今日の配本(23/04/19)

カムイユカㇻを聞いてアイヌ語を学ぶ[新装版]

中川裕、中本ムツ子 著

アイヌ語の初級を学んだ学習者が、口承文芸を題材に次のステップに進むための教材です。2014年に改題復刊し、このたび新装版となりました。第Ⅰ部では、なぞなぞや鳥の鳴きまね、遊び歌やウポポなど様々なテキストが取り上げられ、第Ⅱ部ではカムイユカㇻの作品の一つを丸々覚えながら文法を深めていきます。現在は故人となった著者のお一人の中本ムツ子さんと実妹の住山頼子さんが録音した貴重な音源を、ダウンロード方式でスマホなどで手軽に聞くことが出来ます。

そんな人に出逢ったことはありません!

人気(?)キャスターの新井恵理那が結婚と妊娠を発表しました。あまり浮いた話を聞くこともなく、朝の帯番組を担当しているので、なかなか出会う機会もなさそうだと、余計なお世話ではありますが、そんな風に思っていたので、ちょっと驚いています。

彼女のインスタグラムでの発表でしたが、そこには

好きなアニメの話で意気投合するなど、わたしは出会ったときから長年の友人のような印象を抱いており

とあります。あたしはここの部分に引っかかりました。「好きな話題で意気投合する」というのは結婚したカップルからしばしば聞かれるセリフですが、あたしは悲しいことに、これまで生きてきて「意気投合」するような人に出逢ったことはありません。

さらに「出会ったときから長年の友人のよう」ともありますが、そもそもあたしには「長年の友人」というのがいないので、どんな感覚なのかイメージしづらいです。むしろ、ほとんどの人に対して「そのうち疎遠になるだろうなあ」という思いを抱くことばかりです。

まあ、こんなだから、この年まで結婚はおろか恋人も出来ずにきてしまったのでしょうけれど。

Leminoがいろいろうまくいきません

DoCoMoが新しくLeminoという配信サービスを始めました。これに伴って、これまでのdTVは廃止になるようです。あたしは、dTVに加入していたので、ひとまずそのままLeminoも視聴できます。そこで乃木坂46の新しいドラマ「古書堂ものがたり」や坂道グループ出演のドラマ「アクトレス」を視聴してみました。

まず「古書堂ものがたり」は、乃木坂46の五期生のドラマです。かつて四期生が出演した「サムのこと」「猿に会う」というドラマがdTVで配信されましたが、時は巡り、こんどは五期生の番になったということでしょう。

一方の「アクトレス」は坂道グループから数名ずつが選ばれて作られたドラマ「ボーダレス」の続編になり、誉田哲也原作の小説をドラマ化したものです。

といった前置きはどうでもよいのです。Leminoをどうやって視聴するかで、現在のあたしは悩んでおります。

昨今の若者はテレビなんか持ってなくて、家にいてもスマホを眺めているばかりのようです。ですから、スマホやタブレットで配信を見るという、こういうドラマは向いているのでしょう。でも、あたしのようにドラマとか映画はテレビで見る(映画館でなくてゴメンナサイ)世代にとって、スマホで見るのはちょっと苦痛です。できればテレビで見たいのです。

今回は、いずれの作品もデスクトップPCで視聴しましたが、テレビで視聴する方法を探してみました。公式にはAndroid TVで視聴できると書いてあります。あたしはChrome Castを持っているので見られるはずなのですが、ダメです。GooglePlayストアからLeminoアプリをインストールすればよいはずなのですが、検索しても出て来ません。その代わり、もうじき終わるというdTVがヒットします。

またスマホやタブレットでYouTubeやdTVを見ているとキャストアイコンが画面に表示され、それをクリック(タップ)するとChrome Castを通じて、見ているコンテンツをテレビに映すこと、つまりテレビでの視聴ができるようになります。ですが、スマホやタブレットにインストールしたLeminoアプリはどこをどうみてもキャストアイコンが表示されていません。これではテレビにで映すことはできません。

どうしてなのでしょうね。まだ始まったばかりのサービスなので、アプリをはじめとした様々な仕様が過渡期だからなのでしょうか。早いところ解決してほしいものです。

人を嗤うことはできません

乃木坂46の冠番組「乃木坂工事中」で料理企画が放送されました。

二週にわたって放送された前編は「春巻き」と「グラタン」を作るというもの。

そして後編は「酢豚」と「メンチかつ」を、いずれもレシピも何も見ず、大量の食材と調味料が置いてあるキッチンで作るというものです。アイドル番組ではよくある企画です。

乃木坂46といえば、かつて生田絵梨花のIH事件という伝説がありましたが、番組としてはアイドルのとんでもないクッキングを見て笑うというのが趣旨だと思います。

今回の前後編四名は、なかなかひどい上で前のメンバーもいましたが、とにかく一生懸命取り組んでいたなあと思いましたし、なにより食材を雑に扱っていないのがよかったと思います。この手の番組では、時に食材を無駄にして、料理の前にそもそも人間としてどうなの(?)と思ってしまいそうなことがあったりしますので。

やはり、ゲラゲラと笑いながら見てしまうわけですが、そもそもこういう料理をサッと作れる人ってどれくらいいるのでしょうか。あたしは、もちろんできません。なので決してメンバーの調理を笑えるような立場にはないのです。

こういう企画の時、せめて紙に書かれたレシピを渡してあげることはできないものでしょうか。あたしは女性に対して、何も見ずに作れたら尊敬しますが、できなくても文句は言いません。ただ、レシピを見ても作れないようだと文句を言いたくなります。

なお、公式YouTubeにはオンエアされたなかった四名の調理シーンがアップされています。尺の都合もあるのでしょうが、可もなく不可もない出来映えの四名だったのでしょう。

重なりがち?

