いろいろとできないものですね

よく晴れた土曜日。昨日はとても過ごしやすい休日でした。とはいえ、わが家の場合、母が義ブルをしていて片手が使えないのが、いろいろなところに影響しています。利き腕は大丈夫とはいえ、もう一方の手が使えないとこんなにも不便になるものかと、改めて思った次第です。

現在の母親は、このイラストのような感じになっています。右手でいろいろできそうなものですが、確かにできることはいろいろありますが、むしろ「これができないのかぁ」と気づかされることの方が多いです。

天気のよかった昨日、近所のスーパーへ行きました。母も一緒でしたが、まず買い物カゴを持っても片手では商品をカゴに入れることができません。カードを使えば商品を選んでカゴに入れることはできますが、レジにカゴを載せるのが無理です。ましてや片手だけではトートバッグなどに商品を詰めるのもひと苦労でしょう。

レジでは精算という作業がありますが、財布を開けてお金を取り出すのも大変です。最近のスーパーはポイントカードなどの提示を求めらることが多いですが、ポイントカードを財布から出すのも片手では無理でしょう。

そう考えると、あたしと一緒でないと買い物にも行けないということになります。近所のコンビニでアイスやおにぎり、サンドイッチを買うくらいなら可能でしょう。でもここでも財布からお金の出し入れがネックになります。スマホの電子マネーは使っていないので、チャリーンといった決済は無理です。

さて、今月はあたしの出張が二回あるのですが、数日とはいえ買い物とかどうしましょう。食料などはある程度買いだめしておけばよいとして、調理も片手ではちょっと危険です。食後の洗い物も現在はあたしがやっているのですが、出張中はどうなるでしょう。

ひと月もすれば母のギブスも取れて、もとの生活に戻れると思いますが、あたしとしては近い将来の介護生活のシミュレーションとなっています。そうなると今みたいに年に数度とはいえ出張に出るのも躊躇われます。まあ、本当に介護という時期になればショートステイとかデイサービスなどを利用することになるのでしょうね。

2023年9月のご案内

2023年9月に送信した注文書をご案内いたします。

  

まずは毎月恒例、「今月のおすすめ本」、そして「今月のおすすめ本[語学書篇]」です。そして下旬になって、3刷が決まった『同調圧力』のご案内を送信しました。

ただ、9月はご案内が非常に少ない一か月でした。

ノーベル賞とともに

今年もノーベル賞が発表されました。

あたしに限らず、出版界としては文学賞に注目が集まりがちですが、ここ数年は物理学賞や生理学賞など、理系分野で日本人の受賞が続き、世間的にはそちらが盛り上がっているように感じます。またそれに関連する書籍もあったりして、「ノーベル賞=文学賞」的な印象が薄れた感があります。

そんな中、今年のノーベル賞ではその理系ジャンルでは日本人の受賞はならず、やや盛り上がりかけたまま推移して、平和賞はイランの人権活動家に贈られることが発表されました。これでは書店でフェア展開ができないと思っている業界人も多いかも知れませんが、イランの女性と言えば、この本を忘れるわけにはいきません、『テヘランでロリータを読む』です。

あたしの勤務先から刊行されていた単行本は現在品切れですが、河出文庫版が入手可能です。タイトルだけですと「なんのこっちゃ?」と思う方も多いと思いますが、抑圧されたイランで、西側の文化の象徴的な作品である『ロリータ』を読むことがどれほど危険な行為なのか、本書を読めばよくわかると思います。

単行本は品切れと書きましたが、同著者によるノンフィクション『語れなかった物語 ある家族のイラン現代史』はまだ在庫がありますので、是非『テヘロリ』と併読していただければ幸いです。

同じくイランに活きる家族の歴史を描いた作品に『スモモの木の啓示』があります。この作品は、イラン・イスラム革命に翻弄された家族の物語で、現在のイランに続く苦悩を少女の目線で描いた作品です。ただ、その少女の正体というのが初めの方で明かされますが、ちょっと衝撃的です。

本作を読むと、かつてはここまで抑圧的でなく、平和に暮らすことができたイランがあったのだなあということがわかります。だからこそ革命後のイランの体制がより過酷なのでしょう。この状況はいつまで続くのか。ウクライナにばかり世界の目が集まっていますが、イランも、あるいはミャンマーなど、もちろん中国や北朝鮮だって、国内で弾圧が行なわれている国は、むしろ最近増えているのではないかという気がします。

どういう予行演習なのか?

