今日の配本(24/03/19)

カフカふかふか
とっておきの名場面集

下薗りさ、木田綾子 編

魅力的なキャラがいっぱい登場し、出だしも面白い。描かれる世界は謎だらけ。そんなカフカ作品のふかふかエッセンスがこの一冊に。

将来的には……

情報番組を見ていると、「ゴジラ」がアカデミー賞を受賞したことが報じられています。なんでもアジア映画としては初の受賞だそうです。

ところで、そのゴジラが受賞したアカデミーの「視覚効果賞」って、ようはCGグラフィックを実写部分に合成しているわけですよね。テレビでもグリーンバックで演技する俳優たちと、そこに合成するCGをパソコンで作っているスタッフの映像が紹介されていました。神木隆之介や浜辺美波はともかく、大勢の群衆が映っているシーンでも実際の俳優が演じているのは20人か30人くらいで、周縁の人たちはCGらしいです。

それを見ていて思ったのですが、ここまで精緻なCGが出来るのであれば、神木隆之介や浜辺美波といった役者は必要なのでしょうか。これら俳優たちも最初からCGで作ってしまえばよいのではないかと思うのです。

ただ、そうなると、できあがった映画は実写映画と呼べるのでしょうか。そもそもゴジラだって、半分近くがCGのように見えました。あれを実写映画と呼んでもよいのでしょうか。CGの比率が何パーセント以下であれば実写映画を名乗れるといった基準があるのでしょうか。

で、話を戻して、全編CGで作ったしまったら、それはもう実写映画ではなく、アニメーション映画と呼ばれるのでしょうか。そうなると「君たちはどう生きるか」が受賞した「長編アニメーション賞」にノミネートされるようになるのでしょうか。

でも、最近の実に精巧な、実写と見紛うようなCG技術を見ていると、全編CGで作っても役者が演じていますと言えば、多くの人が信じてしまいそうなレベルだと思います。アニメと実写の境目ってどのあたりにあるのでしょう。

悲願と言うけれど

北陸新幹線の敦賀延伸。ニュースでも大きく取り上げられていますし、地元では悲願達成として大騒ぎになっているようです。

 

確かに、長い目で見たときに観光客が多少増えたりするのでしょうが、地元が失うものって、それ以上のような気がします。こんな風に書くと、なんでもあって便利な東京に住んでいる者の意見だと言われると思いますが、実際のところ、新幹線が通った地方都市はどれだけ豊かになったのでしょう。

京都や大阪、名古屋といった、そもそもが大きな都市ならば別ですが、それ以外の都市はどうなのでしょう。あまちゃんでブームになった八戸は東北でも有数の大都会になったのでしょうか。あるいは仙台の北、盛岡はどうでしょう?

秋田などは新幹線が通っていても賑わいが戻ったような話は聞きませんし、山形も同様です。戦後の日本の自民党政治は、結局のところ、すべてを東京に集め、地方を切り捨ててきた歴史なのだと思います。

高速道路と新幹線と飛行場を求める地元の声もあるのでしょうが、これらが揃ったからといって地元は豊かになったのでしょうか。JRの在来線は切り捨てられ、日常生活が不便になっているところも多いのではないかと思います。東京と繋がっていないとどうにもならないような国にしてしまって、いまさらインバウンドで地方の魅力を発信と言っても、どんな魅力が残っているのでしょう。

ニュースを眺めながら、そんなことを考えていました。

こちらも地味に増殖中

数年前に、わが家に架蔵しているちくま新書が100冊を超えたと書きました。その後何冊増えたか数えていませんが、置く場所に困っていることは相変わらず。

そんな筑摩書房ですが、同じ新書サイズで「ちくまプリマー新書」というレーベルもあります。こちらは「最初の新書」という謳い文句からもわかるとおり、より入門的な、たぶん読者対象の年齢もちくま新書よりは若い方を想定しているのだと思います。

とはいえ、大人にも興味深いタイトルが数多く刊行されていまして、あたしも何冊か架蔵しております。それが写真です。ちょうど10冊あります。こちらもどこに並べたらよいのか、収納場所に困っています。

筑摩書房は、文庫もそこそこ架蔵しているので、自宅の書架をなんとかしないと、きちんとレーベルごとに、刊行順番どおりに並べて収蔵しておくことが不可能になってきそうです。

それほど乱暴に扱っているつもりはないのですが……

写真は、あたしが愛用している4色ボールペンです。2本あります。軸の部分の色が異なりますが同じ商品で、三菱のジェットストリームです。

一時は百均で売っているものを使ったりもしていましたが、やはりどうも使いづらいのでこの商品を使うようになりました。書き味は悪くないのですが、ひとつ困ったところがあります。

写真を見ていただければ気づかれたかと思いますが、ボールペンをポケットなどに挟むためのクリップ部分が欠けてしまっています、それも2本とも。2本とも同じように欠けてしまっています。

ふだんの仕事で4色ボールペンは無くてはならない必需品なのですが、このクリップ部分が欠けることが多いです。わが家にはインクを使い切ってもいない、まだまだ現役で使える4色ボールペンで、クリップ部分が欠けてしまったものが何本も転がっています。

力のかかる部分なので瞬間接着剤で付けてもすぐに取れてしまうので修理もできません。ポケットなどに挟めないのは不便ですし、なにより欠けた部分が尖っていて非常に危険です。ですので、こうなってしまったら新しいのに買い換えるしかないわけです。

決して乱暴に扱っているつもりはありませんし、強引に引っ張ったりしたわけでもありません。それでもこの部分がこれほどしょっちゅう壊れてしまうということは、製品自体の問題なのでしょうか?

禁断の食べ合わせ?

今の時期、果物の旬は何でしょう? やはりいちごですかね?

というわけで、母が近所のスーパーでいちごを買ってきたので、夕食後のデザートに賞味しました。

「いちご」ということで思い出したのが、先日買ってきた「ほろよい」です。なにしろ「苺さくらんぼ」フレーバーでしたから。早速、冷蔵庫からほろよいを持って来て、あにくい練乳を切らしていたので、ホイップクリームを用意して、食後の即席いちごパーティーです。

いちごにホイップクリームをたっぷりとかけて、美味しくいただきながら、ほろよいで乾杯。なかなかに至福の味わいでした。ちなみに、ほろよいはいちごよりはさくらんぼのフレーバーの方が強く感じられました。

こんな食べ方、背徳的ではありますが、実は亡父も羊羹を食べながら日本酒を飲むという甘辛両刀遣いだったので、見事に遺伝しているわけです。

これも期間限定ですよね?

JR東日本の駅には独自のコンビニ、NEWDAYSというのがあります。独自の商品もあり、他のコンビニにはないものが手に入ります。特におにぎりは個人的にはNEWDAYSの商品に好きなものが多いです。

そして店頭で見かけるようになったのがこの二点です。「ゆふいんの森」と「かしわめし」です。「ゆふいんの森」はタケノコ入りの山菜ご飯のおにぎりで、なかなか上品な味わいでした。「かしわめし」もちゃんと鳥肉の味を感じられる一品でした。

あたしはこの数年ずっとお腹の調子が悪くて、お昼は食べないようにしています。でも、それでは元気もでないので、おにぎり一つとか、軽めのパンとか、そんなものを帰りがけに買って食べることがあります。そんなときに大活躍するのがNEWDAYSです。