見つからない!

河出文庫から『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々』が出たので、買おうかな、どうしようかなと思っていました。

でも、確かこの本、読んだことあったはず、とちょっとうろ覚え。なんでうろ覚えなのかというと、『シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店』という似たタイトルの別の本があって、どちらかは間違いなく読んでことがあったのですが、それがどっちだったかが思い出せなかったからです。

まあ、文庫だからダブってしまってもいいかと思って、買おうとしたのですが、やはりどっちを読んでいたのかが気になって、ちょっと内容紹介などを読んでみたら、あたしが読んだのは前者、つまり今回文庫になったものだと思い出しました。

というわけで、文庫になった『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々』を買うのはひとまずペンディングにしているわけです。でも気になるのが、かつて読んだという単行本のことです。図書館で借りたわけでも、誰かから借りたわけでもありません。自分で買って読んだはずなのです。となると、わが家の書架に文庫になる前の、いわゆる単行本があるはず。

ということで少し前から書架を探しているのですが、これが見つかりません。何度も書架を見回しましたが出て来ません。装丁は単行本も今回の文庫もほぼ同じデザイン、イラストですね。文庫が出たときに、この装丁に見覚えがありましたから。なのに、わが家の書架には見当たりません。

誰かに貸しているのか、とも思いましたが、こういうジャンルを読みたがりそうな人はあたしの周囲にはいないので、貸し出し中という可能性は低い、いや、ほぼゼロパーセントだと思っています。もちろん古本屋に売ったり、誰かにあげてしまうということもないので、絶対にわが家の書架にあるはずなのですが……

このところ機会があるたびに書架を眺めているのですが、やはり見つかりません。これが気になって気になって仕方ないのが今日この頃です。

体が持つのかしら?

コロナウイルス対策、在宅ワークとか、時短勤務とか、あたしの勤務先もいろいろやってきました。

でも、国や都の方針が徐々に解除に向かうに連れ、勤務先の対応・対策も少しずつ変化してきました。

一番自粛していた時は、出来る限り在宅勤務推奨ということで、あたしは週2日の出社、その出社する2日も午前中のみ(6時から12時)という勤務時間(5時間勤務だったので、公式には7時から12時ということになっています)、書店回りもなし、そんな生活がほぼ2か月続きました。

さて、来週からは、つまり明日からですが、勤務時間が一時間延びて6時間になります。そして在宅勤務も徐々に解消に向かうようで、各自週に1日か2日となります。あたしも在宅は週一日に減らす予定です。

また来週からは書店回りも徐々に再開する予定です。とはいえ、来られるとまだ困るという書店さんもいるでしょうから、このあたりはすぐには元に戻らないとは思いますが……

第二弾と言いますか…

本日の朝日新聞読書欄で、新刊『英語原典で読む現代経済学』が紹介されました。同書の目次を簡単にご紹介すると

第1章 E・H・カー/第2章 フリードリヒ・A・ハイエク/第3章 カール・ポランニー/第4章 シュンペーター/第5章 サムエルソン/第6章 フリードマン/第7章 ガルブレイス/第8章 知識人と社会主義/第9章 シュンペーターの民主主義論/第10章 ニュー・エコノミックスと古き良き時代/応用編 経済英文の読み方(1) サムエルソン=ノードハウス/応用編 経済英文の読み方(2) ハイルブローナー=ガルブレイス

という構成です。「現代」とは謳っていても、変化の激しい経済学の世界では「現代」も常に過去になっているのでしょうが……

記事中にもありますように、本書は既刊『英語原典で読む経済学史』の続編的な作品です。こちらの目次は

第1章 アダム・スミス/第2章 デイヴィッド・リカード/第3章 ジョン・スチュアート・ミル/第4章 限界革命/第5章 アルフレッド・マーシャル/第6章 ケインズ革命前夜/第7章 ケインズ

です。いずれもタイトルどおり、それぞれの経済学者の主要著作の原文を英日対訳で掲載しています。原文で味わいたい方、でも原書を読むのはちょっとしんどい、という方にお薦めです。

あたしは大丈夫?

本日の朝日新聞の夕刊です。社会面にこんな記事が載っていました。

新型コロナウイルスと血液型に相関関係があるのでしょうか? あくまで重症化と言うことで、かかりやすい・かかりにくいという話ではないのですよね? しかし重症化の度合いに関係するのであれば、かかりやすさにだって相関関係がありそうな気もしますが、どうなのでしょう?

とはいえ、千差万別の人間をたかだか四つのカテゴリーに分ける血液型がどれほど科学的なのでしょう? この記事の研究結果にしても、血液型占いの信憑性と同じ程度のものなのではないかと思います。そもそも、血液型って、ABO型分類以外にもRhとか世界にはいくつも分類があるんですよね。そのあたりとの相関関係はどうなのでしょう?

いずれにせよ、いろいろ突っ込みたくなる記事ではありますし、今後の進展にも興味が沸きます。

さて、そんな記事のすぐ下に、こんどはこんな記事が載っていました。世界にはいろいろな実験をやっている人がいるものですね。

でも、これも思うのですが、犬って全体として人間よりも背が低く、都会のコンクリート、アスファルトの地面では照り返しを人間よりもはるかに強く受けているはずです。大人よりも乳母車(ベビーカー)に乗っている幼児の方が地面に近いぶん暑いと言われますが、それと同じことだと思うのです。

そうなると、ちょっとやそっとの顔の違いなど大した影響ないのではないか、そんな風に思ってしまいます。

新訳もスタートしたことだし

来月上旬に刊行予定の『ホーム・ラン』の著者はスティーヴン・ミルハウザーです。

あたしの勤務先ではミルハウザーの作品を何点も出しているので、新刊刊行の機会にミルハウザー・フェア、あるいはちょっとしたミルハウザー・コーナーを作ってみるのは如何でしょうか? そんなつもりで注文書を作ってみました。

またそのミルハウザー作品の訳者は柴田元幸さん。ちょうど本日の朝日新聞の夕刊で『ガリバー旅行記』の新訳が第二回目ですね。海外文学好きであれば柴田元幸の名前を知らない人はいないと思いますが、朝日新聞の読者という分母で見るとまだまだ知らない方もいらっしゃるのではないかと思います。

“朝日新聞連載の『ガリバー旅行記』の訳者・柴田元幸さんの翻訳で読む海外文学”なんていうフェアはどうかと思い、ひとまずあたしの勤務先から刊行されている書籍の注文書も作ってみました。

合わせてご活用いただければ幸いです。

重版が決まりました!

