だったら切り花でよくないですか?

過日、生まれて初めて母の日にカーネーションを買ったということを、このダイアリーで書きました。その時のダイアリーでは、切り花ではなく、鉢植えのカーネーションを買ったと書きました。

さて、そのカーネーション、その後、見事に枯れてしまいました。

そして、母が鉢植えから出してみると、なんと根っこがなかったのです。さも鉢の中で根を張っていて、うまく育てれば来年以降も花を楽しめそうな雰囲気を装って、そんな期待を見事に裏切ってくれました。

だったら、最初から切り花の方が買ってきたのに、と思います。世の中の母の日、多くのカーネーションが売られていて、切り花の一輪が大多数だと思いますが、こういう鉢植えのカーネーションも少なからず売られていたと思います。それらの鉢植えカーネーションもすべて根っこのないカーネーションだったのでしょうか。

ちょっと「金、返せ」と言いたい気分です。

2025年5月のご案内

2025年5月に送信した注文書をご案内いたします。

   

まずはいつもの「今月のおすすめ本」です。そして今月も語学辞典のご案内です。またこの数ヶ月、映画「トワイライト・ウォリアーズ」の影響で売り上げが急進している「ニューエクスプレスプラス 広東語」、さらに今年も劇団四季のミュージカルが上演される「カモメに飛ぶことを教えた猫」のご案内です。

  

ついで新刊「復讐には天使の優しさを」の刊行に合わせ、ディネセンの「夢みる人びと」の重版が決まったので、そのご案内です。そして毎月恒例の「今月のおすすめ本[語学書]」です。またこの夏は都議会選挙と参院選が控えているので、選挙関係の書籍もご案内しました。

  

選挙関連書籍でもご案内した「ポピュリズムの仕掛人」が二回目の重版となりましたので、そのご案内です。また下巻刊行を前に「革命と内戦のロシア1917-21」の上巻も重版が決まりました。さらに現代史アーカイヴスの「アメリカを変えた夏1927年」の重版も決まりましたので、こちらもご案内しました。

速いのか、遅いのか?

自宅のノートPCの設定もようやく終了しました。まだまだ細かい設定で残っているところはありますが、まあ、こんなものでしょう。ただ若干ネットが遅いような気がするので、ネットのスピード測定をやってみました。

以前もやってみましたが、勤務先のノートPCのも測ってみたので、その結果もご披露いたします。

まずは勤務先で支給されたHP製ノートPCです。CPUはインテルのi5-1235で、メモリは16GBです。OSはWindows 11 Proで、有線LANで接続しています。

測定数値は一枚目の画像の通りです。まあまあの数値ではないかと思います。

続いては、同じく勤務先で使っているノートPCです。まだ新品のインテル製PCのHDDがすぐにいっぱいになり、業務に支障が出るようになったので、自腹でもう一台買ったものを使っています。ASUS製です。

CPUはAMD Ryzen 7 7730で、こちらもメモリは16GBです。OSはWindows 11 Homeで、これも接続は有線です。数値としてはインテルのPCと同じようなものですね。

続いては自宅のミニPC、一台目。少し前から使っているものです。MinisForum製で、CPUはAMD Ryzen 9 8945で、メモリは64GBです。OSはWindows11 Proで、接続は有線LANです。

わが家のネット環境は光10ギガの回線で、このPCは2.5GbpsのLAN端子を備えていることもあり、すごい数値を叩きだしています。

そして先日購入したミニPC。こちらもMinisForum製で、CPUはインテルN150、メモリは16GB、OSはWindows 11 Proです。

このミニPCもLAN端子は2.5Gbps対応なのですが、勤務先とさほど変わらない(むしろ劣った)数値しか出ておりません。何か設定に問題があるのでしょうか。特に自宅のAMDのPCとの差があまりにも極端です。

CPUやメモリの差がこうした結果を招来しているのか、あるいはこのPC自身に何か問題があるのか。もう少し検証が必要ではないかと思いますが、そこまでPCに詳しいわけではないので、さてどうしたものやら。

今日の配本(25/05/30)

ムーア人による報告

レイラ・ララミ 著/木原善彦 訳

一五二八年、スペインの征服者(征服者にルビ:コンキスタドール)であるナルバエス率いる探検隊は、現在の米国フロリダ州と思われる場所に上陸、インディオの村で金塊を発見したことから欲に駆られ、金の出所と思われる都を探し始める。
モロッコ出身の黒人奴隷ムスタファは、かつては商売に励んでいたが破産してしまい、自らを奴隷として売り、探検隊に同行していた。探検隊は病気、物資不足、人肉食、部族の襲撃などで壊滅し、生存者は散り散りになる。ムスタファは友好的なインディオから言語と習慣を学び、旅を続ける。

革命と内戦のロシア 1917-21(下)

アントニー・ビーヴァー 著/染谷徹 訳

二月革命から、十月革命、反革命派の抵抗と軍事衝突、赤軍と白軍の内戦、欧米や日本の軍事介入、虐殺と報復の連鎖、大規模なポグロムまで、物語性と学術性を兼ね備えた決定版!

アナキズム

アレックス・プリチャード 著/小田透 訳

本書は、アナキズムを知らない読者に向けた裾野の広いアナキズムの入門書・解説書であると同時に、アナキストに向けてアナキズムを内外へと開いていくことを呼びかけている。

幸福論

アラン 著/串田孫一、中村雄二郎 訳

自分自身の気分の揺らぎがときには不幸の悪循環をもたらす。不安に苛まれる時代にあって、いかに幸福を得るかの心の持ちようを教えてくれる、アラン畢生の名著。

コラボか併売できそうですか?

