今日の配本(22/11/24)

スペインの家
三つの物語

J.M.クッツェー 著/くぼたのぞみ 訳

幼い頃から馴染んだ土地への“失われない”愛と惜別の思いが滲む短篇と、本邦初訳のノーベル文学賞受賞記念講演「彼とその従者」を収録。

タイ語のかたち[ワイド版]

山田均 著

タイ語の文字が解読できる、とびきり楽しい入門書。街にあふれる看板やメニュー、道ばたの落書きやチケット、路線図や王様の紋章などを素材にタイ文字に慣れてみませんか。タイ文字五十音表をもとに、自分の名前も書けるようになります。

著者に会いたい

このところ朝日新聞の読書欄で、あたしの勤務先の書籍が取り上げられることがなくて、少し寂しい思いをしていましたが、今朝の紙面ではこんな記事が載っていました。

『日本新劇全史』第三巻が刊行されたばかりの大笹吉雄のインタビューです。記事の端っこに書かれている価格を見て驚かれた方もいらっしゃると思いますが、誤植ではありません。本体価格で言いますと、第一巻と第二巻がどちらも30000円、そしてこの第三巻が38000円なのです。

函入りの立派な本です。ですから書店店頭で見かける機会は少ないかもしれませんが、見かけたときには是非じっくりご覧いただければと思います。

そして、朝日新聞の読書欄と言えば、実はこのところ人文会会員社の書籍の紹介もやや少なくなっているような気がします。こちらも非常に残念、否、由々しきことだと思っています。

本日も、いわゆる書評欄には人文会会員社の書籍は取り上げられていませんでしたが、ページをめくったところに、ご覧のように創元社と晶文社の書籍が取り上げられていました。ちょっとホッとしております。

そんな土曜日ですが、このダイアリーでも何回か、そして何年もご紹介している近所の銀杏の木。四本あるうちの二本が先に黄葉し、あとの二本が遅れて黄葉するのは例年どおりですが、今朝はこんな様子です。

もう緑と言うよりは、すっかり黄色、まさに黄葉です。落葉もしていますので、黄金色の絨毯が敷き詰められているようで、とてもきれいです。空も雲一つなく澄み渡っています。これくらい日差しがあると、昼間は寒くなく、心地よく過ごせますね。

ところで黄葉で思い出したのですが、わが家の近所、欅が多くて、いまは落葉の真っ盛りなのですが、欅は茶色くなるだけで、紅葉としてはあまりきれいではありません。そして近所にはもみじや楓が見当たらず、きれいな紅葉を見ることができないのです。

ナナカマドの真っ赤も憧れますね。近場で見られるところはないものでしょうか? 小金井公園へ行けばよいのでしょうか?

今日の配本(22/11/16)

女子サッカー140年史
闘いはピッチとその外にもあり

スザンヌ・ラック 著/実川元子 訳

本書は、英『ガーディアン』紙の女子サッカー担当記者が、紆余曲折をたどった女子サッカーの、未来への飛躍を提言する比類なき歴史書だ。英欧米の女子サッカーの歴史を中心に、社会における女性の権利獲得と解放に重ね合わせて描く、初の通史となる。数多の史料を駆使し、選手、監督、オーナー、研究者への取材も通じて、女子サッカーがエリートから草の根までどのように発展してきて、これからどう成長していくのかを、希望を込めて論じる。

今日の配本(22/11/14)

ヒトラー爆殺未遂事件1939
「イデオロギーなき」暗殺者ゲオルク・エルザー

ヘルムート・オルトナー 著/須藤正美 訳

「戦争を回避したかった」と供述した男は、質朴な家具職人で、単独犯だった。ナチの犯罪性を見抜き、世界の破局を確信していた暗殺者の生涯、事件の深層に迫り、歴史的評価を示す。

これくらいはフツーのことなのでしょうか?

何回もご紹介している近所の黄葉です。例年どおり、四本のうち二本が先に黄色くなってきました。毎年思うのですが、黄葉に時差が生じるのは何故なのでしょうね?

そして電信柱が邪魔だとか、電線を地中に埋設して欲しいとか、何度かこのダイアリーでも書きましたが、そういったものが写らない角度を探して撮ってみたのが右の写真です。如何でしょうか? 我ながらよい出来だと思っています。空に雲がないのがよい感じです。

さて話は変わって、先日書いた紀伊國屋書店新宿本店の件。3階のアカデミック・ラウンジで「渋谷教育学園渋谷中学高等学校 図書委員会の皆さんが選んだ<イチオシ洋書>フェア」が開催中です。中高の図書委員会がポップを書いて本をお薦めするという取り組みは、紀伊國屋書店に限らず多くの書店で見かける光景です。ですから珍しいことではないのですが、今回はちょっと驚きました。

まずタイトルをよく見てください、「洋書」なんです。あたしが高校の頃、洋書を手に取るなんてことはありませんでした。外国語に接するのは英語の教科書くらいでした。それなのに、ここの学校の図書委員の皆さんは洋書を推薦できるレベルなんですね。もう驚愕です。

そしてさらに驚いたのは展示されているポップです。なんと英語で書かれているのです。洋書を推薦するのだけでもすごいと思ったのに、さらにその推薦の辞が英語で書かれているなんて、どんな生徒たちなのでしょう?

リニューアルオープンです

紀伊國屋書店新宿本店は、長いこと耐震工事をしていました。3階の人文・社会のフロアがここしばらく閉まっていたのですが、ようやく工事も終わりオープンとなりました。

3階に足を踏み入れた瞬間、ぷーんと木の香りが漂ってきました。什器が一新されたのですね。新しい家に入ったときに、新しい畳の匂いを嗅ぐのに似た感じです。そして、長いこと新宿本店の3階を利用していたお客さんにとっては装いがガラッと変わってしまったので、最初は少し戸惑うかもしれませんね。でも、フロアは非常に明るくなりました。

さて、そんな同店の新装なった3階の一角で人文会のフェアが始まりました。写真はその様子です。会員各社のここ最近のヒット作が並ぶさまは壮観です。

ところで3階はトイレもきれいになったとか……

トイレの入り口にはこんなマークがありました。女性用トイレもほぼ同じデザインで、手に本を持った人文が描かれています。

このイラストを見たら、本を持ってトイレに入ってもよさそうな印象を受けますが、トイレの入り口扉にはしっかりと書かれていました、清算前の商品を持ち込むことはできないと。しかし、このイラストを見たら誤解を招きそうな気がします。

それは揚げ足取りかもしれませんが、こういう場所のトイレ、やはり日本はまだまだジェンダーフリーにはならないのですね。海外ドラマなどを見ていると、トイレに男性用も女性用もない場面が散見されるので、日本も徐々にそうなっていくのかなあ、なんて思いました。