチよりも賞味期限が長いので、これから、今日にでも賞味しようと思っているところです。他にもシュガーラスクとかいろいろと売っていたので、また買いに行ってみようと思っています。いずれはカフェの方で食事もできればと思います。

とちおとめらしいです

わが家の庭のプランターでイチゴが赤くなってきました。数粒のイチゴが、小さいですが、きれいに色づけてきたわけです。

太陽にどれくらい当てたらよいのか、母が試行錯誤しながら丹精しております。もう少ししたら食べられるのではないかと思います。

数えてみると5粒あるのは確認できますが。見えないところに小さいイチゴがまだ数粒あるかもしれません。母曰く、とちおとめらしいですが、もちろん美味しくなるような肥料を施しているわけでもないので、美味しいイチゴが出来上がったのかどうかは、食べてみないとわかりません。

果たして甘いイチゴに育ったのでしょうか。ひとまず色づきはとてもよいように見えますが、どうでしょう。

そしてわが家の庭先ではもう一つのプランターでイチゴを育てているのですが、こちらは色づいたものが何粒かあったのですが、いつの間にかなくなっていました。どうやら庭に飛んでくる鳥に食われてしまったのではないかと思われます。

一粒、プランターの下に落ちているのが見えますが、なかなかよい色になっていました。枝になっていたのは食べられてしまったのですが、こうして落ちたものは拾って食べることはしないみたいです。なんと贅沢な鳥でしょう。

とにかく、いま生き残っている粒を食べられないように気をつけ、近い将来に訪れそうな収穫の時期を待ちたいと思います。

のぞみじゃないよ、ひかりだよ!

来月初めに関西ツアーで出る予定です。もう一か月ないので、新幹線のチケットを準備しなければと思い、ネット予約をしました。

一か月前だというのに、既に座席は埋まり始めていました。やはり混雑する時間帯の東海道新幹線ですね。とはいえ一か月前ですから、なんなく座席予約を済ますことができました。

そして往復の新幹線の予約が済んだと思って確認したところ、往路がのぞみではなく、ひかりを予約していたのです。どうしたことでしょう。間違いました。すぐに予約変更を行ない、事なきを得ました。

ところで、のぞみとひかりって東京から大阪まで所要時間はどれくらい異なるのでしょう。のぞみは停車駅が決まっていますが、のぞみが走り出して以降、ひかりは停車駅がずいぶんとランダムになりましたね。それほど停まらないひかりもあれば、停車駅が多めなひかりもあります。

あたしが間違えて予約してしまったひかりがどれくらい停車するひかりなのかは調べていませんが、のぞみよりはずいぶんと時間がかかっていたはずです。まあ機会があって時間に余裕があれば、たまにはひかりに乗っていますかね。こだまはちょっと嫌ですが。

初めてなのかもしれない

世間ではゴールデンウイークですが、もちろんあたしはどこへも出かけません。せいぜい近所へ日常の買い物くらいです。混んでいるところが嫌いなのもありますし、出かけるとお金を使うことになりますから……

ただこのGW、家でテレビばかり見ていたというわけではありません。実はいま体のあちこちが痛くて困っているのです。何をしたかと言いますと日曜大工仕事です。

とはいえ、組み立てではなく解体です。わが家の庭のにはウッドデッキがもう二十年近くあるのですが、長年の風雪で腐食が激しく、デッキの上を歩くのも危険な箇所がありまして、この機会に解体してゴミに出そう、と決断したわけです。

木製なので、燃えるゴミに出せますが、市指定のゴミ袋に入れなければならないので、ネジを外し、板を取り外して適当な長さに切断しなければなりません。ウッドデッキはいくつか並べて置いてありますが、一つを解体するとゴミ袋がいっぱいになってしまいます。ゴミは一度に何袋も出せないので、この連休でデッキ四つを解体しました。その作業の筋肉痛が全身を襲っているというわけです。

そんな連休も今日で終わりですが、昨夕は国分寺のマルイの上階にあるレストランへ食事に行きました。どこへも出かけないけど、一度くらい食事をしに行こうと母と話して行くことになりました。

小平に暮らして30年以上経ちますが、国分寺マルイのレストラン街、来たのは数回、食事をしたのは過去に一度あったのかしら、というくらい記憶がありません。ほぼ初めて行ったと言ってもよいような場所です。

ちなみに、あたしは刺し身御膳、母は天ぷら御膳を美味しくいただきました。たまにはこれくらいのプチ贅沢もよいものですね。

チープな幸せ?

近所のセブンイレブンで買ったスイーツです。スイーツと言うよりも、小腹が空いたときにちょっと満たすのにちょうどよいかなあ、という感じです。

まずは「ボールドーナツ」です。16個入りと書いてありますのでお腹がいっぱいになりそうですが、更に小さい文字で「ひとくちサイズ」と書いてあるように、小腹を満たすにはちょうどよいサイズです。

わが家はふだんドーナツは食べない家庭で、ダンキンにしろミスターにしろ、あたしはドーナツを買った記憶がないくらいです。ただ、これくらいのサイズなら母がおやつに食べるかなと思って買ってみたのです。

そうしたところ、案の定、母がとても気に入って、あっという間に食べ終わってしまい、また買ってこいとリクエストされました。写真のドーナツは二度目に買ってきたものになります。

そしてもう一つはワッフルです。レギュラー書品としては「もっちりとしたワッフル」があり、それは生地もクリームもとても美味しく、母もあたしもとても気に入ってるセブンのスイーツです。

ただ、ここ最近見なくなって口寂しくなっていたら、この「いちごクリーム」が登場したのです。果たして味はどうなのか、と思いつつ買ってみました。

いちごクリームは、予想どおりの味でした。いちご好きであれば気に入るのではないかと思います。でも、あたしとしては通常の「もっちりとしたワッフル」の方が好きだなあと思います。今は販売していませんが、また復活することを期待しています。

パンダが来た道、帰る道?

