今日の配本(23/02/28)

講義 アメリカの思想と文学
分断を乗り越える「声」を聴く

白岩英樹 著

私たちはなぜ学ぶのか? そしてどう生きるべきか? エマソンからホイットマン、アンダーソンまで米文学を通して考える白熱授業!

鄙の宿[新装版]

W・G・ゼーバルト 著/鈴木仁子 訳

ジャン=ジャック・ルソー、ローベルト・ヴァルザーなど「魂の近親者」であった作家と作品への共感。解説:松永美穂 【カラー口絵6点収録】

今日の配本(23/02/24)

JFK(下)
「アメリカの世紀」の新星 1917-1956

フレドリック・ロゲヴァル 著/高月園子 訳

1963年11月22日にテキサス州ダラスで暗殺された第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディ(1917-63)――本書はその生涯を描いた本格評伝の前篇で、出生から大統領選出馬の決意を固めるまでの39年間の道のりをたどったノンフィクションである。ピュリツァー賞受賞の歴史家が膨大な史料を渉猟し、伝説と化したJFKの実像に迫った評伝の決定版。

クルーゾー

ルッツ・ザイラー 著/金志成 訳

1989年夏、東ドイツで⽂学を学ぶエドは、恋⼈を事故で亡くして絶望し、人生からの逃亡を決意する。向かったのはバルト海に浮かぶ小さな島、ヒッデンゼー。対岸にデンマークを望むこの島は、自由を求める人々の憧れの地だ。島に到着したエドは、さしあたり⼀夏を過ごそうと「隠者亭」の⽫洗いの職に就く。実質、島はクルーゾーというカリスマ的な男によって統治されていた。強烈な影響力で周囲を動かすクルーゾーに、エドは畏怖と憧れを抱く。やがて、クルーゾーは詩への情熱からエドを特別な存在として認め、二人は心を通わせ、深い絆で結ばれていく。だが、夏が終わり、秘かに国境を越えようと住人が一人また一人と去っていくと、平穏な日々に亀裂が……。

サミュエル・ジョンソンが怒っている

リディア・デイヴィス 著/岸本佐知子 訳

『分解する』『ほとんど記憶のない女』につづく、「アメリカ文学の静かな巨人」の3作目の短編集。内容もジャンルも形式も長さも何もかもが多様なまま自在に紡がれることばたちは、軽やかに、鋭敏に「小説」の結構を越えていく。作家が触れた本から生まれたミニマルな表題作「サミュエル・ジョンソンが怒っている」をはじめ、肌身離さず作家が持ち歩くという「小さな黒いノート」から立ち現れたとおぼしき作品など、鋭くも愛おしい56篇を収録。

併売&併読推奨?

新潮選書の『貴族とは何か』を購入しました。タイトルだけですと、どこの国(?)、どの時代(?)、という疑問を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、著者名とサブタイトル「ノブレス・オブリージュの光と影」を見れば、英国を中心とした西洋世界の話だということが予想できるのではないでしょうか? 内容紹介には「古代ギリシャから現代イギリスまで、古今東西の貴族の歴史」とありますので、必ずしもイギリスに限らないようです。

ところで「ノブレス・オブリージュ」と聞けば思い出すのがこの一冊、『ノブレス・オブリージュ イギリスの上流階級』です。こちらは、あたしの勤務先の刊行物です。非常に好評で版を重ねた一冊です。

そしてこの二冊、なんとなく正題と副題を入れ替えた、双子の本みたいな感じがしませんか。ドラマ「ダウントン・アビー」や「エマ」などのヒットもあって、英国はじめとした貴族社会に関する関心がここ数年高まっていることから、こういう書籍の刊行が続いているのでしょう。

考えてみますと、庶民出身の女の子とお金持ちの貴公子との身分を超えた恋愛模様というのは、手を替え品を替えて小説やマンガ、ドラマで描かれてきたので、潜在的に貴族や高貴な身分に対する憧れというのがあるのでしょうね。だから、本が出るわけで、そしてそれなりに売れるのでしょう。

というわけで、この二冊、片方を持っている人、読んだことがある人であれば、もう一方にも興味を持つのは間違いないでしょう。刊行の順番からして、既に『ノブレス・オブリージュ』を購入した人が、こんど刊行された『貴族とは何か』に手を伸ばすことになるのではないでしょうか。

新潮選書ですと、そのレーベルでまとめた置かれているかも知れませんが、是非この二冊は一緒に並べていただきたいところです。

今日の配本(23/02/22)

文字の読み書きをしっかり学ぶ
タイ語の目[増補新版]

山田均 著

ちょっと複雑なタイ語の文字を、わかりやすい解説と愉快な例文でしっかり身につける画期的な一冊。カラフルな色分けで、それぞれの文字の役割が視覚的に理解できます。この文字と顔なじみになれば、タイの街角の看板だって解読可能です。また、タイ語のリズムや響きの感覚を養うために、調子のいい言い回しや表現、子供の遊びうたや詩文などを「タイ語の口」として増補しました。目や口からタイ語の魅力を満喫してください。おまけダウンロード音源付き。全身でタイ語を楽しもう!

多情所感
やさしさが置き去りにされた時代に

キム・ホンビ 著/小山内園子 訳

新型コロナウィルスの世界的な流行で生活は一変し、人と関わらない日々が普通になりつつある。今まであたりまえだと思っていたことが、決してあたりまえではなかったと思い知った著者が、日常生活を振り返り、自分がつらかったとき、困難に直面したとき、いかに他者の大小さまざまな「やさしさ」が自分自身を立ち上がらせてくれていたのか、しみじみと実感したエピソードが本書には詰まっている。

二点ほど刊行しております

今朝の朝日新聞で第4回大岡信賞の受賞者が発表されていまして、詩人の野村喜和夫さんが受賞されました。

 

見覚えのある名前だなと思いましたが、あたしの勤務先の著者でした。『花冠日乗』と『証言と抒情』を刊行しております。どちらも在庫ございますので、興味を抱いた方は是非手に取ってご覧ください。

今日の配本(23/02/17)

ネパール語の入門

野津治仁 著

『CDエクスプレス ネパール語』の改題新装復刊です。内容は基本的にそのままで、音声は付属CDからダウンロード式に変更しました。スマホやパソコンで手軽に聞くことができます。ネパール語は、多民族国家ネパールの国語(共通語)です。インドのヒンディー語やマラーティー語と共通のデバナガリ(デーヴァナーガリー)文字を用います。本書ではデバナガリに加え、ローマ字表記を並記して負担を軽減しています。身近になってきた隣人の言葉を始めてみませんか。

もう5年たったのですね

本日の朝日新聞夕刊に、劇団ナイロン100℃が結成30年を迎えたという記事が載っていました。

劇団ナイロン100℃と言えば、あたしの勤務先から『ナイロン100℃ シリーワークス』という本が刊行されています。この本は

「自分自身、そんなに長くは続かないだろうと思っていた。そうでなければ、こんな奇妙で長いペンネームを名乗るわけがないじゃないか」と語るケラリーノ・サンドロヴィッチ総監修のもと、ナイロン100℃の25周年を記念して刊行する、待望の完全ヴィジュアルガイドブック!

とあるように、劇団の25周年を記念して刊行されたものなのですが、あれからもう5年もたつのですね。時の過ぎるのは早いものです。