今日の配本(25/08/22)

第七問

リチャード・フラナガン 著/渡辺佐智江 訳

終末的未来を描いた小説家、原爆開発の端緒を開いた物理学者、〈死の鉄路〉から生還した父と家族、流刑地だった国と人々の歴史を描く。

ドイツとロシアと東ドイツ

画像は昨日の朝日新聞夕刊です。

朝日新聞は先日から土曜の夕刊は廃止となりました。日曜祝日は以前から夕刊がありませんでしたので、夕刊は平日のみとなります。そして、こういう盆休みに入ると「休みの日じゃないの?」という気持ちになってしまうので、夕刊が配達されるとちょっとした違和感を覚えてしまうのも事実です。

そして話は戻って昨日の夕刊です。「にじいろの橋」というコーナーで伊豆田俊輔さんが寄稿されています。同氏の訳書として挙がっている『ドイツ=ロシアの世紀』はあたしの勤務先から刊行されています。

ちなみに正式には『ドイツ=ロシアの世紀1900-2022』というタイトルで、年代が後に付きます。それに上下本なのです。それぞれが400頁弱、なかなかのボリュームです。また伊豆田さんには他にも『東ドイツ史1945-1990』という訳書もあります。ドイツ、特に東ドイツ史の専門家としての真骨頂です。

戦後の歩みについて日本とドイツの比較はしばしば行なわれるものですが、こうして改めて語られると気づかされることが多いですね。

なんと2点も

本日の朝日新聞読書欄、予告どおり『ナチ時代のドイツ国民も「犠牲者」だったのか』が載っていました。

考えてみますと、あたしの勤務先ってドイツ史の本が比較的多いですね。今月後半には『ホロコーストを知るための101の質問』という新刊も刊行になりますし、そもそも上下巻の巨冊『ヒトラー』なんていうのも刊行しているくらいですから。

ところで本日の読書欄は上記だけでなく、新書の紹介コーナーで文庫クセジュの新刊『環境地政学』も取り上げていただきました。地政学と名の付く書籍はこの数年非常に多くなっていますが、環境と地政学というのはこれまでなかったのではないでしょうか。環境問題も現代社会では非常に大きく重要な問題ですから関連書籍の多いジャンルです。この両者が合わさった本書は、やはり気になる一冊なのではないでしょうか。

今日の配本(25/08/08)

ゲーテ「若きヴェルターの悩み」をドイツ語で読む[音声DL版]

林久博 監修

『若きヴェルターの悩み』は、ドイツの文豪ヨハン・ヴォルグガング・ゲーテの25歳の時の作品で、1787年に改訂版が刊行されました。青年ヴェルターが婚約者のいる女性シャルロッテに恋をし、その想いを綴った青春小説として現在でも広く読まれつづけています。今回の対訳では原書から58の場面を精選し、ドイツ語原文の語注や読解のポイントを添えてあります。