矛盾した行動なのでしょうか?

こういう組み合わせは矛盾しているのか否か、あたしにはちょっと判断がつきかねるのですが……

何かと言いますと、まずは最初の画像。最近、テレビのCMで宣伝しているのを何回か見かけている商品、森永のトリプルヨーグルトです。近所のスーパーで売っていたので買ってみました。

ボディーに書いてあるように、血圧、血糖値、中性脂肪に効果があるようです。あたしはもう十年近く血圧の薬を服用していますし、このところお腹まわりのお肉も醜くなってきていますので、騙されたと思って買ってみたわけです。ちなみに、血糖値はいまのところ問題なかったはずです。

そして、そんなヨーグルトを買った同じスーパーで買ったのが二枚目の画像。ご存じ、ほろよいです。季節ごとに期間限定のフラーバーが発売されたり、いつもの味でも缶のデザインが変わっていたりと、飲むだけでなく見た目にも楽しませてくれるお酒です。

このほろよいの苺さくらんぼというフレーバーが発売されていたのでついつい買ってしまいました。一方で血圧や血糖値、中性脂肪を気にしてトリプルヨーグルトなんかを買っているのに、その舌の根も乾かないうちに、ほろよいを買っているなんて……

でも、似たようなことは誰でもしていますよね。好きな甘いものを遠慮なく食べる一方で、ダイエットを頑張っている人だって、そこらじゅうにいるじゃないですか。それと同じこと、これって矛盾した行為ではありませんよね?

光ると言いつつ暗いですね

大河ドラマ「光る君へ」の評判はどうなのでしょう? あたしは視聴率は気にせず、自分の好みでテレビドラマを見るタイプですが、今年の大河ドラマは数十年ぶりに見ております。

昨年来、藤原氏や紫式部、源氏物語や平安時代に関する書籍が陸続と出版されています。研究書やごっつい単行本には手を出していませんが、新書については何冊か読んでいます。基本的にこの時代、好きなのでしょうね。

で、大河ドラマです。ネットなどの書き込みを見ていると、藤原ばかりで誰が誰だかわからない、という意見が散見されます。まあ、この時代の貴族社会って天皇家を除けば藤原氏か源氏しかいないような状況ですから、慣れないに人には取っ付きづらいことこの上ないでしょう。このあたり、そこそこ本を読んで興味を持っているので、あたしはそこまで理解できないことはありませんが、「あれっ、こんな人だったっけ?」と思うことはあります。やはり演じている役者さんの容姿や所作に引きずられるところがあるのでしょう。

あたしが見ていて思うのは画面の暗さです。これだけ暗いと、誰が誰なのか判別がつきません。それでなくとも名前にが似ているとネットでは言われているわけですから、これでは平安時代に興味ない視聴者は大変でしょう。ただ、当時の照明を考えると、このくらいの暗さが正解なのでしょうね。むしろ一般の時代劇があり得ないくらい明るすぎるのだと改めて思います。たぶん夜間だと、格さんが出すご老公の印籠も悪人たちにはよく見えなかったのではないかと思います。

平安時代だと江戸時代よりもさらに照明技術は後れていたはずですから、このくらい暗かったんだろうなあと思いながら見ています。そしてそれと同時に、当時の御所ってどのあたりにあったのかなあ、とも思っています。現在の御所の位置は平安京の出来たころの場所からはずいぶん変わってしまっています。果たして道長のころは当初の御所の場所でよかったのかなあ、などと思いながら見ています。

探しているのは、ビジネスバッグではなく、営業バッグ!

昨年の6月にカバンについて書きました。どちらかというと不満をたらたらと書いてしまったようなダイアリーでした。その後、7月にはカバンを買い直そうとも書きました。実は、そのカバン(リュック)ですが、壊れました。

頭の部分、持ち手が付いていますが、そのあたりのファスナーのところがほつれてしまったのです。荷物の重さに耐えきれなかったのでしょうか。とにかく縫ってあったところなのか、布自体なのかわかりませんが、ちょっと穴が空いていたのを見つけたと思ったら、あっという間に広がってしまい、使い物にならなくなりました。

そして購入して、いま使っているのが右の画像のカバンです。肩掛けのトートバッグにもなるし、リュックにもなるというタイプのカバンです。

リュックとトートのいいとこ取りならよいのですが、やはりリュックとしてもトートとしても中途半端な感じがします。そして、最大の欠点は、やはり外ポケットのマチがほとんどないこと、そしてポケットの大きさが小さすぎることです。前にも書きましたが、これでは本を持ち歩くには不便極まりないです。

ネットで「ビジネスリュック」と検索すると、安いものから高いものまで、たくさんの商品がヒットします。でもこれって結局、通勤用のリュックでありカバンなんですよね。だから見た目はスマートにすっきりとしたものが多いように感じます。