白水Uブックスの新刊『フラッシュ 或る伝記』の重版が決まりました。

本書は、ヴァージニア・ウルフの作品ですが、犬を主人公としているので、ウルフのファンではなくとも犬好きであればちょっと気になってしまうのではないでしょうか?

重版は来月上旬には出来予定で、初版は現在在庫僅少となっています。書店店頭にはまだまだ並んでいるはずですので、興味を持たれた方は早めに書店でお買い求めいただければ幸いです。

ちなみに、犬が主人公と書きましたが、犬種はコッカー・スパニエルです。明記はされていませんが、19世紀のイギリスが舞台の作品ですので、アメリカンではなく《イングリッシュ・コッカー・スパニエル》の方だと思われます。

シャルロッテとシャルロッテの絵手紙

ここ最近であたしがもっともお勧めするのが『シャルロッテ』です。

フランスの作品ですが、内容はアウシュヴィッツで命を落としたユダヤ人天才画家シャルロッテの生涯を追想するものです。詩を読んでいるような、切れのよい文章スタイルで長篇ではありますが、どんどん読み進められる作品です。そして、あたしは不勉強にもシャルロッテという存在を本書を読むまでまるで知らなかったのです。いや、たぶん多くの日本人がそうだったのではないでしょうか?

しかし、シャルロッテは是非たくさんの日本人に知って欲しい人物の一人です。とはいえ、いきなり海外文学の長篇では、いや長篇と言うほど長くはないのですが、それはそれなりに読み慣れているあたしだからの感想かも知れませんが、分量の割りにどんどん読めることは間違いありませんので、是非とも手に取っていただきたいところなのです。

ただ、それでも海外文学はちょっとなあ、という方にお勧めなのが写真の右側の本です。あたしも読後にシャルロッテについて検索していて知った本、『シャルロッテの絵手紙』です。2015年にこんな本が日本で出版されていたのですね。

同書は、シャルロッテの遺した絵画を元に、あくまで日本人の著者がシャルロッテが日本人に語りかけるという形を取ったもので、本文はシャルロッテが書いたものではありません。シャルロッテの手になるのはほとんどのページに載っているイラストの方です。シャルロッテの手頃な画集などが日本にない以上、彼女の作品を見るには本書くらいしか手段はないのではないでしょうか?

新刊『シャルロッテ』を読んで、彼女の作品を見てみたいと思った方にはうってつけの本かも知れません。

ウェブで紹介されました!

フィギュアスケートの町田樹さんの著作『アーティスティックスポーツ研究序説』が好調です。

現役選手時代からの熱心なファンの方が購入されているのだと思いますが、内容は町田選手の写真集でもなければエッセイや手記といったものではありません。純然たると言っては言いすぎかも知れませんが、本書は研究書です。

しかし、これまでアーティスティックスポーツを学術的に考察したものがなかったからなのでしょうか、そういう方面からも注目を集めているのかも知れません。

いずれにせよ、派手ではないのですが、客注がそれなりに伸びていますし、ここへ来て朝日新聞と毎日新聞のウェブでもインタビュー記事が載りました。町田選手には興味はなかったけどアーティスクティックスポーツには興味があった、という方の需要が高まってくるのではないでしょうか?

移転顛末記

先日来、Wordpressを移転しておりまして、ようやく落ち着いてきたかなという感じです。しかし、個人的にはデザインにまだ気に入らないところがあって、もう少し手を加えたいと思っているのですが……

さて、今回の移転、以前のWordpressでやたらとエラーが出るからというのがその理由でした。で、Wordpressを新しくしてエラーは収まったのかと言いますと、実は収まっていないのです。しかし、その理由がわかりました。全部のエラーの原因が明らかになったというわけではないのですが、個人的に一番何とかしたいと思っていた点はエラーの原因がわかりました。

少し前にも書きましたが、このダイアリーで本を紹介したりするときに、amazonアソシエイトのリンクを貼っているとエラーになるというのが問題でした。この原因がわからず困っていたのですが、この原因が、だいたいはっきりしました。

あたしのこのダイアリー、アメーバブログに連繋していまして、投稿すると自動的にアメーバのあたしのブログにも投稿されるようになっています。しかし、この春先からアメーバはブログでアフィリエイトを貼るのを禁止したのです。アメーバとして自身のプログラムであるAmeba Pickを使うことを推奨しているようで、これ以外のアフィリエイト、つまりアマゾンはおろか他社のアフィリエイトのプログラムはすべて受け付けてくれなくなったのです。

たぶん、これが原因だったのだと思います。というわけで、amazonアソシエイトのリンクを貼ってあるダイアリーの場合はアメーバとの連繋をオフにする、という方法で今回のエラー騒動は終息したのではないかなと、ひとまずあたしは思っているわけです。本当にこれでよいのか、それはわかりませんし、もっと根本的な原因が横たわっているのかも知れませんが、いまはこれでよしとします。