Rockfield's Diary

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フェア、やってます!

既に昨年のうちにスタートしていますが、南大沢の東京都立大学生協で、あたしの勤務先のフェアを開催中です。この時季は試験などもあり、学生が学校に来る機会が減ってしまいますが、その一方で先生方が公費で書籍を買える年度末になるので、売り上げも期待したいところです。

そして都立大生協に続いて、年明けからは中央大学生協でもフェアが始まりました。写真は、開催中のフェアの模様です。これだけの規模のフェアは久しぶりですね。

分厚くて、値段もそこそこ張ってしまう書籍から、比較的お手軽な語学書まで、ほぼすべてのラインナップが並んでいます。先生、学生、そして職員の皆さまに是非立ち寄っていただければと思います。

ところで、この中央大学生協のフェアを見に行ったら驚きました。なんと、お隣では岩波書店のフェアが開催中だったからです。畏れ多くも天下の岩波書店さんと同時開催とは、気恥ずかしいものです。

売り上げでは岩波書店には勝てないと思いますが、逆に岩波書店のフェアを目当てで来店した方が、うちのフェアにも目を向けてくれると嬉しい限りです。フェアの終了はどちらも同じなので、少しでも食らいついていければなあ、と思っています。

それにしても各大学、コロナが明けてキャンパスに学生が戻ってきて、かつての賑わいが復活していますね。だからこそ、こういうフェアも実施できるわけで、フェアの開催は他の大学にも広がっていくだろうと思います。

今日から公開?

映画というのは、たいてい金曜日から公開になりますね。本日19日金曜日から公開になったのは実写版の「ゴールデンカムイ」です。

コミックもアニメも大ヒットした作品なので実写版はどうなるでしょう。コミック原作が好きだった方の中には実写を嫌う人もいるかと思います。その一方、コミックやアニメは読まないし見ないけど、出ている役者さんが好きだから実写映画は見てみるか、という方もいるかと思います。

そしてコミックが売れに売れていたころから、それにつられて売上を伸ばしていたのが、あたしの勤務先が刊行している『ニューエクスプレスプラス アイヌ語』です。著者の中川先生が「ゴールデンカムイ」のアイヌ語とアイヌ文化の監修をされているので、コミックの参考文献にも本書が載っています。

その影響たるや絶大なもので、売上がそれ以前の2倍から3倍に跳ね上がりました。やはり作品を見て読んでアイヌ語に興味を持った方も多かったのでしょう。本書にはCDも付いていますし、CDプレーヤーを持っていない方には音声アプリでのダウンロードにも対応していますので、アイヌ語を耳で味わうことも可能です。

そしてもう一点、こちらは2021年に刊行したものですが、『第七師団と戦争の時代』です。タイトルだけ見ると、「これがなにか?」と思われる方も多いでしょう。しかし「ゴールデンカムイ」に馴染んでいる方であれば「第七師団」という単語に反応せざるを得ないようです。

今回の映画のサイトにも「杉元&アシㇼパVS.第七師団VS.土方歳三」と大きく書かれています。三つ巴の闘いの一角を「第七師団」が占めているのです。そして「第七師団」を扱った手軽な書籍がないこともあり、「ゴールデンカムイ」ファンの間で本書が読まれているようなのです。

そういうわけで本書も、もちろん日本史の棚に置かれている本ではありますが、「ゴールデンカムイ」を推している書店では、コミックと一緒に並べているところも多かったと聞いています。もちろん上掲の『アイヌ語』もです。

今回の実写版映画公開に合わせて、コーナーを作っている書店がありましたら、改めてこの二点の展開をよろしくお願いいたします。

今日の配本(24/01/18)

清朝滅亡
戦争・動乱・革命の中国近代史一八九四―一九一二

杉山祐之 著

日清戦争から宣統帝退位に至るまで、個性豊かな主役・脇役の人物像に焦点を当て、激動の時代を生き生きと再現した壮大なドラマ。