
中世の写本の隠れた作り手たち
ヘンリー八世から女世捨て人まで
メアリー・ウェルズリー 著/田野崎アンドレーア嵐 監修/和爾桃子 訳
テクストの作者から埋もれた本の発見者まで、中世の写本文化を支えてきた有名無名の男女の人生と作品を、カラー口絵とともに読む。
メアリー・ウェルズリー 著/田野崎アンドレーア嵐 監修/和爾桃子 訳
テクストの作者から埋もれた本の発見者まで、中世の写本文化を支えてきた有名無名の男女の人生と作品を、カラー口絵とともに読む。
小黒康正 著
トーマス・マンが主人公カストルプの7年間に及ぶ結核療養所での滞在を描く。本書は原語でこの山に挑むための登山ガイド。
李立峯 編/ふるまいよしこ、大久保健 訳
「指揮組織なき運動」はどのようにして100万人規模にまで拡大したのか。雨傘運動から続く社会の意識変容を多様な視点から解き明かす。
日常の営業活動では注文書が必需品です。その注文書を持ち歩くのには、A4判のルーズリーフを使っています。30穴のクリアリーフを取り付けて、そこに注文書を収納するのです。
ところで、あたしが学生時代はA4判よりもひとまわり小さいB5判のルーズリーフを使っていましたが、クリアリーフもポケットが半分くらいのものがもっとあったように思います。クリアリーフだけでなく、厚紙というのでしょうか、封筒のような用紙のハーフポケットもありました。
この半分のポケットって、注文書の出し入れにはとても使いやすくて重宝するのですが、文具店で探してもほとんど見当たりません。現在はで販売されていないのでしょうか。
この手のポケットは使っているうちに、端っこが切れてきて、注文書がストンと落ちてしまうので、定期的に新しいのと取り替えないとなりませんが、ハーフポケットのものが見つからないので、ほぼほぼクリアリーフになってしまい、個人的には非常に使いづらい思いをしております。
どうしてなくなってしまったのでしょう。というよりも、あたしが学生のころに比べて、文具店のルーズリーフのコーナーってずいぶんと縮小されていませんか。そんな気がします。
マチルド・ローラン 著/関口涼子 訳
カルティエの社内調香師が、あなたの感性を磨く! みずみずしい記憶をよみがえらせる、全13章からなる「香りを感じるための哲学」。
新しい書店がオープンするというニュースよりも、書店閉店の報せの方が多いような気がするこの数年。書店のない自治体がニュースで取り上げられるほど、書店の減り方は深刻なようです。ただ、他の業界と比べるとどうなのでしょうね。書店だけが特殊なわけではないと思うのですが。
新しい書店のニュースと言えば、先日大々的に報じられていた麻布台ヒルズに大垣書店が出店しました。大垣書店は京都を地盤とする書店です。その京都には中心部の四条河原町に蔦屋書店がこの秋オープンしましたね。
これらはむしろ稀な例であって、書店で景気よさげに取り上げられるのは、いわゆる独立系書店ばかりな気もします。お客としては面白いと思うものの、やはり街の本屋にもっと頑張ってもらいたいと思います。
そんな中、あたしが担当している東京の西へ延びる大手私鉄・京王線沿線で閉店のニュースが続けざまに飛び込んできました。その一つが啓文堂書店明大前店です。駅ビル内の小さめの書店ですが、明大前には他に本屋がないと思うので、近隣の人は困ってしまうのではないでしょうか。
そしてもう一つは、明大前からもう少し西へ、京王線で数駅乗ったつつじヶ丘駅前にある書原です。書原と言えば阿佐ヶ谷のお店が全国的に知られたお店でしたが、かつては多くの店舗が都内各地にありました。最後の一軒だったのですが、ここが閉店するということは書原がなくなってしまうということです。
実は、書原という書店はあたしが初めて行った書店なのです。営業に、という意味ではありません。生まれて初めて、自分で財布を持って本を買いに行った書店、という意味です。小学生の時から住んでいた杉並区の高井戸(これは京王グループですが京王線ではなく井の頭線です)駅は、高架下が商店街になっていて、そこに書原(当時は広和書店という屋号)があったのです。歩いて10分程度のところに住んでいたので、しょっちゅう書原には行っていましたし、時には本も買っていたのです。
最初の書店体験が書原というのは、今にして思うとなかなかディープだったと思いますが、それがあたしの人生にどういう影響を及ぼすことになったのか、それは今もってわかりません。しかし、そんな思い出の書店もずいぶん前に閉店していて。たぶん高井戸には新刊書店は一軒もないのではないでしょうか。本屋のない自治体も深刻な問題ですが、周辺人口比で考えた場合、東京など大都市の書店不足の方がもっと深刻なのではないかと思っています。