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Rockfield's Diary
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近刊情報(24/12/20)

やはり併売してほしい

数日前に、書店店頭における併売について書きました。今の時代、併売は流行らないのか、と書きましたが、やはりこの二冊は併売して欲しいと思うので書いてみます。それがこの二冊です。
新潮文庫の『私にふさわしいホテル』が映画化され、この暮れに全国公開となります。確か12月27日からのはずです。小説の内容は
文学新人賞を受賞した加代子は、憧れの〈小説家〉になれる……はずだったが、同時受賞者は元・人気アイドル。すべての注目をかっさらわれて二年半、依頼もないのに「山の上ホテル」に自腹でカンヅメになった加代子を、大学時代の先輩・遠藤が訪ねてくる。大手出版社に勤める遠藤から、上の階で大御所作家・東十条宗典が執筆中と聞き――。文学史上最も不遇な新人作家の激闘開始。
といったもので、書いてありますように舞台は山の上ホテルです。
今年、惜しまれつつ閉館した山の上ホテルの歴史は、あたしの勤務先から『山の上ホテル物語』として刊行されていますので、言うなれば、この二冊はセットで読むべきものだと思うのです。なおかつ『私にふさわしいホテル』の奥付前には、参考文献として『山の上ホテル物語』が挙げられていますので。
たぶん『私にふさわしいホテル』を読んだ人が、このページを見たら「ここに書いてある『山の上ホテル物語』も読んでみたいなあ」と思うのは自然の流れではないでしょうか。
これが分厚くて、値段も高い本であれば手が伸びないかも知れませんが、新書サイズのお手軽な一冊ですから、横に並べておけば買ってくれる人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、一枚目の写真に写っている『私にふさわしいホテル』は映画宣伝用カバーなのか、ほぼ全面オビなのか、いずれなのかはわかりませんが、主演ののんが写っているものがかかっています。このカバーを外すと文庫本本来のカバーが現われます。それが三枚目の写真です。
こうして見比べますと、映画用のカバー(オビ?)は、実際の山の上ホテルの外観を取り入れ、まさに『山の上ホテル物語』と併売するのがふさわしいものになっているではありませんか。
とりあえず、映画を見に行くかはまだわかりませんが、この年末年始に小説の方は読んでみたいと思います。
近刊情報(24/12/19)

今日の配本(24/12/19)

美しいをさがす旅にでよう[増補新版]
田中真知 著
かつて、エジプトの扇風機の羽は金色が主流だったという。黄金色に輝く羽から送られる風はどんな心地だったのだろうか。慣れない目にはやや刺激的に映るその家電の色合いは現地で長く生活する人にとっては当たりまえで、扇風機の羽はそうじゃなきゃと思われていたのかもしれない。この本は、こんな世界中の「ちがい」をさがしもとめ、私たちがなじんでいるものとは異なるカタチを楽しむための一冊。人はどんなときに美しいと感じ、なにを美しいと捉えてきたのか。また、時代や地域によってその基準は変わるものなのか。
平和の遺伝子
日本を衰退させる「空気」の正体
池田信夫 著
著者の「空気」をめぐる研究はコロナ禍を受けてさらに大きく展開していく。本書『平和の遺伝子』では、進化心理学や歴史学の最新動向を思い切って取り入れ、定住社会への移行に焦点を当てている。とりわけ縄文時代に注目し、そこに「国家に抗する社会」、日本型デモクラシーの原型を見出す。グローバル化の進展で定住社会に楔が打たれ、ユーラシア大陸を中心に勢力図が一変しつつある昨今、日本社会はどこに向かうのか? 『「空気」の構造』以来、十数年の思索の結論! 渾身の書き下ろし。
奈良は人気ないのかしら?

年明けに母を連れて奈良へ行くことになっています。その件は既に、このダイアリーで書いていますが、そろそろ具体的な工程を考えないと、と思い始めています。
いまの時代、情報はほぼネットで集められるわけですが、あたしのような世代、そして母の世代はやはり本で情報を得たいと思ってしまいます。そこで、書店営業の途次に、書店の旅行ガイドの棚で奈良に関するガイドブックを探してみました。
するとどうでしょう。「ことりっぷ」には奈良編が見つかったのですが、それ以外のガイドには奈良編が見つからないのです。京都は腐るほど並んでいるのに、どうして奈良のガイドブックがこれほど見当たらないのでしょう。
奈良で見つけたのは南紀白浜とか、熊野古道とか、そのあたりをメインで扱ったものが一つ、二つありました。それなのに、いわゆる奈良市、東大寺とか春日大社とか、誰もが奈良と聞いて思い出すような場所を扱ったガイドがほとんどありません。
昨今、奈良県はそんなに人気がないのでしょうか。そんなことはないと思いますし、奈良公園にたくさん外国の観光客が来ているニュース映像も見たことあるのですけどね。
この春先というか冬に京都へ行ったのは、あたしが木曜日まで関西出張へ行っていて、夕方に東京からやって来た母と京都駅で待ち合わせ、金曜日の一日を観光に使いましたが、今回のなら旅行は完全な一泊二日で行こうと考えています。法隆寺、東大寺、春日大社、興福寺、このくらいは母の足でも回れるのではないかと予想しています。