あたしの勤務先の『インド外交の流儀』がお陰様で好調です。ウクライナ侵攻をめぐるロシアと西側の角逐において、インドの立ち位置が注目されていることもその一因だと思います。

そして同書の訳者、笠井亮平さんの著書『第三の大国 インドの思考』が文春新書から発売されました。新書なので、手軽に手に取ってもらえそうですね。副題は「激突する「一帯一路」と「インド太平洋」」なので、昨今の国際情勢におけるインドの立場がメインの書籍のようですね。

そんな思いを抱きながら新書のコーナーを眺めていたら、こんな本が目に留まりました。中公新書ラクレの『インドの正体』です。こちらのサブタイトルは「「未来の大国」の虚と実」です。まだまだインドってどんな国なのかつかみづらい、と思っている方への一冊なのでしょうか。

いずれにせよ、新書の新刊でインドに関する本が二冊も出ているなんて、インドに対する注目度の高まりが感じられます。ただ、新書というのは時勢とは無関係の学術的なものも数多く出ていますが、どちらかと言えば、いま世間で関心を持たれているものがスピーディーに刊行されるイメージです。

ということなのでしょうか、『ポストイクメンの男性育児』と『「イクメン」を疑え!』という二冊が並んでいるのも目に留まりました。キーワードは「イクメン」ですね。

「イクメン」という言葉は、既に定着していると思いますので、単にイクメンの本であるならば「いまさら」感が出てしまったと思います。ただ、この両書はそこから一歩進めて、「疑え」とか「ポストイクメン」といった、次のステップへ進んでいるような著作のようです。あたしのように、結婚すら無理そうな人間には育児など夢のまた夢ではありますが、ちょっと気になります。

鉄のカーテン

営業回りの途次、こんな本を見かけました。

鉄のカーテンをこじあけろ NATO拡大に奔走した米・ポーランドのスパイたち』です。

なんとなく見覚え、聞き覚えのあるタイトルだなあと思ったのですが、それはこちらです。

あたしの勤務先から刊行されている『鉄のカーテン(上) 東欧の壊滅1944-56』『鉄のカーテン(下) 東欧の壊滅1944-56』でした。同じ「鉄のカーテン」でも、内容はかなり異なるようです。

『鉄のカーテンをこじあけろ』は、内容紹介によりますと

1988年、ポーランドのスパイは米国との連携を模索し始め、期せずして同じころCIAもポーランド諜報部のドアをたたいた。機密解除文書、政治家、スパイへのインタビューを元にありえない同盟締結、NATO拡大の過程を詳細に描き出す。

といったもの。東側が総崩れとなり、ベルリンの壁も崩壊するころを扱ったもののようです。それに対して『鉄のカーテン(上・下)』は

第二次世界大戦の終結から、スターリンの死、ハンガリー革命に至るまでの時代に、ソ連がいかに東欧諸国(主に東独、ポーランド、ハンガリー)を勢力下に収め、支配していったのか、そして各国がいかに受容し、忌避し、抵抗していったのか、その実態をテーマ毎に論じた力作だ。

となっていますので、鉄のカーテンが作られたころの話になっています。読み比べるというよりは米独してみるのがよい作品なのではないでしょうか?

今日の配本(23/04/12)

中級を目指す
60トピックで鍛えるフランス語リスニング

フローラン・ジレル・ボニニ 著

短文やゆっくりの音声なら聞き取れても、少し長い文章だったり少し速く読まれた音声だと、耳がついていけないということはありませんか。多聴にも最適な、フランスの文化や社会を知るエッセイ60編を素材に、自然な速さでの音声を聞き取る力を身につけます。最初にエッセイに登場する語彙をチェック、正誤問題で内容を確認します。最後にやっかいなリエゾン、アンシェヌマンが起きる箇所を記した音声のスクリプトを見ながら、理解を深めます。

似て非なるもの

書店店頭でこんな本を見かけました。

珈琲と煙草』という本です。文芸書売り場で見かけたので、海外小説なんですかね。この本を眺めていたら、「あれっ、前にも似たようなタイトルの本があったよなあ」と思いました。

それがこれ、『幼女と煙草』です。

思い出してみると、「と煙草」が共通するだけなんですね。これだけですと、似てるとも言えますし、似てないとも言えます。あたしが、煙草が大嫌いなので、煙草という文字を目にすると必要以上に心にインプットされてしまうせいかもしれません。

そうそう、似ていると言えば、こんな本も気になりました。

偽情報戦争』という本です。こちらは似たタイトルの本を思い出したわけではありません。思い出したのはこちらです。

あたしの勤務先から刊行された『ウエルベック発言集』です。

どうでしょう、似ていませんか、装丁が。

どちらも、装丁は本を横に向けないと読めないような文字の並びです。また白地に黒の文字一色というシンプル(?)なところもよく似ています。

ただし、この両書はジャンルが異なるので、並んで置かれることはないので迷うこともなければ、間違えることもないと思います。

しかし、改めて並べてみると、そんなに似てなくもないか、という気がしてきました。