自白すると……

ヘンな夢を見るのはいつものことですが、今日はこれまで一度も見たことのない夢を見ました。

そういう意味では“初夢”です。

どんな夢かと言いますと、細かな部分は覚えていないのですが、あたしが人を殺してしまった夢です。消して殺そうと思って殺したのではなく、過失致死のような感じです。

殺した相手が誰であったのかは覚えていません。というよりも夢の中でもはっきりしていなかったと思います。

ドラマや映画の中で登場人物が誤って人を死なせてしまって、すぐに警察に届ければよいものを、周囲の人間に唆されたり、その時の自分の社会的立場などを考えて殺人を隠蔽してしまうシーンってよくあると思います。そのために主人公は嘘の上塗りを繰り返し、結局は自分が追い詰められていって最悪の結末を招くようなストーリーです。

夢の中であたしは、あくまで過失なのだからすぐに警察に届けよう、いや、救急車を呼べばまだ蘇生可能かも知れないと思っているのですが、周囲の連中(誰がいたのかは覚えていません)は警察に行けば刑務所に入れられて一生を台無しにするぞ、などとあたしに訴えて殺人を隠蔽しようとさせるのです。

上述のようなドラマや映画を見るたびに、最初の選択肢を間違えるから却って悪い結果を招くと思っていたあたしは、夢の中でもそういった周囲の「悪魔の囁き」をはねのけ、警察に連絡しようとするところで目が覚めました。

果たして、この夢は何のお告げなのでしょうか?

この後どうなる?

まだ配本前ですが『断絶』を読み始めました。

内容紹介を読むと、現在のコロナが蔓延している世界をもっと酷くしたような、終末世界を描いたものだと思っていました。ただ、ゾンビが襲ってきて生き延びた主人公たちが壮絶なサバイバルをするのかなと思いきや、最初のうちはそのような要素は見当たりません。むしろ、まだ世界が感染症に覆われる前、主人公のごくごく平凡な日常が描かれていて、ほのぼのとしたストーリーです。

そういった以前の物語と、世界が亡んだ後の生き残った主人公たちの物語が交互に展開される構成で、この先どうなるのだろうかと気になります。ただ、以前の物語のパートでも主人公はニューヨークで一人ぼっちな様子が描かれていて、むしろ現在の方が生き残った仲間と人間的なつながりができているように見えなくもありません。その対比が著者の意図なのでしょうか?

これはたぶん屁理屈です

東京五輪2020(←たぶん中止になると期待している)の演出家による発言。

最初は女性蔑視という取り上げられ方だったようですが、あっという間に女性も男性も関係ない、差別的な発言であるということに変わっていました。その当否や是非はともかく、このニューを聞いて、あたしが思ったことは以下のようなことです。

女性タレントを豚になぞられたのがそもそもの発端ですが、もしこれが男性タレントであった場合、ここまで大きな騒ぎになっていたのでしょうか? よい悪いの問題ではなく、あたしの予想ではここまでの問題にならなかったのではないかと思うのです。

だから、今回の騒動が騒ぎすぎだと非難しているわけではなく、男性であろうと女性であろうとダメなものはダメだという理解力は持っているつもりです。そして、その次に思ったのが、もし女性タレントをなぞられたのが豚ではなく猫やパンダだったら、どうなっていたのでしょう? 今回のような非難の声は起こったでしょうか? これも、たぶんですが、今回のような非難の声が大きく上がることは無かったのではないかと思います。

人間(タレント)を動物に例えるということは同じなのに、豚だと非難され、猫だと非難されない。動物の立場からすれば酷い話です。どんな動物ならダメで、どんな動物だったらよいのでしょう? そんなことを考えていました。

猿だとどうでしょうね? ライオンとかトラ、ヒョウなどは女性はともかく男性であれば、例えられて悪い気はしないかも知れません。哺乳類ではなく、鳥類や爬虫類、魚類だとどうでしょう?

動物によって好ましい印象を持たれるものと、その逆があるのは不思議なものですが、それは必ずしも人間とのかかわりの深い浅いとは関係ないようです。そして、この印象というか感情は、たぶん国によっても異なるのではないかとも思うのです。古代においては自分たちのトーテムとしてしばしば動物が選ばれていましたし、日本人に馴染み深いところでは、モンゴル人のように自分たちを狼の末裔と称する民族もいます。

こういったことをわかりやすく書いてくれている本ってないものですかね?