他社の新刊、近刊で一緒に売ったら面白そうな、相乗効果が出そうなものをいくつか挙げてみたいと思います。

  

まずは創元社の『マリー・アントワネットのお菓子』と『名前が語るお菓子の歴史』です。本当は『王のパティシエ』を並べたいところなのですが、現在品切れなので残念です。

 

続いては、未刊の岩波新書『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』と『メアリ・シェリー 『フランケンシュタイン』から〈共感の共同体〉へ』です。前者の著者、小川公代さんが後者の訳者という繋がりで、通奏低音にフランケンシュタインがあります。

 

またまた岩波新書の『わかりあえないイギリス 反エリートの現代政治』と『裏切りの王国 ルポ・英国のナショナリズム』です。イギリス政治、社会を扱っているという共通項があります。

 

最後に平凡社新書の新刊『SNS選挙という罠  自分の頭で考え直すために』と3刷に入っている『ポピュリズムの仕掛人 SNSで選挙はどのように操られているか 』です。SNSと選挙というのが両書の共通項になります。

以上、新書が混じっているので単行本とは併売しにくいかも知れませんが、可能であればよろしくお願いいたします。

旬のフルーツは何でしょう?

たまにはちょっとお高いスイーツが食べたくなります。と言うわけで、国分寺マルイの中にあるタカノで買って帰ったのがこちらです。

この季節のフルーツが何なのかよくわからなかったので、店頭で物色していますと、目に入ったのがこの「夏メロンの幸パフェ」です。ちょっとかわいらしい器に盛り付けられていて、見た目はちょっと豪華です。

ちなみに器はガラスではなく、プラスチックです。なので、それほど重たいものではありません。

メロンというネーミングでわかりますが、この丸くカットしてあるのがブドウに見えます。でも食べてみるとブドウではないのです。

もちろん、すぐにメロンとわかる形にカットしてあるのもありますので、メロンのパフェを食べているという実感はあります。

それにしても、この時季はメロンが旬なのでしょうか。スーパーではそろそろスイカも並び始めましたね。暑くなってきて、そういうフルーツが美味しくなる季節なのでしょう。

ちなみに、タカノにはメロンのスイーツが他にもありましたので、週末には別のスイーツを買ってみたいと密かに思っています。

今日の配本(25/05/28)

本と歩く人

カルステン・ヘン 著/川東雅樹 訳

本を愛し、書物とともにあることが生きがいの孤独な老書店員が、利発でこましゃくれた九歳の少女と出会い、みずからの閉ざされた世界を破られ、現実世界との新たな接点を取り戻していく物語。

アフリカの地政学

ソニア・ル・グリエレック 著/山田芙美、木山俊作 訳

10億人以上の人口を有し多様性に富むアフリカ。新たな視点から、グローバリゼーションと現代のダイナミクスに統合された姿を解説。

坊主丸儲け?

昨日のダイアリーで姪っ子に御守をもらったと書きました。姪っ子が奈良・京都へ修学旅行へ行ったお土産です。

その御守が入っていたのが、この紙袋です。京都の清水寺です。あたしは早速、通勤カバンに入れております。

さて、この紙袋の文面、ちょっと気になりました。「一年お持ちになった御守は、御守護いただいた感謝の気持をもって、当時お納め下さい」と書いてあります。

つまり御守の有効期限って一年間ということなのでしょうか。そして一年経ったらまた買い直せということなのでしょうか。近所の神社仏閣ならまだしも、こういう地方の社寺では一年後に納めに行くなんて現実的ではありません。

それでもそんなことをやれというのでしょうか。神様、仏様ってもっと心の広いお方ではないのでしょうか。そんな一年しか効力のないものを庶民に買わせているのでしょうか。

否、そんなことはないでしょう。要は神様、仏様ではなく、社寺側の都合、ハッキリ言ってしまえば金儲けのためなのではないでしょうか。もちろん、あたしはそのことを一概に非難しようとは思いません。

神社仏閣は由緒ある建築や彫刻、そして伝統文化を守ってくれているわけですから、その維持費と考えれば安いものです。本当にそれで伝統が守られていればの話ですが。

もう諦めろということか……

妹のところの、今年中学三年生の姪っ子が先週、修学旅行に行って来たそうです。二泊三日で奈良と京都を駆け足で回ったみたいです。その姪っ子がお土産を買ってきてくれました。

それがこちら、京都一の観光名所と言ってもよい、清水寺の御守です。黄色とは金運上昇になりそうな御守だなあと思いました。

御守にはいろいろな種類がありますが、清水寺って主たるご利益はなんでしたっけ。あたしもよく知らないのですが、姪っ子がわざわざ買ってきてくれたので、カバンにでも付けておこうと思います。

そして御守の表面を見ますと、健康御守と書いてあります。やはり、あたしの年齢を姪っ子なりに考えて選んでくれたのでしょう。ちなみに、八十過ぎの母には長寿御守でした。

実はあたし、母の御守が長寿だったので、あたしの御守は良縁祈願かなと、密かに期待していたのです。しかし、姪っ子にもわかっていたのでしょう、この歳まで浮いた話一つない奴がいまさら結婚などできるわけないと。

もしここで良縁祈願の御守がお土産だったら、それはそれでイヤミや皮肉と取られてしまうのではないかと考えたのかも知れません。とにかくせっかくのお土産です、大事にしようと思います。