もしかしてお揃い?

仕事柄、NHKの語学講座のウェブサイトは時々見たりします。つい先日たまたまフランス語講座「旅するためのフランス語」のサイトを見たときに気づきました。

こちらは、この番組の監修を担当している、早稲田大学の松川雄哉さんの写真です。同番組のサイトに載っている写真です。

別に仕事上知っている方だ、というのではありませんし、仕事以外での知り合いだ、というわけでもありません。あたしが気になったのは、この松川さんではなく、松川さんがきているブラウスの方です。

見ていただければわかると思いますが、動かない鳥として有名なハシビロコウです。そういえば、あたしの勤務先からは、ハシビロコウがキャラクターになっている『みんなの疑問に答える つぶやきのフランス語文法』『1日5題文法ドリル つぶやきのフランス語』というフランス語の学習参考書を刊行していました。フランス語とハシビロコウというのは何かしら縁があるのでしょうか?

それはともかく、左の写真をご覧ください。

こちらは営業回りをしている、或る日のあたしです。あたしが着用しているのもハシビロコウのブラウスです。色違いで、同じブラウスですよね? なんか不思議な縁を感じます。

この数年、ハシビロコウが好きな方というのが増えているのは知っていましたが、まさかこんなところで遭遇することになろうとは! あっ、もちろん面識はありませんし、お目にかかる予定もないのですが(汗)。

ちなみに、あたしは、嫌いではないですが、別に取り立ててハシビロコウが好きなわけではありませんが、この松川さんはどうなのでしょう。このブラウスは自前なのでしょうか、それともNHKが用意した衣装なのでしょうか? ちょっと気になります。

今日の配本(23/04/19)

カムイユカㇻを聞いてアイヌ語を学ぶ[新装版]

中川裕、中本ムツ子 著

アイヌ語の初級を学んだ学習者が、口承文芸を題材に次のステップに進むための教材です。2014年に改題復刊し、このたび新装版となりました。第Ⅰ部では、なぞなぞや鳥の鳴きまね、遊び歌やウポポなど様々なテキストが取り上げられ、第Ⅱ部ではカムイユカㇻの作品の一つを丸々覚えながら文法を深めていきます。現在は故人となった著者のお一人の中本ムツ子さんと実妹の住山頼子さんが録音した貴重な音源を、ダウンロード方式でスマホなどで手軽に聞くことが出来ます。

そんな人に出逢ったことはありません!

人気(?)キャスターの新井恵理那が結婚と妊娠を発表しました。あまり浮いた話を聞くこともなく、朝の帯番組を担当しているので、なかなか出会う機会もなさそうだと、余計なお世話ではありますが、そんな風に思っていたので、ちょっと驚いています。

彼女のインスタグラムでの発表でしたが、そこには

好きなアニメの話で意気投合するなど、わたしは出会ったときから長年の友人のような印象を抱いており

とあります。あたしはここの部分に引っかかりました。「好きな話題で意気投合する」というのは結婚したカップルからしばしば聞かれるセリフですが、あたしは悲しいことに、これまで生きてきて「意気投合」するような人に出逢ったことはありません。

さらに「出会ったときから長年の友人のよう」ともありますが、そもそもあたしには「長年の友人」というのがいないので、どんな感覚なのかイメージしづらいです。むしろ、ほとんどの人に対して「そのうち疎遠になるだろうなあ」という思いを抱くことばかりです。

まあ、こんなだから、この年まで結婚はおろか恋人も出来ずにきてしまったのでしょうけれど。

Leminoがいろいろうまくいきません

DoCoMoが新しくLeminoという配信サービスを始めました。これに伴って、これまでのdTVは廃止になるようです。あたしは、dTVに加入していたので、ひとまずそのままLeminoも視聴できます。そこで乃木坂46の新しいドラマ「古書堂ものがたり」や坂道グループ出演のドラマ「アクトレス」を視聴してみました。

まず「古書堂ものがたり」は、乃木坂46の五期生のドラマです。かつて四期生が出演した「サムのこと」「猿に会う」というドラマがdTVで配信されましたが、時は巡り、こんどは五期生の番になったということでしょう。

一方の「アクトレス」は坂道グループから数名ずつが選ばれて作られたドラマ「ボーダレス」の続編になり、誉田哲也原作の小説をドラマ化したものです。

といった前置きはどうでもよいのです。Leminoをどうやって視聴するかで、現在のあたしは悩んでおります。

昨今の若者はテレビなんか持ってなくて、家にいてもスマホを眺めているばかりのようです。ですから、スマホやタブレットで配信を見るという、こういうドラマは向いているのでしょう。でも、あたしのようにドラマとか映画はテレビで見る(映画館でなくてゴメンナサイ)世代にとって、スマホで見るのはちょっと苦痛です。できればテレビで見たいのです。