母が転んで腕の骨にひびが入ったと書きましたが、現在はギブスをしています。利き腕とは逆とはいえ、何をするにも片手ではうまくいかず、急遽あたしが家事を分担することになりました。

実は、あたしは生まれてこの方、一人暮らしをしたことがなく、身の回りの世話はすべて母親に任せっきりでした。それではいけないとわかってはいても、一方で母のボケ防止、軽い運動代わりに家事をやってもらうのは、それはそれでよいのではないかと思っていました。

その一方、母が健康なうちはよいとして、この後、母が寝たきりになったらどうしよう、あるいは母が亡くなって、本当に一人になったらどうしよう、という思いもこの数年は強くなってきました。いまさら生涯の伴侶を見つけるなんて無理だと思いますし、ここまで勝手気ままに活きてきて、いまさら赤の他人と暮らすなんて考えられません。

というわけで、少しずつ家事をこなせるようにならなければと思っていて、母ともしばしばそんな話をしていた矢先の今回のアクシデントでした。今回の家事分担が、母を介護するようになった場合のシミュレーションなのか、あるいは母の没後に独居老人となったときの予行演習なのか、まだわかりませんが、いまはそんな気持ちです。

何度折ってしまったことか!

折ったなどと書くと、昨日の母の上でのことを連想させてしまうかも知れませんが、違います。そもそも昨日の母は腕の骨にひびが入ったのであって、折れたわけではありませんので。

ちなみに、あたしも生まれてこの方、骨折をしたことがありません。日々すら入ったことがない丈夫な骨をしています。捻挫などは学生時代に時々やっていましたが、骨折にまで至ることはなく、丈夫な体に産んでくれた両親に感謝です。

そして問題の折れたものとはボールペンのペン差しと呼ぶのでしょうか、頭のところに付いていて、ポケットなどに引っかけるやつです。ジェットストリームの四色ボールペンを使っているのですが、インク切れなどまだ先の話、心地よくふだんの営業活動で使っていたのですが、そのボールペンのペン差しと呼ぶのか、クリップと呼ぶのか、よくわかりませんが、それが折れてしまったのです。

実はこの部分が折れるのは、このペンが初めてではありません。過去に何本か、この部分を折ってしまったことがあります。取り立てて乱暴に扱っているつもりはないのですが、ここの部分ってプラスチックも薄くできているので折れやすいのでしょうか。

そしてこうなってしまうと、折れた部分が尖っているのでケガをしやすく、使う上でとても危険です。残念ですが、新しいのを買わないとならないでしょう。そして新しいボールペンのインクが切れたら、今回折れたボールペンの芯を替え芯代わりに装着するとします。

ギブスはしたことがありません

夕方、営業回りの帰路。まだ明るい時間ですが、この後は返さないといけないメールもあるので、早めに帰宅して、あとは在宅ワークだと思いながら、最寄り駅前からバスに乗り込みました。

自宅にいる母に「今から帰るよ」とメールを入れようとスマホを開くと、妹からの電話やLINEが複数入っています。あたしがバスに乗り込むちょっと前の時刻です。なんだろうと思って開いてみると、母がケガをしたらしいのです。

とにかくあたしもバスが早く家に着くことを念じながら帰心矢の如し。そして帰宅してみると母は不在です。隣家のおばさんに聞くと母が転んで額から血を流していた、とのこと。いつも足腰のリハビリに行っている整形外科へ行くとか行かないとか言ってたそうです。

その病院へ電話をしてみると、母がちょうど来院したとのこと。ひとまず一人でシャンシャンと歩いているそうで、一人で病院まで行けたのだから大事にはなっていないと安堵しつつ、あたしも病院へ向かいました。病院へ着くと母が椅子に座っています。

額の血が出ていた傷はテープというか絆創膏で止めてあり、そちらは特に大事ないようです。左手首から肘にかけてが腫れているのでレントゲンを撮ったところ、骨折はしていないもののひびが入っているというのでギブスを装着することになりました。母は右利きなので、左手にギブスをするのは不幸中の幸いでしたが、洗濯や洗い物、料理などしばらくはあたしがやってやらないとダメみたいです。

ひとまず、このくらいで済んでよかったと安堵しているところで、明日は在宅ワークにいたしました。ちなみに80になる母は、これが人生で初めてのギブスだそうです。あたしも未経験です。

さくたんではなく、さくちゃん!

