所詮ドラマですから……

大河ドラマ「豊臣兄弟!」の評判がネットを騒がせているようです。よい評判も聴かないわけではありませんが、ネットで話題になりがちなのは悪いものが多いようです。

ドラマですから史実に忠実でなくとも構わないと思います。そもそも史実など誰も確かめようもないわけですから。

とはいえ、多くの歴史学者が文献を吟味して、ある程度の確証を持って主張している学説を無視するわけにもいきません。たとえドラマとはいえ、それなりに尊重しないとならないでしょう。

さて今週の大河ドラマ、柴田勝家とお市の方の最期が描かれました。通説では二人で自害して果てたことになっていると思います。ところが今回の大河ドラマでは北之庄の天守閣から手を取り合って身を投げたのです。そんな最期、いくらなんでもという意見がネットを賑わすのも頷けます。

そもそも、天守閣の最上階から身を投げたとして、恐らく途中の屋根にぶつかるのではないでしょうか。それこそすぐ下の階の屋根にぶつかったら、そこから転がってまた下の階の屋根に、さらに下の階の屋根に、そして中庭あたりに落下するのが落ちだと思います。骨折はしているでしょうけど、命を落とすことはできないのではないでしょうか。

天守から身を投げたのに怪我をして生きながらえるなんて、ちょっと間抜けな最期ではないでしょうか。