密を避けるとは?

在宅ワークを、比較的積極的に推奨していたあたしの勤務先ですが、世間の流れも鑑み、少しコロナ以前に戻していこうという動きがあります。どうしても、書籍というブツを扱う仕事上、すべてを在宅ワークで済ますこともできず、この措置は致し方ないことだと思っています。

ただ、個人的に、密を避けるとはどういうことなのか、ふと考えてしまいました。世間では、政府などが「三密(密集、密接、密閉)」を避けましょうと呼びかけています。テレビでも感染症の専門家などが同じように言っています。

そのためにはどうするか。できるだけ外出を控える、というのが一番よいのでしょうが、日常生活がありますから、そういうわけにもいきません。もちろん、買い物もすべてネットショップで済ませ配送してもらう人もいると思いますが、食料品などはスーパーで実際に見て買いたいものです。

日常生活においては、そういう最低限の外出に抑えるとして、出勤についてはどうなのでしょう。あたしの勤務先も在宅ワークを推奨していたのは、密を避けるためですが、その密って、どこの誰の密なのでしょう? 勤務先という職場の密を避けるのであれば、それこそ出勤は最小限にすべきだと思います。もちろん業務を回していかなければなりませんから、常時どのくらいの人数が出勤していないとならないかは考慮しないとならないでしょう。

ただ、出勤するという行為が密ですよね。コロナ以前よりはるかに空いているとはいえ、通勤電車に乗っている人数は十分密だと言えなくもありません。もちろん、できるだけ窓を開け、みんなマスクをして、ほとんど喋る人もいないので飛沫が飛ぶこともほとんどないですから、言うほどに危険ではないのかも知れません。

仕事柄やむを得ない書店回りも、実際に書店の方は「マスクしていただければ問題ないですよ」と言ってくださる方がほとんどですが、やはり中には「来て欲しくない」と思っている方もいるはずです。まあ、書店員さんの場合、不特定多数のお客さんが来ますし、中にはマスクをしていない人もいるみたいなので、そんな環境であれば、出版社営業の来訪なんて大した脅威ではないのかも知れませんが。

結局のところ、どの程度の三密回避をしていればよいのか、誰も明確なことを語ってくれないので、各自が判断するしかないわけですよね。その各自というのも、ふだんから健康な人もいれば持病のある人もいます。年齢による差も大きいでしょうし、一人暮らしなのか、幼児や年寄りと同居しているのか、といった違いもあります。それぞれがそれぞれの基準で判断しているので、誰もが正解であり、誰もが不正解という状態なのでしょう。

とりあえず、あたしの勤務先、営業部は来週からは在宅を週一日とすることになりました。世間の感染状況も見ながら臨機応変に対応していく状況がしばらくは続きそうです。

2020年10月17日 | カテゴリー : Rockfield Diary | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

ハロウィンが終わったら!

今月末はハロウィンです。「ハロウィン」なのか「ハロウィーン」なのかはどうでもよいですが、今年はコロナもあって、どんな感じになるのでしょう? 少なくとも渋谷の喧騒は、今年はないですよね?

そんなハロウィンが終わると、世間の関心はクリスマスに移ります。書店でもプレゼントブック、ギフトブックのコーナーが作られたりします。そんなコーナーの一角においていただきたいのがこちら、『クリスマスの文化史』です。

この季節になると受注が伸び、書店店頭で見かける機会も多くなります。もし在庫が切れていましたら、この時季だけでも補充していただければ幸いです。