あたしのように営業向けのリュックやカバンではないのです。たまに営業向きと謳っているカバンでも、それは営業先の会議室や応接室で椅子に座って資料を広げる、あるいはノートPCでプレゼンをする、というの使い方を念頭に置いた商品のようです。

でも、そんな営業をあたしはしていません。あたしの場合は、書店に行って、棚の前でファイルを広げて、商品を勧める、そしてまた次の書店へ行ってファイルを広げ、注文書を渡し、セールストークを繰り出す、という営業です。ファイルを出したり仕舞ったりを繰り返すので、背中に背負ったリュックよりは肩から懸けるカバンの方が圧倒的に使いやすいのです。

しかし、注文書が入った重いカバンを肩に懸けて歩くのは体力的にもキツいので、やはりリュックの方が体への負担が軽くなります。そんなところからトート兼リュックというカバンを買ってみたのですが、少々期待はずれでした。

こんなかなり特殊な用途に特化したリュックってどこかに売っていないものでしょうか?

続々と新製品?

近所のコンビニに立ち寄ったら、こんなポテトチップスが売られていたので、ついつい買ってしまいました(汗)。

まずは「しあわせ濃厚バター」です。これまでも「しあわせバター」という味のポテトチップスは売られていて、何度も買って食べております。名前どおり、食べるとしあわせな気持ちになれる、そんな味のポテチです。

それがさらに濃厚になっているのでしょうから、これは期待大です。幸せもさらに極上のものが感じられるのではないかと密かに期待しております。

続きましてはこちら、「北海道バターしょうゆ×のり塩パンチ」です。これいったいどんな味わいなのでしょう。それとも袋の中が二つに分かれていて、二種類のフレーバーを楽しめるようになっているのでしょうか。バターしょうゆというのは言わずもがなの相性ですし、のり塩もポテチの定番ですよね。

ちなみに、あたしはコンソメ味のポテチはあまり好きではありません。一番好きなのはのり塩です。最近でこそ「しあわせバター」とか新しいフレーバーが登場しているので目移りしがちですが、昔からある王道のフレーバーの中では断トツでのり塩が大好きです。

そして最後、これが一番謎なのですが、「香味ペースト」です。パッケージにも印刷されている香味ペーストはわが家でも愛用しています。肉野菜炒めなどを作るときには、ほぼ毎回香味ペーストを使って味付けをしているくらいです。

なのでこのポテトチップスには期待する反面、とんでもなくマズいかもしれないという一抹の不安も感じます。肉野菜炒めだからこそ美味しい香味ペーストが、果たしてポテトチップスと合うのでしょうか? 「初コラボレーション」という言葉がパッケージ上で燦然と輝いていますが、果たしてどんな味なのか、乞うご期待です。

他にも二つ三つ別のフレーバーも置いてありましたが、とりあえず今日はこの三つを選んでみました。

六角形のボトルでした!

被災地支援に北陸のお酒を購入するのは一休み、今回は、またしても国分寺のクイーンズ伊勢丹で新潟の酒を買いました。それがこちらです。

麒麟山です。

ほとんどのボトルは1500円前後、安いのだと1000円をちょっと超える程度、高いのでも2000円弱という中にあって、この麒麟山は函入りで、なんと3000円もしました。

これは美味しいのだろうなと信じて買ってみましたが、箱から出してみて驚きました。水色のボトルはこれまでも見たことはあります。一升瓶などでは茶色いボトルが多いですが、時に緑や水色のボトルがあるものです。

驚いたのは、この麒麟山のボトルの色ではなく形状です。なんと六角形なのです。こんな形の日本酒のボトルは初めてです。ちょっとずんぐりとした形です。

麒麟山はこれまでにもいくつか呑んだことがありましたが、これは初めての麒麟山で。「ながれぼし」というお酒です。少し前に、麒麟山は地元の米を使って酒造りをしているとテレビで報じているのを見て、俄然呑んでみたい気が高まっていたので買ってみた次第です。

次はどちらへ?

「次はどちらへお出かけですか?」なんて書いてしまうと、西山荘で次の諸国漫遊について思案している水戸のご老公のようですが、旅ということについては同じです。母を連れて、こんどはどこへいくか、です。

母はそれほどあちこち旅したことがある人ではなく、もちろん旅行もそれほど好きというわけでもないので、行ったことのある都道府県を挙げた方が早いくらいですが、ここへ来て、「あそこへ行きたい」「ここにも行ってみたい」といろいろ言い出しています。やはり自分の老い先を考えると、「動けるうちに」と考えるのでしょう。

もちろん、あたしだってそれはわかっていますが、もちろん先立つものがあっての話ですし……。先日の京都のように一泊くらいであれば、なんとかひねり出せなくもないか、といった具合ですね。そして母の希望では奈良か金沢です。

