ホラーと言うより切ないストーリー?

WOWOWで「犬鳴村」が放映されていたので視聴しました。

ストーリーなどはネット上にたくさんのレビューが上がっていますので、そちらをご覧いただくとして、あたしの率直な感想は、思ったほど怖くはない、というものでした。怨み、呪いといったものがテーマになるジャパニーズホラーって結局のところ非業の死をとげた人の無念が原因だったりするわけで、多くの場合、その非業の死に至る過程が悲劇的で、むしろそちらに感情移入してしまって、可愛そうだなあと思ってしまうことが多いです。

本作もそうでした。勝手に差別され、政府とつるんだ地元の大企業に騙されて、というストーリーはやはり主人公側の方が悪いのではないかという思いが拭えません。

ところで、この犬鳴村は九州にあるという設定ですが、以前に同じような設定の映画を見たことがあります。それは「杉沢村都市伝説」です。

こちらも地図から消えた村という、ほぼ同じような設定で、場所は東北地方となっています。ストーリーは似ていると言えば似ているし、似ていないと言えば似ていない作品でした。

もう一つ似たような作品を覚えていて、それは「エクスクロス 魔境伝説」という作品で、この作品の舞台は信州の山の中、村の名前は「阿鹿里村」、「あしかりむら」と読むのですが、本当は「足狩り村」だというのがオチです。こちらの作品はかなりヒヤヒヤ、ドキドキの展開でしたし、松下奈緒や鈴木亜美といった当時としてはそれなりに人気のメンツが出ていた作品です。

さて、こういった作品、都市伝説をベースにしたものですが、都市伝説と言いながら舞台は都市ではなく人里離れた山奥だったりして、ほとんど人跡未踏のような土地。なおかつ古い因習がどうのこうのといった、都会人の田舎に対する優越感というか蔑視があるのではないかなあという気がします。まあ、本当に町中を舞台にした都市伝説も数限りなくあるので、一概にそうとも言えないとは思いますが、田舎や山奥に何か得体の知れないものが存在するという感性は都会化された現代だからこそ生まれる心情なのでしょうね。

主役じゃなくとも輝ける?

昨日は朝日新聞からいろいろとご紹介しましたが、すべては朝刊の話でした。実は夕刊にもこんな記事があったのです。

 

元乃木坂46の若月佑美です。あたしの推しメンです。

現役のころから舞台を中心に数々の経験を積んできて、卒業後も女優として活躍しています。テレビドラマなどでは決して主役ではなくとも、重要なバイプレーヤーとして着実に実績を積み上げていると思います。

少し前にも書きましたが、乃木坂46のメンバーは舞台、映画、ドラマとジャンルは少しずつ異なる者の女優といして外仕事に呼ばれるメンバーがそれなりにいます。もちろん事務所の後押しもあるのでしょうが、コンスタントに出ているのは、本人の努力と評価がそれなりについてきている証拠だと思います。

若月佑美などはその典型的なタイプではないでしょうか? 他のメンバーも是非続いていもらいたいところです。

ちょっとずつ関連しているかも知れない……

今朝の朝日新聞です。

 

百貨店に関するオピニオン欄に谷口功一さんが登場されています。略歴欄の著書として上がっている『ショッピングモールの法哲学』は、もちろんあたしの勤務先の刊行物です。ご興味を持たれた方は本屋さんでお求めください。

続きましては同じく朝日新聞ではありますが、関東ローカルの紙面です。

 

フェリーニに関する講座が開かれるようです。そういえば、今年はフェリーニ生誕百年でしたね。

講師は押場靖志さん。これも、あたしの勤務先の刊行物『フェリーニ 映画と人生』の訳者です。本書を読んでから受講するか、あるいは受講してから本を読むか。

さて、最後は読書欄。ノーベル賞作家、トカルチュクの翻訳が岩波書店から刊行になる、という広告が載っていました。

  

トカルチュクと言えば『昼の家、夜の家』『逃亡派』ですね。

また松籟社から『プラヴィエクとそのほかの時代』も出ていますが、こちらも素晴らしい作品でした。今回の『迷子の魂』もとても気になる作品です。

奇蹟の御三家

本日発売の乃木坂46新聞を手に入れました。もう何回目の乃木坂46新聞でしょう? たぶん全部買っているはずなので、明日確認してみます。

さて、今回はまいやんの卒業特集です。ただ、卒業ライブを前面に出しているのかと思いきや、むしろまいやんの卒業で乃木坂46の歴史にも一区切りついたと見て、これからの乃木坂46という視点からの記事が多かったように思います。

ただ、それでもいたずらに三期生、四期生を押し出すのではなく、一期生、二期生が築いた歴史の上に今がある、というスタンスです。後輩たちも先輩に対するリスペクトを忘れず、リスペクトと言うよりも好きで好きでたまらない、といった感じですね。

そんないくつかの記事が載っている乃木坂46新聞ですが、一期生の生田絵梨花と齋藤飛鳥の対談が載っていました。初期からエースとして、中心メンバーとして乃木坂46を引っ張ってきたいくちゃんと、最初のうちはアンダーばかりだったのに、現在ではエースとして活躍するあしゅの対談はなかなか興味深いものがあります。

そんな二人の対談の中にこんな部分がありました。いくちゃんのセリフです。

ななみんも含め、あの3人は、なんだか特別だな、って思っちゃう。過去の映像を見ても、あの3人は、奇跡じゃない?

