MD、もうダメ?

昨日の朝日新聞の夕刊、社会面にこんな記事が載っていました。

「消えるMD」とありますが、そもそもこの記事を読んだ人の何人くらいが「MD」を知っているのでしょう? 知っている世代に属するはずの年配の方だって、知らない、見たこと聞いたことない、という人が多いのではないでしょうか? 若者は「それ、何?」という感じでしょうね。

そもそも「MD」を「エム・ディー」と呼んではくれるでしょうけど、「ミニ・ディスク」の略だと知っている若者がどれだけいるのかしら?

もちろん、あたしは知っていますし、あたしの寝床の枕元には、左の写真のようなMDコンポが置いてあるのです。

パナソニック製です。AM/FMラジオが聴けます。MDも聴けます。そして下部はCDチェンジャーで、CDを6枚挿入できるコンポなのです。こういうのを懐かしいと感じるのか、骨董品だと思うのか、人それぞれでしょうね。

コンポがあるくらいなので、MDだって何枚も持っています。

どうしてかと言いますと、以前乗っていた自家用車のカーステレオにMDプレーヤーが付いていたのです。そして車内で音楽を聞くために、持っていたCDをMDにダビングするために、このコンポを買ったのです。

ですから、このMDの山は、もともとは自家用車の中に置いてあったものなのです。ちなみに現在のマイカーはCDやDVDのみ対応で、MDは聞けません、プレーヤーが付いていませんから。

仕方なくマイカーから持ってきて、枕元に置いてあります。たまに聞こうかと思うものの、自宅ならMDでなく、ダビング元のCDがあり、それをコンポに入れればよいので、MDを聴く機会もほとんどないですね。

11月のご案内

12月も4日になってしまいましたが、先月11月にファクス送信した注文書をご案内します。

   

まずは毎月恒例「今月のおすすめ本」です。この月もたくさんの書評をいただきました。続いてはロングセラーになっている『フランス語っぽい日々』、じゃんぽーる西さんの新刊が出て、また勢いが増しました。

次に、12月の真珠湾攻撃を前に『パール・ハーバー』のご案内、そして「今月のおすすめ本・語学書篇」を久々に送信しました。

   

11月は瀬戸内寂聴さんの訃報が飛び込んできましたので、その評伝のご案内も送信しました。そして語学書の新刊が調子よく、重版が続いたので、それらもご案内しました。

12月はマンディアルグの没後30年になりますので、『城の中のイギリス人』『オートバイ』をご案内しました。そして『ゴールデンカムイ』の好影響で絶好調の『ニューエクスプレスプラス アイヌ語』もご案内しました。

   

重版が決まった『福祉国家』は、書店によっては「医療・福祉」のコーナーに置かれているところも多いようなので、「政治・社会」の棚への誘導も兼ねてご案内しました。そして12月の注目の新刊『ノブレス・オブリージュ』の事前のご案内も送信しました。

こちらもロングセラー、『ブックセラーズ・ダイアリー』のご案内、そして壷屋めりさんに帯のイラストを描いていただいた『芸術家列伝』のご案内で11月は終わりました。