Rockfield's Diary

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似て非なるもの

あたしの勤務先の、売れ行き良好な語学参考書の一つに『今日からはじめる台湾華語』というのがあります。中国語の語学書はカラフルで安いものがたくさんある中、本書は決して安いものではありません。しかし、売れているのです。

ところが、最近書店の店頭でこんな本を見かけました。

『今日から話せる台湾華語』です。正式には『小飛さんの今日から話せる台湾華語』というらしいのですが、パッと見には「小飛さんの」が目立たないので、非常によく似たタイトルの語学書です。

どちらも台湾華語の本ですから、書店ではすぐそばに置いてあります。装丁も異なると言えば異なりますが、赤系の色合いですから、うろ覚えで買いに来たら迷ってしまいそうですね。

今日の配本(21/11/12)

外国語の水曜日再入門

黒田龍之助 著

外国語は楽しい。水曜日の夕方、著者の研究室に学生がだんだんと集まりはじめる。そこでは誰もが外国語の学習をしている。発音練習をするユーラ、辞書を引くサーシャ、新たな文字を嬉しそうに書くスラーヴァ、練習問題を黙々と解く者などなど。この研究室には言語を学ぶ魅力があふれている。この本は、さまざまな言語と取り組んだ著者みずからの学習体験も交えながら、外国語学習の醍醐味を伝える、にぎやかで愉快な一冊。やっぱり外国語は楽しい。巻末に「ラテン語通信」を増補。

ロシア語の余白の余白

黒田龍之助 著

ロシア語は楽しい。でも、思うように勉強がはかどらないときもある。学習者の先輩でもある先生は学習者の気持ちがわかるからこそ、授業中に挟み込む脱線や雑談をとおして、外国語学習の魅力に改めて気づかせてくれる。効率とはほど遠い「余計な話」はなぜだか忘れられない。著者自身が学習のなかで気づいた点や体験したこと、教えながら感じたエピソードの数々を惜しげもなくまとめたエッセイ集。やっぱりロシア語は楽しい。巻末に「ベラルーシ語の余白、あるいは白学事始」を掲載。

ヒュパティア
後期ローマ帝国の女性知識人

エドワード・J・ワッツ 著/中西恭子 訳

ヒュパティアは4世紀後半~5世紀初頭、ローマ帝国のアレクサンドリアで、優れた数学者・哲学者として弟子から政界と宗教界に要人を輩出しつつも、キリスト教徒の政治的対立に巻き込まれて415年に非業の死を遂げた。本書はその生涯に加えて、死後まもなくから21世紀にいたるまでの伝説と受容の長い歴史を紹介するとともに、ともすればそれらに埋もれがちな、彼女が実際に成し遂げたこと、その時代において達成したことは何なのかを考察する。

追悼、哀悼、惜別

瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。来年は100歳だと、ご自身も楽しみにされていたことと思いますが、残念です。

実はあたしの勤務先では、寂聴さんの評伝を出しているんですよね。

まずは『寂聴伝 良夜玲瓏』です。寂聴さんの信頼厚い齋藤愼爾さんが、まだお元気なころの寂聴さんに取材してまとめられたもので、寂聴さんもこの評伝をたいそう気に入ってくださっていました。

そして、もちろんまだまだ寂聴さんはお元気で、数年後に斎藤さんは、その続編とも言うべき評伝をまとめられ、それが『続・寂聴伝 拈華微笑』です。

こちらの刊行が2017年でしたので、もう4年前のことになります。当時の寂聴さんはまだまだ矍鑠とされていましたが、その後は体調を崩されたりといったニュースが飛び込んでくることが多くなりました。それでも世の中に対する辛辣な批評眼は健在で、老いてますます意気盛ん、と感じていました。

寂聴さんが亡くなられた今、改めて繙いていただきたい一冊、否、二冊です。

第8回年末年始は本の街 神田神保町で人文書

昨日の朝、開店前の店内で設営を終え、今年も無事にスタートしました。

何がって? 三省堂書店神保町本店の恒例フェア、「第8回年末年始は本の街 神田神保町で人文書」です。年の瀬が近づくとこのフェアが恋しくなる本好きの方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

既に人文会各社のツイッターでフェアが始まったことが続々とツイートされています。二ヶ月間のフェアですので、お時間のある時に是非お運びください。

たまらんぜ!

寺田蘭世の写真集『なぜ、忘れられないんだろう?』、落手です。

寺田蘭世と言っても、ほとんどの人は「誰のこと?」という感じなのでしょう。寺田蘭世は乃木坂46の二期生です。来月12日で卒業を発表していますので、これは卒業記念の写真集ですね。

通常版の他に、楽天限定カバー、セブンネット限定カバーと、結局三種類買ってしまいました(汗)。だって、蘭世、好きなんですもん。

ただ、世間的にはと言いますか、乃木坂ファンの間では、この写真集はそれほど売れないだろうと言われています。寺田蘭世の知名度もともかく、蘭世は「胸がない」ので売れないのだそうです。

やはり、世の男性というのは胸の大きい女の子が好きなんですかね? まあ、西野七瀬という例外もありますが、これまでの乃木坂46メンバーの写真集の売り上げを見ていると、確かにそういう面はあるようです。

でも、あたしは華奢好きで、胸なんてない方が(という表現は語弊があるかしら?)断然好きなのです。ですから、メンバーで言えば若月佑美がずっと推しメンでしたし、この蘭世もちっちゃくて、細くて、あたしのドンピシャなタイプなのです。もちろん容姿も。

だから、この写真集も売れて欲しいなあと思うのです。