隣ではなく、わが家の芝生も青いのか?

昨日のダイアリーでは、藤沢で開催中のフェアの模様をご紹介しましたが、もう一つ、他社さんのフェアの様子もご紹介しましょう。それがこちらです。

はい、みすず書房のフェアです。開催場所は東戸塚の紀伊國屋書店です。東戸塚ですと「湘南」という呼び方はできるのでしょうか。ジモティーではないので、湘南がどの地域を指すのか、厳密なところは知りませんが……

それにしても、この「はじめてのみすず書房」というフェア、ここ以外でも見たことがあります、昨年あたりから社を挙げて取り組んでいるフェアなのでしょうか。そして、これほどよく目にするということは、みすず書房のフェアをやってみたいと思っている書店がどれほど多いかということがわかります。羨ましいかぎりです。

話は変わって、わが家の話題です。

腐り始めていたウッドデッキをすべて片付けたことは少し前に書いたと思います。すっきりした庭をどうしようかということで、芝生を植えようということにしたことも、このダイアリーに書いたと思います。

二枚目の画像は、およそ二週間前、ネットで購入した芝生シートを庭に敷いた時の様子です。ちょうどよいサイズでした。このシートに芝生の種が含まれていて、10日から二週間で発芽すると説明書には書いてありました。

毎日水やりをすること二週間、現在の様子が三枚目の画像です。だいぶ青々としてきました。発芽していない部分もありますが、全体的には順調に伸びてきています。

この調子で伸びれば夏真っ盛りには、パターの練習ができるような芝生の庭が完成するのではないかと期待しています。とはいえ、あたしはゴルフは全くやりませんし、ゴルフクラブもゴルフボールも持っていませんが(笑)。

順調に伸びている芝生ですが、ところどころ雑草も伸びています。雑草取りをしないとなりませんが、雑草を抜こうとすると芝生がシートごと剥がれてしまいそうになるので(母談)、もう少し芝生が根付くまでは雑草も放置しておくことにします。

それにしても「隣の芝生は青い」と言われますが、他社のフェアも素敵に見えるものですね。

湘南にて

久美堂本店でのフェアの模様をご紹介しましたが、ジュンク堂書店藤沢店ではあたしの勤務先の創業110周年フェアが開催中です。

一枚目の画像がその様子です。拡材の一つ、特製しおりが早々となくなってしまったそうで、なかなかの注目度です。ありがたいことです。

最終的に書籍の売り上げがどのくらいになるのか、そちらも愉しみですが、まずは来店されたお客様がフェアに注目していただくの第一です。しおりやリーフレットがよく捌けているというのはよいことではないでしょうか。

そんなジュンク堂書店藤沢店ですが、語学書コーナーの一角では、雑誌ふらんすの創刊100周年フェアも同時開催中です。

こちらはふらんすのれんんさくから生まれた書籍を中心としたフェアとなっています。雑誌のふらんすもなんと創刊100年ですから長い歴史のある雑誌ですね。

抽選で当たる読者プレゼントの応募も順調に伸びているようで、神奈川の湘南方面にお住まいの方であれば、同店で購入いただければ応募ができますので、どうぞよろしくお願いいたします。

元祖・三社祭り

少し前にご紹介した、東京町田の久美堂さんの三社祭り。あたしの勤務先と柏書房、筑摩書房の三社によるフェアですが、これは第二弾でして、その前には別の三社のフェアをやっていたのです。

その元祖・三社祭りは、現在久美堂の本店に場所を変えて開催中です。先日訪問してきました。一階のレジ前で大きく展開中です。

この場所のフェアは既に数年を経過して、各社の文庫や新書のフェアが業界でも話題となり、それが定着して、こんどは単行本のフェアがスタートしたというわけです。

この元祖・三社祭りは岩波書店、みすず書房、亜紀書房の三社です。玉川学園店で展開した後、ここ本店で継続しています。

この三社祭りのフェア台の裏側では、同店のフェアの先駆けでもある岩波文庫のフェアが開催中です。今回は岩波文庫だけでなく、岩波現代文庫もたくさん並んでいるのが眼玉です。画像の左下、白いところが現代文庫です。