女性アイドルの写真集というのは、やはりファンからすると水着や下着、セミヌードカットがどれだけあるか、というのがポイントなのでしょうか? ただ、あたしくらいの歳になりますと、もう若い子の水着や下着姿を求めるようなことはないので、特に清楚を売りにしている乃木坂46ですと、水着や下着よりも可愛らしい服を着ていたり、深窓の令嬢のような設定の写真の方がいいなあと思ってしまいます。

というわけで、前置きが長くなりましたが、乃木坂46の四期生、遠藤さくらの写真集『可憐』を落手しました。楽天限定カバーとセブンネット限定カバー、それに通常版のⅢ種類です。ファンの間では水着や下着カットが話題になっているようですが、やはり洋服を着て可愛らしい表情やポーズをとっているカットが微笑ましくて、いいなあと思いました。

そして、さくちゃんの写真集、これはこれでよいのですが、こうして眺めてみると、やはりもう少し早い段階で四期生全体の写真集を作って欲しかったなあと思います。もちろん水着も下着も要りません。メンバーがわちゃわちゃしている写真集が見たいのです。

似たような趣旨としての『乃木撮』がありますが、やはりプロのカメラマンに撮ってもらった作品で見たいとも思います。四期生は既にデビューからだいぶ時が経っているので、今であれば辛うじて五期生の期別写真集を出してもらいたいなあと切に願っています。

大事な何かをなくしてしまった?

先週まで、勤務先のノートPCのHDDの容量が足りないということで、この週末はネットでノートPCをいろいろと漁っておりました。勤務先のノートPCのHDDが256GBで、それがほぼいっぱい、空き容量が数百MB、金曜日には100MB代になったりもしていたので、これはもう新しく買わないと、最低でもHDDが526GB以上あるノートPCを探さねば、と半ば強迫観念のように思っておりました。

ただ、これというのが見つからずに週が明け、勤務先で画像ソフトを立ち上げました。これまでであれば空き容量が足りませんというメッセージが出て、絶対に起動しないので、PCの再起動が必要なケースです。ところが今日はすんなりと起動したのです。

そこでエクスプローラーでCドライブの容量を確認してみると、7GBと表示されているではありませんか。いったい何が起こったのでしょう。特にエラーチェックをした覚えもなければ、最適化をした覚えもありません。そもそも最適化やエラーチェック、要らないファイルの削除は、このところしょっちゅうやっているので、もう必要がない状態でしたから。

そして勤務先から帰宅後、リモートで繋いだ勤務先のノートPCの空き容量を改めて確認してみると、なんと12.7GBの空き容量があります。この週末で7GB近い空きが生まれたと思ったら、本日の数時間で更に5GBの空きが生まれています。

何か大事なファイルを捨ててしまったのでしょうか。いや、そんな数GBもあるようなファイルをそう簡単に捨てるわけがありません。アプリをアンインストールした覚えもありません。いまのところ勤務先のノートPCは何事もなく普通に動いています。しばらくはこのまま騙し騙し使うことにしてみます。

明日が休みだと夜更かししたくなる?

日向坂46の冠ラジオ番組「日向坂46の「ひ」」、通称「日向ひ」で、今日のMCを担当している東村芽依と森本茉莉が、次の日が休みだと夜更かししてしまう、明日休みだと遅くまで起きている、という話をしていました。

なので、当然のことながら翌日の休日は遅くまで寝ているということのようです。まあ、われわれサラリーマンとは違って、日々のスケジュールがかなり不規則な芸能人ですから、そもそもまいにち同じような時間に寝て、同じような時間に起きるという生活は難しいのでしょう。

ただ、次の日が休みだといつもより夜更かししがちというのは芸能人でもなくともありがちなことでしょう。でも、あたしはそういう考え方ができないのです。そりゃ、金曜の晩などはいつもよりちょっとは遅くまで起きていますが、言うほどではありません。

あたしの日常は、だいたい7時半から8時くらいに寝床に入り読書をしていて、しばらくすると眠ってしまう、という感じです。ぐっすり寝たと思って目覚めると、8時52分とか9時45分なんていうこともしょっちゅうあります。

そんなあたしですから、休みの前だからと言ってそんなに夜更かしはしません。せいぜい9時までです。どうしてそうなのかと言えば、金曜や土曜に夜更かしをすると日曜の夜に眠れなくなり、そうすると月曜の朝起きるのがつらくなるからです。いつもの生活リズムを崩さない、その習慣が休日にも及んでいるというわけです。

ですから、土曜も日曜も朝は4時過ぎには起きています。平日なら3時半前後に起きているので、休みの日は少しは朝のんびりしていますが、そんな感じです。