なんと、ななみんの名前が出てくるではありませんか! あしゅももちろん同意しています。やはり今の大黒柱であるあしゅ、いくちゃんにとっても御三家は特別なんですね。懐古厨と言われるかも知れませんが、昔からのファンにとって、やはり御三家は奇跡だと思います。

独り者はポッキーを食べなさい?

今朝出社すると、机の上にこんなものが置いてありました。

ポッキーです。

同僚に尋ねると、どこかからの差し入れで、このような小袋になっていたので、全員に分けたとのこと。ちなみに、11月11日はポッキーの日だったそうで、それにあやかった差し入れだったようです。確かに、「1」が四つ並んでいる姿は、袋から出したポッキーが並んでいるように見えなくもないですけどね。

ただ、11月11日といえば、中国最大のオンラインイベントと言っても過言ではない独身の日です。こちらは「1」が四つ並んでいる姿をパートナーのいない寂しい独身者に見立てているわけですね。子供を作って子孫を残すことを最大の親孝行と考える中国では独身であることは罪なのでしょうか?

ちなみに、中国の独身の日は、アリババのオンライン市場がこの日一日だけで日本の楽天市場一年間の売り上げ以上をたたき出すという、驚異的な一日でもあります。今年はどうだったのでしょうか? 旅行などもままならず、中国の富裕層はお金の使い道に困っているらしいので、ネットショッピングにお金が流れることが予想されます。今年も記録更新となったのではないでしょうか?

営業していてよいのでしょうか?

コロナウイルスの第三波だと言われていますが、今日の新規感染者数は全国的に由々しき事態です。もちろん、一日だけの数字で一喜一憂してはいけないと思いますが、政府の「臨機応変に・柔軟に対応する」というのは、こういう時にこそ発揮されるべきではないかと思うのですけど、GoToキャンペーンをやめるつもりはなさそうですね。

そして、先月から少しずつ営業回りを再開したあたしの勤務先も、この状況で営業回りを続けてもよいのか、個人的には不安になってきます。

もちろん、絶対に来るな、と言われることはありませんし、むしろ歓迎してくれる書店の方が多いです。そもそもが不特定多数のお客さんが入れ替わり立ち替わりしている書店では、出版社の営業マンだけを出禁にしてもほとんど意味がないはずですから。

とはいえ、これ以上感染が拡大するようであれば、こちらも考えないとなりませんね。そして、書店を回れない書店営業とはどうあるべきか、再び考えないとならなくなります。

犬猿の仲?

寒くなってきましたが、本日はこんないでたち。

別に新作のブラウスでも、おニューのネクタイでもありません。既に過去に登場している代物です。ただ、この組み合わせはお初かも知れません。

犬と猿です。まさしく、犬猿の仲です。

犬はフレンチブルドッグ、猿は三猿ならぬ四猿です。見ざる・言わざる・聞かざるの三つに、せざる(何もしない)が加わって四猿というのも世界にはあるそうです。しかし、三猿にせよ、四猿にせよ、発祥の地はどこなのでしょう? 語呂がよすぎて、いかにも日本由来の言葉かと思っていましたが、どうなのでしょう?

さて、そんな本日、帰宅後のお楽しみはこちらです。

乃木坂46が誇る知性派、秋田が生んだ美少女、鈴木絢音ちゃんのファースト写真集『光の角度』の発売日です。いや、本来は明日が発売日でしたっけ?

最近は写真集や音楽CDなども、ネットで予約しておくとフライングゲットできるので、正確な発売日がよくわかりません(汗)。

さて、あたしは、楽天ブックス限定カバー版、セブンネット限定カバー版、そして通常版の3タイプを買ってしまいました。嗚呼、また散財してしまいました(汗)。

今月のおすすめ本[2020年11月]

毎月恒例、今月のおすすめ本のご案内です。

10月のベストテンの他に、このほど《我々の祖先》三部作が完結したカルヴィーノ、そしてこの時季の定番商品を掲載しています。

Zoom慣れ?

この半年くらい、社内の会議はZoomを使うようになりました。

勤務先でZoomに参加する場合、全員が全員自宅にいるというわけではないので、勤務先のデスクに座りながら、隣の同僚とZoomを使ってやりとりするのは不思議な感覚でした。隣に座っているんだから、Zoomを使うなんて面倒でしょ、というのが正直な感想でした。

一方、自宅からZoomに参加する場合、会議用の資料を持ち帰るのを忘れて、うろ覚えで会議に参加することが何度かありました。Zoom会議を何度かやるうちに、社内の書類・資料はほとんどPDF化され、勤務先にいようが自宅にいようが滞りなく会議が進められるようになりました。こんなところにも、「新しい働き方」の一端を感じられました。

ところが、最近になって、在宅勤務が減り、会議参加メンバーが勤務先で全員揃うようになりました。なので先日、久々にZoomではなく対面での会議となりました。が、そこで問題勃発です。

いざ会議テーブルに参集したのはよいのですが、その前に、事前に配布されていた資料をプリントアウトしなければいけないことに気づきました。この半年、電子化された資料をPCの画面で見ながら会議するのが常態化していたので、いまさらプリントアウトするなんて……

あたしの勤務先のPCは、ほぼ全員デスクトップPCを使っています。しかし、今後、Zoom会議と対面会議が併用されるようになるのであれば、会議テーブルに持って行けるノートPCをメインにした方がよいかも知れませんね。社内の無線LAN環境は一応整っているので、ノートPCに変わっても問題はありませんし、ノートPCを持って移動しながら仕事をするなんて、ちょっと格好よくないでしょうか?