日本の動物園で飼育されているジャイアントパンダ、近くレンタル期限が来て中国に返還しなければならないそうです。ニュースでは日本の政治家の訪中団がパンダの再レンタル交渉をしていることを報じていますが、日中韓にはもっと大事な問題がたくさんあると思うのですが……

それはさておき、書店店頭でこんな小冊子を見つけました。国書刊行会の《アフリカ文学の愉楽》シリーズの小冊子です。昨今の海外文学は韓国文学がものすごい勢いで伸びていますが、それだけではなくいろいろな国や地域の作品も紹介されるようになってきて、海外文学ファンにとっては嬉しい悲鳴ではないでしょうか。

それにしてもちくま新書の『アフリカ哲学全史』がヒットしたり、グローバルサウスということでアフリカへの注目が集まっているのでしょうか。あたしの勤務先からも近々『アフリカの地政学』という本が刊行予定なので、やはりアフリカは要注目の地なのでしょう。

さて話は戻ってパンダ、ジャイアントパンダです。ゴールデンウィーク明けには新刊『中国パンダ旅』が刊行になります。上野のいくつかの店舗では既に先行販売が始まっていて、売行き好調なようです。

で、日本のパンダについてですが、あたし個人としては、あまりにもレンタル料が高いのであれば無理にパンダをレンタルする必要はないと考えています。また自治体の予算の問題はあるにしても、上野など大都会ではなく地方の動物園にパンダを連れてくる方が地域興しにもなると思います。

レンタル料が高い問題も、動物園の入場料やグッズ収入である程度はペイできると思いますが、施設の維持費、エサ代など日常的な経費もそれなりにかかりそうですね。だったら別のことにその予算を使うべきではないかと思います。それでも日本人はジャイアントパンダを呼びたいのでしょうかね。

やはりペアに気を遣っているみたい?

一か月ほど前に、乃木坂46の壁掛けカレンダーの掲載順序について書きました。あたしは四期生版と五期生版しか持っていないので、三期生を並べた場合にどういう結果になるかはわかりませんが、少なくとも四期生と五期生は掲載順序に意味があるのではないかと推測したわけです。

そして4月も終わり5月です。五期生は池田瑛紗、四期生は田村真佑でした。さてこの二人に何か共通するものはあるのか、と考えますと、頭の出来は月とスッポンで何の脈絡もなさそうですが、あたしは気づきました。

前回話題にしたときにも書きましたが、Leminoで配信されている「乃木坂、逃避行。」、そのSEASON1でこの二人は岐阜を旅しているのです。賀喜遥香と菅原咲月が同じSEASON1で静岡・山梨を巡っていますから、カレンダーの撮影のころに「乃木坂、逃避行。」のSEASON1の撮影、ロケなどが行なわれていたのでしょうか。

あるいは今年後半のカレンダーではSEASON2のペアと同じメンバーが登場する月もあるのでしょうか。いや、そもそも「乃木坂、逃避行。」って必ずしも四期生と五期生という組み合わせで行ってないこともあったような、どうでしたでしょうね。

まあ、この後のカレンダーに期待です。

あのコはだぁれ? サユリだよ!

録画しておいた映画「サユリ」、「あのコはだぁれ?」と視聴しました。どちらもジャパニーズホラーですね。まずは「サユリ」から。

この作品はホラーとは言いますが、後半からの婆ちゃん覚醒以後はコメディータッチの作品で、楽しく視聴できました。そして主人公のサユリですが、引きこもりになった理由は父親からの性的虐待、そしてそれを見て見ぬふりをする母親。これでは引き籠もりたくもなるし、むしろかわいそうな少女です。

だからといって、何の関係もない住人を呪い殺すことが許されるとは思えませんし、肝心の家族は別の土地でのうのうと暮らしてるのを許しているなんて、「なんだかなあ」という気がしました。サユリの呪力があの家(あの土地?)からは出られないというのがもう少し説明があってもよいかなあと思いました。

続いて「あのコはだぁれ?」です。これは「ミンナのウタ」の続編と言うか姉妹編のような作品で、少し前に「ミンナのウタ」も視聴しましたが、その謎が解けるのかなと期待していました。

確かにこちらの作品を見ると、謎のカセットテープが誕生した経緯が描かれましたが、ややわかりにくいところもありました。親世代の事件の当事者である少女が、普通に現在の補習クラスにいるのに、周りの生徒が疑問も持たずに受け入れているのが疑問でした。補習なので他のクラスの生徒も交じっているから気にしなかったのかな、という気もしましたが、やや不完全燃焼でした。

それに主人公の渋谷凪咲が結局は死んでしまっているのですよね。ただ、それで数十年にわたる呪いが解けたような気もしませんし、そのようにスッキリと描かれているようにも感じません。監督は更に続編を作ろうとしているのかも知れないと感じました。