Rockfield's Diary

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Rockfield's Diary

今日の配本(25/10/30)

ヘーゲル読解入門(上)
『精神現象学』を読む

コジェーヴ 著/上妻精、今野雅方 訳

バタイユ、ラカン、カイヨワ、ブルトンらが参加し、現代フランス思想に多大な影響を与えた記念碑的講義録がついに復刊。

ヘーゲル読解入門(下)
『精神現象学』を読む

コジェーヴ 著/上妻精、今野雅方 訳

バタイユ、ラカン、カイヨワ、ブルトンらが参加し、現代フランス思想に多大な影響を与えた記念碑的講義録がついに復刊。

流石、岩波新書?

書店を回っていますと、少し前から豊臣秀長に関する本がたくさん並んでいるのが目に付くようになりました。豊臣秀吉も加えて、豊臣家、豊臣政権などを扱った本が増えています。特に手頃な新書が激戦区になっています。

その理由ははっきりしています。来年の大河ドラマです。ですから、いまは豊臣秀長ですが、その一年前には蔦屋重三郎や田沼意次、松平定信などを扱った本が大量に出版されましたし、さらにその一年前には紫式部や藤原道長、源氏物語に関する本がたくさん刊行されていました。

いずれの時代や人物も興味があるので、あたしも何冊か買っていまして、今年も秀長に関する本を何冊も買ってしまいました。既に二冊ほど読んだのですが、同じ人を扱っているわけですから、内容の過半は同じようなことが書かれています。著者が変われば書きぶりも変わりますが、それでも同じ人、同じ時代や地域を扱っているのですから、既視感があるところもあります。

好きだから、興味があるから何冊でも買って読む、という読書スタイルもありますが、やはり飽きちゃうと言うと語弊がありますが、もう少し視点を変えたものも読みたくなるものです。

そんな中で見つけたのが岩波新書の『豊臣家の女たち』です。多くの出版社が秀吉・秀長兄弟にフォーカスした本ばかりを出しているのを尻目に、こちらは豊臣家の女たちをです。こういう変わり種を出してくるところが岩波新書らしいなあと感心してしまいます。

3分の2ですが……

タイトルの話題について書く前に、本日の朝日新聞「惜別」ページに載っていた記事をご紹介します。

たぶん多くの方が「この人、誰?」という状況だと思います。たぶん、あたしだってそうなる確率が高かった、否、きっとそういう人の一人だったと思います。

でも、たまたま勤務先からこの方、「朝子」の評伝を刊行していたので知っていたのです。もうかなりのお歳で、それでもインドでご健在だということはうっすらと聞いていましたが、つい先日、あたしの勤務先にも訃報が飛び込んできました。

ちなみに朝子さんの評伝は、『インド独立の志士「朝子」』です。現在品切れなので、どうしても読んでみたいという方は、古本屋を探すか、電子書籍をご購入くださいませ。

さて、ようやく本題。最近、台湾の作品『地下鉄駅』という小説を買いました。台湾でも評判の作品のようです。カバーもなかなかよいですね。

地下鉄と言いますと、かつて読んだ『地下鉄道』も素晴らしい作品でした。売れた理由がわかります。そしてレーモン・クノーの『地下鉄のザジ』と並べると、なにやら地下鉄三部作のように見えてきます。『地下鉄のザジ』もまだ読んでいないので読まなければと思ってはいるのですが、次から次へと読みたい本、読まなければいけない本が現われるので……

ちなみに『地下鉄のザジ』の作者レーモン・クノーがまとめたコジェーヴの『ヘーゲル読解入門』もまもなく発売になります。しばしお待ちを。

今日の配本(25/10/28)

ファシストは未来を支配するためにいかに過去を改竄するのか

ジェイソン・スタンリー 著/森本奈理 訳

極右独裁主義が謀る人種・移民・集団殺戮など不都合な歴史の抹消、洗脳、反教育、反民主主義を糾弾。哲学者・政治運動家による入門書。

南洋人民共和国備忘録

黄錦樹 著/王徳威、福家道信、黄英哲、及川茜 編

個人の記憶の奥深くに隠されたマレーシア華人の集団の記憶とトラウマを圧倒的な想像力で描く、マラヤ共産党をめぐる24篇。

今日の配本(25/10/27)

真ん中の子どもたち

温又柔 著

著者の初期の代表作、待望のUブックス化! 言語に溶け込む歴史とアイデンティティが複雑に絡む境遇を生きる若者たちが、悩みながら自分自身のルーツを大切に見つめ直し、「私たちの言葉」として枝葉を未来へ広げていく。光が溢れる上海でのひと夏を鮮やかに描く青春小説。単行本未収録の「母のくに」を併録。解説:川村湊。