奈良は、まずは大仏を見てみたいそうです。奈良で一泊なら東大寺、春日大社、興福寺で一日、もう一日取れるのであれば、薬師寺や唐招提寺などの郊外を回るか、あるいは法隆寺へ行ってみるか、といったところでしょうか。あたしも法隆寺は行ったことがないので是非行ってみたいと思っています。

金沢の場合、見るべきところは兼六園と金沢城くらいでしょうか。21世紀美術館もちょこっと見学するくらいはできるかと思いますが、県立図書館まで足を延ばすのは難しいかも知れませんね。これなら日帰りも可能かもしれませんが、さすがに母の年齢では一泊しないと疲れてしまうでしょう。

上にも書いたように、母がそれほど旅行好きではないので、それでも生きているうちに行きたいと言っているのは、いまのところ上記の二か所です。さて、果たして行けるのでしょうか?

併売どころかセット販売でしょ?

新潮社のクレスト・ブックスから『あなたの迷宮のなかへ カフカへの失われた愛の手紙』という新刊が刊行されました。今年はカフカの没後100年にあたりますので、それを意識しての出版でしょう。本書の内容を公式サイトから拾ってみますと

没後百年を迎えるカフカの恋人として知られるチェコ人女性ミレナ。カフカから彼女への手紙は後に出版されたが、失われてしまったミレナからの手紙には何が書かれていたのか。作家への愛と情熱、父や夫との葛藤、そして自身の孤独と叫び。別離後もカフカを慕い続け、強制収容所で絶命した女性の魂を、現代の作家が甦らせる。

とあります。ここに書いてある「カフカから彼女への手紙は後に出版された」とあるのが、あたしの勤務先から刊行されている『ミレナへの手紙』です。こちらは

カフカは手紙に日付を入れる習慣がなかった。ゆえに手紙の配列を間違えて読むと、二人の関係、手紙の持つ意味がまったく変わってくる。カフカが恋人宛てに書いた、新編集による書簡集。

という内容になります。つまり『ミレナへの手紙』はカフカ自身が書いたものを編集したものであるのに対し、『あなたの迷宮のなかへ』は恐らく『ミレナへの手紙』をベースに作家が想像によって復元したミレナからカフカへの手紙なわけです。

一方はノンフィクション、一方はフィクションではありますが、この二冊は両方揃えて一つのまとまりになる、そういうペアではないでしょうか。書店員の皆さまには、ぜひ両方並べて展開していただければと思います。

2024年2月のご案内

2024年2月に送信した注文書をご案内いたします。

   

まずはいつもの通り、「今月のおすすめ本」です。そしてノーベル文学賞受賞作家グルナの『楽園』が順当に売上を伸ばしています。SNSで盛り上がり、いきなり注文が殺到した『歌詞のサウンドテクスチャー』、そして同じくSNSで話題の『穴持たずども』もそれぞれ重版が決まりました。

 

続いては文庫クセジュ。新刊の『ビザンツ帝国の歴史』が早々と重版が決まり、朝日新聞読書欄の記事がきっかけで注文が伸びた『ポピュリズムに揺れる欧州政党政治』の二点が重版になりました。

  

最後に月の後半に来て語学書のご案内。まずは「今月のおすすめ本[語学書]」です。そしてNHKテキストの広告は、年度初めの4月号なので全言語に掲載予定で、それだけで別にご案内をしました。ラストは『ニューエクスプレスプラス ウズベク語』が刊行早々に重版となりましたので、そのご案内です。

とうとう選抜制へ

もう数日経ちましたが、日向坂46も次のシングルから選抜制が導入されることが発表されました。乃木坂46はデビュー時から選抜とアンダーという制度があり、アンダーライブが一つのコンテンツとして成立するほどになっています。

櫻坂46はアンダーとは呼ばず、バックスと呼ばれていますが、基本は選抜とアンダーに分かれていることは乃木坂46と変わりませんし、乃木坂46のアンダーライブのように櫻坂46にもバックスライブが行なわれています。

そして日向坂46です。

けやき坂46時代以来、全メンバーが20名程度だったので、日向坂46は全員選抜で活動してきました。これがAKB48以来、秋元系の女性アイドルグループが選抜制を導入している中、日向坂46の独自性としてファンには支持されていたのだと思います。

ただ四期生が募集され、お披露目されたときにその人数を知り、近い将来の選抜制導入は確実視され、今回も選抜発表後のブログでそう書いているメンバーが何人もいました。あたしも四期生が入って「次は選抜制か?」と思った一人です。その一方、「これだけ四期生が入ったということは、一期生や二期生が大量に卒業するのか?」とも思いました。

結果的に、大量卒業はいまのところ起きていませんし、もう一度東京ドームを目指すというグループとしての目標もあるので、すぐに一期生が大量に卒業するとも思えません。ただ今年、日向坂46の活動が順調に伸び、年末の紅白歌合戦に再選出されたら、年明けには卒業を発表する一期生も増えるかも知れませんね。