売れてます✕2

新刊『ニューエクスプレスプラス サンスクリット語』が好調です。刊行から一か月も経たないのに重版が決まりました。

同書は、刊行前から仏教などインド思想にも関わる言語なので、語学書だけでなく人文書の担当者にも案内を差し上げていましたが、その甲斐あってか追加注文が人文担当者から入ることがしばしばです。

そんな感じで語学書コーナー、人文書コーナーどちらでも売れているサンスクリット語が早々と重版になりましたので改めてのご案内です。「サンスクリット語なんて、うちじゃあ売れないよ」という書店も多いかと思います。でも、実際にはこれだけ売れているのです。

「それって都会の大型店の話でしょ?」と言われるかも知れません。確かにそうですが、このスピードはそれなりに需要がある証拠です。是非いまいちど展開してみてください。

続きましては、このところずーっと売れている文庫クセジュの『脱成長』です。

斎藤幸平さんの推薦帯にリューアルして更に売り上げを伸ばしています。また売れている書店を見ますと、その斎藤さんのベストセラー、『人新世の「資本論」』と併売しているお店が多いようです。もし『脱成長』だけを置いていて「あまり動かないなあ」と思っているのであれば、是非『人新世の「資本論」』の隣に並べてみてください。

というわけで、二点まとめてお願いいたします。

併売希望が二つ

フランス語というイメージの強い、あたしの勤務先ですが、実は隠れたベストセラーが『今日からはじめる台湾華語』です。

書店に行くと、中国語コーナーの端っこの方に、上海語や広東語などと一緒に置かれていることが多い台湾語のあたりに並んでいることが多いです。ただし、これはなかなか書店の方に理解してもらえないのですが、「台湾華語」は「台湾語」ではありません。

大雑把に言ってしまうと、台湾語は中国語の台湾方言で対岸の福建語とも非常に近いものです。ですから台湾語であれば上海語や広東語などの近くに並んでいてもおかしくはありません。それに対して台湾華語は台湾の中国語、それも標準語のことですから、本屋に並んでいる「中国語」とほぼ同じものです。

ただ、台湾では、大陸で使っているローマ字表記のピンインとは異なる符号を使っていたりしますし、文字も大陸の簡体字に対して繁体字、いわゆる旧字体を使っているという違いがあります。なので中国語ではなく、あえて台湾華語と呼んで違うものだとアピールしているのです。

そして、これが折からの台湾ブームも相俟って非常によく売れているのです。なんとなく大陸中国に対する嫌悪感の高まりが親台湾的な意識を高め、旅行先や留学先でも台湾を選ぶ人が増え、台湾の中国語に対する注目が伸びているのだと思います。書店に行けば「台湾華語」を書名にした参考書が増えていますが、そんな中、トップセラーと呼んでもよいのが『今日からはじめる台湾華語』なのです。

そしてこのたび、その続編として刊行しますのが『もっと知りたい台湾華語』になります。二冊揃えて展開していただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

続きましてはドイツ史です。

先月に『ドイツ史 1800-1866(上)』を刊行しました。ドイツ史を名乗っているものの、タイトルどおり1800年から1866年までを扱う断代史的な歴史書です。

こちらの下巻である『ドイツ史 1800-1866(下)』がまもなく刊行になります。この両者は通常の単行本よりも一回り大きなA5判です。なかなかのボリュームですが、是非とも上下揃えて展開していただきたいものです。オレンジが上巻、緑が下巻です。

コロナ禍のアイドル

今日は朝刊がなかったので、夕刊の記事です。

コロナとアイドル、ということでしょう。

握手会やライブが対面でできなくなって、アイドルの世界もなかなか厳しい情勢のようですが、そんな中でも個性を伸ばして躍進しているアイドルがいる、ということで取り上げられているのは日向坂46の丹生明里と影山優佳、乃木坂46の山崎怜奈の三名。

なおかつご丁寧に、日向坂46のキャプテン佐々木久美の「坂道テレビ」での発言まで引用しています。確かに、日向坂46のメンバーの活躍はすごくて、コロナによる停滞など感じさせないくらいです。れなちさんも乃木坂46の中で独自の立ち位置を占めています。

改名リスタートした櫻坂46もこれからですね。