Rockfield's Diary

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Rockfield's Diary

今日の配本(25/06/27)

1619年プロジェクト(上)
アメリカの黒人差別の歴史

ニコール・ハナ=ジョーンズ 編/森本奈理 訳

建国史を奴隷制と黒人の視点から捉え直し、最初の黒人奴隷が到着した「1619年が米国の真の始まり」と位置づけ大反響を呼んだ書。

初心生涯
私の履歴書

鈴木忠志 著

大自然の気候変動の渦中を「初心の人生」をめざして劇的に生きてきた、世界的演出家による初の回顧録。秘蔵写真・決定版年譜収録。

悲劇の誕生
あるいはギリシア精神と悲観論

ニーチェ 著/浅井真男 訳

「ディオニュソス的とは何か? それが問題なのだ。その答えがここにある。」
悲劇を死に導いたソクラテス以降の理性的、アポロン的なものへと傾いていくヨーロッパを鋭く批判する、ニーチェ哲学の起原。

エスファハーンは世界の半分、なのかしら?

米国がイランの核施設をミサイル攻撃したというニュース。国際法違反だといくら多くの国が言ったとしても、トランプ大統領には馬耳東風なのでしょう。ここまで世界の秩序を壊したリーダーというのも歴史上数えるほどではないでしょうか。

それはさておき、今回攻撃された三か所はフォルドゥ、ナタンズ、イスファハンだそうです。多くの日本人にとって、この三か所の地名はほとんど馴染みのない、聞いたこともない地名だったのではないかと思います。あたしにとってもそうです。ただ一か所、イスファハンはエスファハーンのことですよね、これだけは見覚えがありました。

それが新刊『盲目の梟』所収の紀行文「エスファハーンは世界の半分」です。これを読んだ時、さらに思い出したのは『傷ついた世界の歩き方』です。同書はニコラ・ブーヴィエ『世界の使い方』を読んだ著者が自分も同じようにイランを旅した記録です。この中にもエスファハーンが出てくるのです。

政情不安やイスラム革命など、いろいろ問題を抱えるイランですが、両書とも歴史ある国の時の流れを感じられる紀行文で、現在のイスラエルや米国との戦争の影は見えません。こういう文学作品を読めば、今回のような攻撃をしようなどと思うことはないと思うのですが。

本日は出社しました

今日はあたしの誕生日です。

なんと、定年まであと二年となりました。もうそんな歳なのですね。光陰矢の如しです。

そして、例年、自分の誕生日は休暇を取ることが多かったのですが、外せないアポイントがありまして、今日は出社いたしました。

とはいえ、そんなに毎年休んでいたのかと考えてみますと、実はこの時季はツアーに出ていることが多くて、ツアー先のホテルで、デパ地下で買ってきたケーキを一人でいただいていることが多かったかもしれません。

まあ、いまさら誕生日だからと言って、何か特別なことをするわけでもないですし、ましてや平日なので、いつもどおりの日常が流れていくだけです。