今回は、いずれの作品もデスクトップPCで視聴しましたが、テレビで視聴する方法を探してみました。公式にはAndroid TVで視聴できると書いてあります。あたしはChrome Castを持っているので見られるはずなのですが、ダメです。GooglePlayストアからLeminoアプリをインストールすればよいはずなのですが、検索しても出て来ません。その代わり、もうじき終わるというdTVがヒットします。

またスマホやタブレットでYouTubeやdTVを見ているとキャストアイコンが画面に表示され、それをクリック(タップ)するとChrome Castを通じて、見ているコンテンツをテレビに映すこと、つまりテレビでの視聴ができるようになります。ですが、スマホやタブレットにインストールしたLeminoアプリはどこをどうみてもキャストアイコンが表示されていません。これではテレビにで映すことはできません。

どうしてなのでしょうね。まだ始まったばかりのサービスなので、アプリをはじめとした様々な仕様が過渡期だからなのでしょうか。早いところ解決してほしいものです。

人を嗤うことはできません

乃木坂46の冠番組「乃木坂工事中」で料理企画が放送されました。

二週にわたって放送された前編は「春巻き」と「グラタン」を作るというもの。

そして後編は「酢豚」と「メンチかつ」を、いずれもレシピも何も見ず、大量の食材と調味料が置いてあるキッチンで作るというものです。アイドル番組ではよくある企画です。

乃木坂46といえば、かつて生田絵梨花のIH事件という伝説がありましたが、番組としてはアイドルのとんでもないクッキングを見て笑うというのが趣旨だと思います。

今回の前後編四名は、なかなかひどい上で前のメンバーもいましたが、とにかく一生懸命取り組んでいたなあと思いましたし、なにより食材を雑に扱っていないのがよかったと思います。この手の番組では、時に食材を無駄にして、料理の前にそもそも人間としてどうなの(?)と思ってしまいそうなことがあったりしますので。

やはり、ゲラゲラと笑いながら見てしまうわけですが、そもそもこういう料理をサッと作れる人ってどれくらいいるのでしょうか。あたしは、もちろんできません。なので決してメンバーの調理を笑えるような立場にはないのです。

こういう企画の時、せめて紙に書かれたレシピを渡してあげることはできないものでしょうか。あたしは女性に対して、何も見ずに作れたら尊敬しますが、できなくても文句は言いません。ただ、レシピを見ても作れないようだと文句を言いたくなります。

なお、公式YouTubeにはオンエアされたなかった四名の調理シーンがアップされています。尺の都合もあるのでしょうが、可もなく不可もない出来映えの四名だったのでしょう。

重なりがち?

あたしの勤務先の『インド外交の流儀』がお陰様で好調です。ウクライナ侵攻をめぐるロシアと西側の角逐において、インドの立ち位置が注目されていることもその一因だと思います。

そして同書の訳者、笠井亮平さんの著書『第三の大国 インドの思考』が文春新書から発売されました。新書なので、手軽に手に取ってもらえそうですね。副題は「激突する「一帯一路」と「インド太平洋」」なので、昨今の国際情勢におけるインドの立場がメインの書籍のようですね。

そんな思いを抱きながら新書のコーナーを眺めていたら、こんな本が目に留まりました。中公新書ラクレの『インドの正体』です。こちらのサブタイトルは「「未来の大国」の虚と実」です。まだまだインドってどんな国なのかつかみづらい、と思っている方への一冊なのでしょうか。

いずれにせよ、新書の新刊でインドに関する本が二冊も出ているなんて、インドに対する注目度の高まりが感じられます。ただ、新書というのは時勢とは無関係の学術的なものも数多く出ていますが、どちらかと言えば、いま世間で関心を持たれているものがスピーディーに刊行されるイメージです。

ということなのでしょうか、『ポストイクメンの男性育児』と『「イクメン」を疑え!』という二冊が並んでいるのも目に留まりました。キーワードは「イクメン」ですね。

「イクメン」という言葉は、既に定着していると思いますので、単にイクメンの本であるならば「いまさら」感が出てしまったと思います。ただ、この両書はそこから一歩進めて、「疑え」とか「ポストイクメン」といった、次のステップへ進んでいるような著作のようです。あたしのように、結婚すら無理そうな人間には育児など夢のまた夢ではありますが、ちょっと気になります。