それにしても、これだけ岩波文庫が並ぶと壮観ですね。

今日の配本(25/06/27)

1619年プロジェクト(上)
アメリカの黒人差別の歴史

ニコール・ハナ=ジョーンズ 編/森本奈理 訳

建国史を奴隷制と黒人の視点から捉え直し、最初の黒人奴隷が到着した「1619年が米国の真の始まり」と位置づけ大反響を呼んだ書。

初心生涯
私の履歴書

鈴木忠志 著

大自然の気候変動の渦中を「初心の人生」をめざして劇的に生きてきた、世界的演出家による初の回顧録。秘蔵写真・決定版年譜収録。

悲劇の誕生
あるいはギリシア精神と悲観論

ニーチェ 著/浅井真男 訳

「ディオニュソス的とは何か? それが問題なのだ。その答えがここにある。」
悲劇を死に導いたソクラテス以降の理性的、アポロン的なものへと傾いていくヨーロッパを鋭く批判する、ニーチェ哲学の起原。

エスファハーンは世界の半分、なのかしら?

米国がイランの核施設をミサイル攻撃したというニュース。国際法違反だといくら多くの国が言ったとしても、トランプ大統領には馬耳東風なのでしょう。ここまで世界の秩序を壊したリーダーというのも歴史上数えるほどではないでしょうか。

それはさておき、今回攻撃された三か所はフォルドゥ、ナタンズ、イスファハンだそうです。多くの日本人にとって、この三か所の地名はほとんど馴染みのない、聞いたこともない地名だったのではないかと思います。あたしにとってもそうです。ただ一か所、イスファハンはエスファハーンのことですよね、これだけは見覚えがありました。

それが新刊『盲目の梟』所収の紀行文「エスファハーンは世界の半分」です。これを読んだ時、さらに思い出したのは『傷ついた世界の歩き方』です。同書はニコラ・ブーヴィエ『世界の使い方』を読んだ著者が自分も同じようにイランを旅した記録です。この中にもエスファハーンが出てくるのです。

政情不安やイスラム革命など、いろいろ問題を抱えるイランですが、両書とも歴史ある国の時の流れを感じられる紀行文で、現在のイスラエルや米国との戦争の影は見えません。こういう文学作品を読めば、今回のような攻撃をしようなどと思うことはないと思うのですが。

本日は出社しました

今日はあたしの誕生日です。

なんと、定年まであと二年となりました。もうそんな歳なのですね。光陰矢の如しです。

そして、例年、自分の誕生日は休暇を取ることが多かったのですが、外せないアポイントがありまして、今日は出社いたしました。

とはいえ、そんなに毎年休んでいたのかと考えてみますと、実はこの時季はツアーに出ていることが多くて、ツアー先のホテルで、デパ地下で買ってきたケーキを一人でいただいていることが多かったかもしれません。

まあ、いまさら誕生日だからと言って、何か特別なことをするわけでもないですし、ましてや平日なので、いつもどおりの日常が流れていくだけです。

あたしはいったい何歳なのでしょうか?

持っている方も多いと思いますが、あたしも楽天カードを持っています。ふだんは楽天市場の買い物などに使っているのですが、その楽天カード会社からこんなDMが届きました。

夏の模試や夏季講習の案内です。どうして、こんな案内があたしに届いたのでしょう。

クレジットカード会社ですから、あたしの年齢や職業、それこそ住所、電話番号だって把握しているはずですから、いまさらあたしが夏期講習を受けるわけがないことは周知のことだと思います。

となると、あたしの子供向けの案内なのでしょうか。あたしの年齢から考えると、こういうのを受ける子供がいてもおかしくないだろう、という水量なのでしょうか。とはいえ、昨年まではこんなDMが届いたことはないので、どうして今年に限ってこんなものが届いたのでしょうか?

臨海セミナーということらしいですが、このDMは何に基づいているのでしょう。